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おかし売り場は俺たちのディスニーランド

世の中のおかしは2種類に分けられる

おかしが好きな成人男性です。

もっと言うと、コンビニに並んでいる100円そこらで買えるチューイングキャンディーやラムネが好きな25歳男です。

隙あらば森永ラムネを貪り食らい、目を盗んでぷっちょをもちゃもちゃ噛んでいました。(包み紙を細〜く畳むまでがセット)学生時代、見知らぬ後輩に陰で“ハイチュウ先輩”と呼ばれていたこともありました。

かれこれ10年以上、これら糖分と向き合ってきて気がついたことがあります。それは世の中のおかしは2種類に分けられるということ。ひとつはチョコ(カカオ)やフルーツ(果汁含め)など自然界に存在する味付けがされたもの。

もうひとつは添加物で○○風味に加工された自然界に存在しない味です。(ラムネ、グミなど)

僕は後者をたまらなく愛しているのです。どうか彼らのことをキライにならないでほしい。そんな思いでこの文章をしたためています。

添加物は化学の叡智

この話をすると多くの人が「身体に悪そう」と返してきます。

しかし、考えてみてください。この安全国家日本で、少し食べたくらいで発病リスクのある食品を販売できると思いますか?

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手にチョコが付かないという発明

身体に害を与えるのは食べ過ぎのときです。そしてそれは、どんな食べ物でも言えることです。現に僕は、約10年、1日ひと袋以上のおかしを食べ続けてきましたが、痩せ型、健康診断再検査なしをキープしています。

このリスクを乗り越えた先に待っているのは絶対的な美味しさです。

自然界に存在しない味ということは、人間によって生み出された味ということ。つまり、ノイズのない、美味しさに全振りされた化合物のみが使用されているということです。

食べる好みさえ無視すれば、添加物まみれのおかしは完全食と言っても過言ではありません。(1番無視してはいけないが)それがコンビニに100円ほどで置かれているなんて、自分は幸福の国に生まれたのだなと、毎回思うのです。

10秒立ち止まるだけで通勤が少し楽しみになる

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ラムネ2大巨頭

眠い目を擦り、満員電車でミンチにされ、しがない日銭を稼ぐ毎日ですが、コンビニのおかしコーナーに立ち寄るだけで、気分が晴れてきます。

コンビニの商品サイクルは目まぐるしく、毎週のように新商品が入荷していて、違う店舗に行けば品揃えも変わる。

これは、メーカーのたゆまぬ努力の証です。配送会社の技術と誇りの成果です。そしてコンビニスタッフたちの「バイトだるぅ」の源です。いつも本当にありがとうございます。

いつ行っても新しい表情を見せてくれるおかしコーナーはまるで付き合って1ヶ月目のウブな彼女のよう。

笑ったり、怒ったり、照れたり。コロコロ変えるその姿にいつも目を奪われる。たった10秒でいい。いつもより少しだけ長くコンビニにとどまるだけで、毎日が甘く色づくのです。

【今日の一曲】ダンスグミグミ/POLYSICS

サウンド、語感を含めトータルでおかしを表現している楽曲はこれくらいのものだと思う。


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