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<おすすめ最新刊情報>〜7月小説・ラノベ編Vol.1〜

最新刊よりおすすめ作品を厳選紹介しております。また、youtubeでの情報発信もおこなっておりますので、よろしければチャンネル登録よろしくお願いします。

「競争の番人」新川帆立 (著)

公正取引委員会の審査官、白熊楓は、聴取対象者が自殺した責任を問われ、部署異動に。東大首席・ハーバード大留学帰りのエリート審査官・小勝負勉と同じチームで働くことになった。二人は反発しあいながらも、ウェディング業界の価格カルテル調査に乗り出す。数々の妨害を越えて、市場を支配する巨悪を打ち倒せるか。ノンストップ・エンターテインメント・ミステリー!

「氷の致死量」櫛木理宇 (著)

聖ヨアキム学院中等部に赴任した教師の十和子は自分に似ていたという女性教師が14年前に何者かに殺された事件に興味をもつ。彼女は自分と同じアセクシャル(無性愛者)だったのかもしれないと……一方、街では生まれついての殺人鬼・八木沼がまた一人犠牲者を解体していた。二人の運命が交錯するとき、驚愕の真実が明かされる!

「くるまの娘」宇佐見りん (著)

17歳のかんこたち一家は、久しぶりの車中泊の旅をする。思い出の景色が、家族のままならなさの根源にあるものを引きずりだす。

「俺ではない炎上」浅倉秋成 (著)

ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも。ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。

「入れ子細工の夜」阿津川辰海 (著)

古書の街に現れた古風な探偵の秘められた目的とは? 禁断の「犯人当て入試」狂騒曲! 秘密を暴露された作家、いや、捏造された作家、嘘と真実が裏返り続ける入れ子細工の二人劇! 学生プロレスの覆面レスラーがコロナ禍にマスク着用で大集合、もはや本人確認、不能?……本格ミステリの極限を探る、濃縮された4編

「夜に星を放つ」窪美澄 (著)

婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。

「残心 凜の弦音」我孫子武丸 (著)

翠星学園高校3年生・篠崎凜。弓道ひとすじで弓道部主将となった凛は、自分の進む道がわからなくなる。凛はさまざまな人々や事件とぶつかりながら、悩んで悩んで成長していく! まっすぐに生きている凜が、人と人のつながりの大切さに気づき、少女から大人になろうとあがく姿を活き活きと描く、たのしくて胸にくる、青春ときどきミステリー小説!

「まよなかの青空」谷瑞恵 (著)

東京タワーで働く竹宮ひかる。ブラック企業の営業、森沢達郎。親の抑圧のもとで育った幼なじみ同士は中年手前で再会する。過去から抜け出せない二人は、大切な思い出の中の人物、修学旅行の特別列車「あおぞら号」に乗っていた「ソラさん」を探し始める。厳しいリアルを生きる大人に贈る現代のファンタジー。

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