落合陽一さんと古市憲寿さんの対談について考える。

今話題の落合さんと古市さんが対談がネット上でバスっている。個人的には落合さんの未来を見て行動している、発信している点について強く共感している反面、古市さんについては懐疑的な思いがある。自称社会学者としてコメンテーターとしてよくテレビにも出ており、著書もビジネス書だけでなく小説まで出版している。ただ、古市さんがちょうど学歴ロンダリングの為に大学院に行き始めた頃にピースボード関連でひろゆきさんに論破されていた頃の発言を知っているだけに最近の注目具合には少し笑いが出てくるレベルである。

個人的な好き嫌いがあるかもしれないが、未来が見えてる落合さんとその場のベターな選択をする古市さん。正直、古市さんは自称社会学者であるのでショーンKさんのような無難な意見で乗り切ってるだけで落合さんのように先進的な話をしているわけではないんだよね。テレビ番組のコメンテーターであればまだしも、こうやって対談形式を文字で起こすと本当に中身がない事が見えてしまうよね。

今回議論されている中で注目ポイントは社会保障費の部分である。これにはネット上でも賛否両論となっている。結局、社会保障費の削減をやれば選挙に影響が出る。そのリスクから社会保障費削減は実質的に手をつけず、負担増を増税と国債で乗り切ろうとしている。問題の先送りでしかないわけだから早く決断をするしかないんだよ。年金医療費双方の負担をどう削減するのか。年期制度廃止と安楽死制度の議論を本格化させない限り日本はデフォルトまでいかずともどこかで限界点が来ることは確実。

ただ、個人的には安楽死の是非を医療費の問題併せて議論にならざる得ないのはよくはないと思う。安楽死尊厳死は倫理的道徳的な議論、人権として選択肢に設けるか否かで議論すべきであり、医療費削減の為に導入しようというのは異なると思う。

ここから先は

268字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポートいただきありがとうございます。サポートのおかげで今後の活動につなげていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。