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抑うつ談義【Part3】自己理解の重要性

さて、短編シリーズ第3弾では”自己理解”について綴りたい。
【Part1】でも述べたように、苦しんでいる方こそ”現状の理解”が必要と感じる。
本シリーズでは一貫して”ポジティブ論”を根底としている。
ポジティブ論と聞くと「結局根性論かよ」みたいなイメージを抱く方がいるかも知れないが、そうではなくあくまで”論理的”に進めていきたい。
論理的に考えるにあたって、欠かせないのが本日語る【自己理解】なのである。

今日、多くの人が”メンタルヘルス”について悩まされている。
最たるものが”うつ病”。人口の5~7%が生涯の内、罹患すると言われており、”適応障害”や”不安障害”も合わせるとさらにその数は多くなる。
また、グレーゾーンで病院に通っていない潜在患者も合わせると決して”自分には無関係”と思えない結果となった。

独断と偏見ではあるが、”抑うつ”や”うつ状態”の殆どは”適応障害”が原因ではないか、と思う。
過剰なストレスが解消できず、自分のキャパを超えてしまう。
うつ病の定義は”原因がはっきりわからない”事だ。
逆に適応障害は”原因がはっきりしている”との事。
大体はメンタルダウンのきっかけがあるのではないだろうか。

まず、ここで気を付けたいのが診療だ。
もちろん医者はその道のプロ。ある程度信用も必要だ。
しかし、精神科医のアプローチ法はある程度マニュアル化されている。
うつ状態の患者にはとにかく薬の処方を進め、効かなければ薬を変える・増やす。
特に原因究明のメンタルそのものに対するアプローチを掛ける医者は少ないのではないだろうか。

そもそも適応障害とうつ病はアプローチが異なる。
だけれども、その症状が酷似している事からプロの医者でもその判別は容易ではない。
適応障害は、ストレス因の除去
うつ病は服薬で、脳機能異常を改善するというのが有効対処法である。
ここは本人がしっかり判断するしかない。
勿論、心身症状が強い時は一時的に服薬するのもアリだが、長期的に根本解決に至らないケースが多いのだ。
結論から言うと、私は服薬は全く効果が無かった。
自分でもわかっていたが”適応障害”だったのである。
だから、薬は最低限とし徐々に減薬した。
結局、根本解決したのは”環境変化”であった。

「うつ病は治らないよ~」と言われるのは、原因の排除が出来ず(職場を変える等が出来ず)、我慢しながら服薬を続けないといけないといった方が多いのではないかと考察する。

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