「テレワークをそろそろやめたいなぁ」と思う会社はこうすればいい
ロッシーです。
今のところコロナ感染者が増加する気配はありません。
この状況では、「そろそろテレワークやめて通常出勤に戻したいな」と思う会社も多いのではないでしょうか。
でも、それはそれで悩ましいところです。
これまでテレワークをしていた社員にとっては、テレワークが日常になってしまっていますし、それで仕事も支障なくできていたわけです。
それを通常出勤に戻すとなれば、
「なんでテレワークをやめなきゃならないんだ!」
と反発を招く可能性は高いでしょう。
ではどうすれば良いのか?
簡単です。
もっとテレワークをさせればいいのです。
「遠慮なく、どんどんテレワークをやってください。」
と社内にアナウンスをしてください。会議も出張も極力リモート会議をさせるようにしましょう。
当然、このやり方であれば社員からの反発を招くことはありません。彼らは喜んでこれまで通りテレワークをどんどんするでしょう。
「あれ?テレワークをやめさせたいのにこれでいいの?」と思う人もいるかもしれません。
でも、それでいいのです。
どんどんテレワークをさせることが目的なのです。
どんどんさせれば、人間いずれ飽きがくるものです。
そうなればしめたもの。
「たまには出社したいな」と思うものです。
人はバランスを保とうとするものですから、ずっとテレワークをすることはなんだかんだいってもストレスになるのです。
テレワークというものは、沢山やればやるほど、そのデメリット面にも気が付くものです。日常生活は単調になりますし、運動不足になります。決して良いことばかりではないのです。
「そんな方法で本当にうまくいくのだろうか?」
と不安になるかもしれませんが、だからといって無理やりテレワークをやめさせて反発を招くのは得策でしょうか?
それよりも、このやり方のほうが長期的には会社の利益になるでしょう。
仮にうまくいかなかったとしても、それで業務が支障なく回っているのであれば、何も問題はないはずです。
人は、他人から無理やり強制されても、それに従いはしますが納得はしません。面従腹背するだけです。
でも、自分自身の思いであれば、一番納得感を得やすいものです。
『老子』にこんな言葉があります。
何かを縮小させようと思うならば、まずそれを拡大させると良い。
何かを弱めようと思うならば、まずそれを強くさせると良い。
何かを衰退させようと思うならば、まずそれを繁栄させると良い。
何かを奪おうと思うならば、まず何かを与えると良い。
これと同じで、テレワークをやめさせたいのであれば、もっとテレワークをさせると良いということです。
ぜひお試しあれ。
物事は自然にバランスをとろうとします。
だから、自然に任せましょう。
Thank you for reading!
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