見出し画像

【命を大事に】サラリーマンはいつでも「リレミト」を使える

ロッシーです。

サラリーマンの最強の武器とは何でしょうか?

それは、高いスキルやコミュニケーション能力ではなく、

「会社を辞められること」です。

いつでも辞められる

サラリーマンは会社と雇用契約をしている立場ですが、その契約は固定的なものではありません。辞めたくなったら雇用契約を解消して辞めることができるのです。

どんなにブラックで悲惨な職場であっても、ドラクエの「リレミト」(洞窟などから一瞬で脱出する呪文)と同じように、

「辞めます!」

という呪文を唱えれば、暗いダンジョンから青空のもとに一気に抜け出すことができるのです。そして、この呪文は、サラリーマンならデフォルトで装備されているのです。

※もちろん就業規則には、「30日前に会社に連絡しなければならない」などと書いてありますから、それは守らないといけませんけど。

「辞めようと思えば辞められる。」

これを当たり前だと思っている人も多いと思いますが、これってすごいことなんですよ。

もしそれができなかったとしたらどうでしょう?

ブラック企業に万一入社してしまって、しかも辞めることができないとしたら?想像しただけでも恐ろしいですね。昔の奴隷と同じですよ。

日本という国で働ける幸せ

世界には、まだそういう国がたくさんあります。親が自分の娘を金のために業者に売り払い、その子は性奴隷として一生死ぬまで働かされる、なんていうことがいまだに起こっているのです。

そう考えると、基本的人権が尊重されている日本と言う国で働けることに感謝しないといけませんね。

どんなにアホな上司や同僚ばかりの職場であっても、どんなに過酷で悲惨な労働環境であっても、「辞めます」という呪文を唱えれば辞められるのですから。

呪文を忘れてしまう

でも、毎日自分の時間がまったくないほどハードな労働ばかりしていると、その呪文を自分が使えること自体を忘れてしまいます。過酷な労働をずっとしていると、だんだん頭がマヒしてしまうのです。

そうして、いつしか自殺してしまうのです。もし「辞めます」という呪文を唱えられたら、救えた命はたくさんあったと思います。

だから、どんなに大変な状況であっても

「自分はリレミトを使えるんだ。」

ということだけは忘れてはいけません。そしてその呪文を唱えるためのMP(マジックポイント)は取っておかないといけません。

辞めていいんです

会社はいつでも辞められるし、辞めて全然いいんです。単なる契約の解消なのですから、逃げでもなんでもありません。

「就活を一生懸命頑張って入った会社だから」

「自分で選んだ会社だからやり遂げないと」

「辞めたら生活が心配だから」

そんなことにこだわってはいけません。

「諦めたらそこで試合終了だよ」という安西先生のセリフも関係ありません。

辞めたとしても、別に自分の人生を諦めたわけではありません。人生という試合はまだまだ続くのですから。

逆に、そんなことにこだわって、自分の人生を終わらせてしまうようなことがあれば、それこそ人生を諦めたのと同じになってしまいます。

辞めたとしても、それは単に仕事をする場所が変わるだけです。また別の場所でやり直せばいいのです。

他人のビジネスのために働いている

サラリーマンが心がけておかないといけないことがあります。それは、

「自分は、他人のビジネスのために働いているんだ。」

ということです。

サラリーマンは、会社のオーナーでもなんでもありません。他人が作った会社のビジネスを儲けさせるために労働を提供しているだけです。

だから、あなたの会社でもなんでもないんです。

よく、「オレの会社はさぁ~」とサラリーマンが言っていますが、それも厳密にいえばおかしな言い方です。あなたの会社ではないんですから。正確には、「オレの働いている会社はさぁ~」と言わなければなりません。

単なる言葉使いの問題かもしれませんが、そういうことは冷静に線引きをしておかないといけません。でないと、「会社=仕事=自分」になってしまいます。

もちろん仕事をきちんとやることは大事です。なぜならあなたはそのために給料をもらっているのですから。でも、仕事は仕事、会社は会社、あなたはあなたです。会社や仕事はあなた自身ではありません。

会社や仕事に自分を一体化させてはいけないのです。一体化するから死ぬまで頑張ってしまうのです。

本来あなたが一体化すべきなのは、自分の大事な身体です。自分の身体から発せられるSOSを無視して、会社や仕事を優先してはいけません。

極論すれば、会社がどうなろうと、あなたには関係ないのですから。

それくらいのドライな感覚を持ちながら、自分の仕事はきちんとやるのが良いと思います。

そうすれば、会社というダンジョンを一歩引いて楽しめるのではないでしょうか。

Thank you for reading !


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?