事実は小説より奇なり。でも小説より面白いとは思わない。

ロッシーです。

「事実は小説より奇なり」

という言葉がありますよね。

「現実世界で実際に起こる出来事には、小説よりも奇妙であったり魔訶不思議なことがある」

という意味です。


確かに世の中には、小説顔負けの出来事が起こることもあるでしょう。

でも、毎日そんなことが起きるわけではありませんよね。

たま~にそういうことが起こることはあっても、多くの日常は平凡なものです。

だから、普通に考えたら日常よりも小説のほうが面白いと思いますよ。

日常生活が小説のように面白い人なんてほとんどいないでしょう?

みんなが映画を観たり小説を読んだりするのは、少しでも平凡な日常を忘れて面白い世界に触れたいからなのではないでしょうか。

映画や小説のような人生を送っている人は、おそらく映画や小説に触れることはないでしょう。


別に日常を否定しているわけではありません。

日常なんていうのはそういうものだと思っていますし、それでいいと思います。

毎日がジェームズ・ボンドみたいな生活だったらしんどいです。


「毎日を小説や映画のように面白くすればいい」

という考えの人もいるかもしれません。

波乱万丈の人生にあこがれる。

それもひとつの考えでしょう。

ただ、実際にそれを実現できるかどうかはまた別の話です。

そのために多大な努力や犠牲を払うのであれば、面白い小説を読むほうがてっとり早いのではないでしょうか。

だから、今日も私は小説を読むのです。

Thank you for reading !

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