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【投資】バフェットの右腕であるマンガーは言った。「多くの人は待つことができない」

ロッシーです。

ウォーレン・バフェットの右腕といわれる、バークシャー・ハサウェイの副会長であるチャーリー・マンガーの名言集を読みました。

バフェットのことを知っている人は多いですが、マンガーのことはあまり知らないのではないでしょうか。

しかし、マンガーがいなければバフェットの今の成功はなかったといわれているくらい重要な人物です。

この本には、そんなマンガーの名言が記載されています。投資家であれば一度は読んでおくといいと思います。

繰り返し述べられているのは、待つことの重要性です。

「手っ取り早く金持ちになりたい」という欲望は非常に危険である。

投資では、座して待つことが重要だ。証券会社に支払う手数料を抑えられるし、つまらないことに一喜一憂しなくても済む。(中略)

待つことは、投資家にとって大きな助けになる。多くの人は待つことができない。

忍耐強く、その日が来るのを待たなければならない。待つことにはお金はかからないのだから。でも、一日中何もせずに座っていることは人間の本質に反する。(中略)

待つことについて、様々な角度から述べられていることがわかると思います。

それくらい投資にとっては待つ力が重要なのです。


マンガー曰く、投資で成功するためには、以下のことをすればいいのです。

①素晴らしい企業の株を、適正な価格で手に入れる(安ければベター)
②適正な価格でなければ、そうなるまで待つ
③買ったらあとは長期で価値が増大していくのを待つだけ

このように書くと非常に簡単ですが、実行することは困難です。

なぜか?

ほとんどの人は、待てないからです。

待てない。でも、投資はしたい。

だから適正価格かどうかも考えず、「買いたいから」というだけの理由で株を買ってしまう。

また、資産運用をしないと機会損失をした気になるからという理由で株を買ってしまう。

個別株よりも適正価格が見えにくいインデックスファンドであればなおのこと。

少額の積み立てであればいいだろう。それに、結局は右肩上がりになるのだから。


そういう人は多いのではないでしょうか。


投資で最も重要な「待つ力」には、二つの局面があります。

買うまでの待つ力。

そして、買ってからの待つ力。

両方とも必要です。

株価が上昇しているときに、キャッシュをため込んだ状態でひたすら待ち続けるのは、なかなかつらいです。

でも、偉大な投資家はそれができるのです。

ついつい株を買いたくなってしまうときには、こういう本を読んで自分を戒めるようにしています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

Thank you for reading!

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