一人称単数(村上春樹)を読んで
3年前の長編『騎士団長殺し』は 過去の作品を再構成したような内容だったので これから世に出る作品にちょっと心配&不安を感じていたが。
今回の新作短編集は、3ヶ月前の7月18日に発売された。今までは新作発売と同時に購入し読んでいたが今回は発売3ヶ月後の購入である。
前作”騎士団長殺し”のなんとも言えぬ後味の悪さでもなく消化不良でもなく 言葉に言い表せない何物から未だ脱し切れていないので 発売即購入とはいかなかった。また 以前のようなコアなファンでなくなったかもしれない,残念