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レストランとは何か? 世界のレストランを食べ歩き、探究するのが人生のワクワク。自他共に…

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レストランとは何か? 世界のレストランを食べ歩き、探究するのが人生のワクワク。自他共に認める ”レスキチ”(レストランキチガイ)道を極めて行きたい。 食から人間性の回復を目指し、医食同源、予防医療、ライフスタイルを提案し社会に貢献していくのが使命です。

最近の記事

エイド食

日本最大トレイルランの大会でエイド食の依頼があり引き受ける事にした。  そもそもエイド食なんて良くわからないし、どんな物が好まれるのか? どうやらこちらにて提供されるらしい   ↓ エイドステーション ランナーの水分補給やエネルギー補給のためのポイントが数キロごとに設営されいる場所。 依頼内容は何かイタリアンで2000食。 とてつもない量だ!! 想像出来ない量だし予想もつかない。。。 私なりに予想されるポイントをまとめてみた。 ①エネルギー補給(栄養価が高い) ②潤滑

    • 自分を作った原点

      私の原点 自分の人生の中で生まれてから様々な人や環境によって今の自分が作られている。 私の場合は父親方の祖父、祖母、母親方の祖母(祖父は既に死別していた)、自分の両親の主に5人の大人の影響を受けて育ってきた。 まず初めに 父親方の祖父 その当時繊維関係の仕事に就いていた。家では常に機織り機の音が響いている毎日だった。 いつも仕事以外に何でも奇想天外なアイディアで色々な物を作っているイメージが強い。要するに手先が器用なのだ。 父親方の祖母 幼稚園に勤務していて子供

      • 新たな挑戦

        師走に近づくと年内いっぱいと言う言葉が聞こえてくる。何かを変化させるには丁度キリがいい。心機一転新しい事にチャレンジする、環境を変えるなど古いモノを捨てて新しい気持ちで新たな一年を迎えるのだ。 神社のお札も古いモノは返納し新しいモノに変える。 飲食店においても卒業の季節。12月のクリスマスを戦いきってお正月を迎え一段落するタイミングだ。 中には12月直前やクリスマス最中に辞めたり、来なくなる人も居る。現場にしわ寄せが来て大変だ。。 自分も過去に年内いっぱいと言う決断して次

        • TOPはいつか居なくなる

          皆様へ 私事ではありますが、10日より休養に入らせていただきます。何かとご不便をお掛けしますが宜しくお願いします。 新しい人事配置になり新しい環境や引き続き昨年と同様のポジションで上を目指す人、新たな目標を掲げ卒業する人など、個々のより良い未来を創っていくパワーに、喜びとワクワクを感じます! 組織運営においても、〇〇さん、〇〇さん、〇〇さん、新たなメンバーとして〇〇さん、〇〇さんと様々な知識と経験を有する方々が理念に賛同していただき今期より更に良くなる様上を目指して行く

        エイド食

          誕生・継続・その後

          レストランとは生き物である!! と、いつも思う。 様々な人が関わり誕生し継続していく。 そこには人間の魂や思想が表現される場所 それがレストランなのだ。 誕生のパワーと継続のパワーは全く別物。 まるで飛行機が滑走路から飛び立ち大空へと羽ばたいていく様に似ている。 ①新規オープン店はゼロからのスタート。 お店の設計やデザイン、メニューと様々なクリエイティブ力が必要だ。 飛行機に例えると、どんな飛行機を設計したら空に飛べるのか?デザイン、内装、機内食など何かとお金が

          誕生・継続・その後

          皿の上の料理から全てを悟る力

          料理は今のところ人間が作っている。 チェーン店の様なお店は別として、個人の個性的なお店の話しである。 お店はそのお店に関わってる人間の思想によって表現されている。 雰囲気や空気感、料理の盛り付け、味、素材の組み合わせ、調味料の使い方で国籍がわかる料理、ボーダレスな料理と様々である。 どれか正しくて間違っていることではなく、 どれもそれぞれ正解と思って料理を提供している。 お店の雰囲気を楽しみながら、料理を食べるとchefの経験や知識、趣向などが見えてくる。 その人の

          皿の上の料理から全てを悟る力

          食卓を囲む

          コロナ後、両親が田舎から久しぶりに東京に来てくれた。(年齢も80代なので、これがいつも最後と思っている) コロナ禍最中、なかなか田舎には行きづらい状況で3年近く両親と会えてない。 その間に生まれた孫は既に2歳になり、 やっと初対面を果たす時がやって来た。 前日は私の兄弟と両親だけで食卓を囲んだ。  思い返してみると実に9年ぶり。 それぞれ家庭を持ち、遠くに離れて暮らしていると中々会う機会も少なくなる。 あと何回両親と一緒に食卓を囲むかわからない。 食卓を囲み、美味し

          食卓を囲む

          料理人よ田舎に帰れ!

          山の中のオーベルジュ 自然豊かな田舎の山の中。 こんな場所にレストランがあるとは誰も思わない。 平日はりんご農家 週末はレストラン営業。 様々なやり方の飲食店がもっと増えればいいと思う。 都会が凄くて田舎はそうで無いと言う時代も過去にあった。 今こそ食材の宝庫である田舎に素敵なお店がもっと沢山あって欲しいと思う。 昔、雑誌に出てたフランス人シェフの記事を今思い出す。 "料理人よ田舎へ帰れ" どう言う意味か? ・田舎の方が食材が近くて豊富 ・自分を育ててくれた田

          料理人よ田舎に帰れ!

          羊と平和

          平和の象徴は白いハト。 では4本足の平和の象徴は?何? 象、カバ、チーター、ライオン、馬?? 個人的には羊が平和の象徴だと個人的に思っている。 何故なら....羊は 肉・羊毛・ミルク・愛を恵んでくれる。 愛を人間にを与えてくれる。 ①羊を世話することによって足腰を鍛えてくれる。 ②肉を与えてくれる。(寒い地域でも羊を食べることによって身体を温めてくれる。) ③ミルクを与えてくれる。 ④羊毛によって衣服を与えてくれる。 ⑤角を加工品の素材として提供してくれる。 ⑥愛を

          羊と平和

          美味しいの距離

          昨年よりイタリアより生ハムが入らなくなった。原因は豚の伝染病で輸入がストップしたのだ。 余りにも当たり前に使ってた生ハムが無い。 しかし、イタリア料理と言えば生ハムはあって欲しいと個人的に思う。 大量輸入で価格も抑えられ、市場に流通して現地に行かなくとも美味しさを日本に居ながらして味わえる。 だか多くの生ハムの裏の表示には豚と塩以外の物が添加されている。 美味しければ良いのか?  高くても身体に良く美味しければ尚良い! SDGSの観点からも国内産で作った生ハムの方が

          美味しいの距離

          行事(祀りごと)×食=宗教

          新しい年の始まり 2023年の節分は、2月3日(金)。太陰太陽暦では立春に最も近い新月を元日とし、新年の始まりである。 二十四節気と言うのがあるが、これは天体の動きに基づいていて、太陽と地球の位置関係を示した日本のカレンダーである。 昔の日本人はこれで四季の移り変わりを感じながら過ごしていた。 (因みにペルー🇵🇪も1年を13〜15ヶ月に区切っている。) 立春は太陽黄径が315度となる日とある。 各国に様々な季節性イベントがあるが 日本の行事🇯🇵は意味を知っておきたい

          行事(祀りごと)×食=宗教

          予防医療と医食同源

          40歳を過ぎてから毎年1回は人間dogに行く様にしている。自動車で言う車検の様なものだ。 様々な検査の数値や自分が気になる箇所を総点検し一年を健康に過ごす事にしている。 加齢と共に身体が変化するのを感じるのだ。 若い時の様に無理せず、自分の身体と相談しながら一年を過ごす様にしている。 身体は天からの借り物と言う意識で生きていると、より自分の身体に対して意識ぐ向くと思う。 未病と言う言葉がある。 「発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態」と言う意味。 私

          予防医療と医食同源

          パストラーレな世界観

          今年もあっという間に過ぎた。と感じるのは歳のせいなのか? 諸説によると好奇心の衰退により脳に刺激が少なくなり時間の進みが早く感じるのだとか。 一日の時間は皆に平等に与えられている。 どうしたら体感時間を伸ばせるか? 私の場合、場所を移動する事によって体感的に一日の時間を24時間以上にしている。 そうする事により好奇心が刺激され脳が錯覚するんだと思う。 都会の喧騒の中に居ると時間の流れが早く感じるのは私だけではないだろう。 そこで表題の"パストラーレな世界観" と言

          パストラーレな世界観

          脚本家目線でのレストランと言う舞台演出

          "飲食業からエンターテイメント業へ" 4年前から掲げている方針。 中々、そうは言っても何の事かさっぱりわからない。。と言うのが大半の意見。 自分自身の中ではイメージはあるが中々伝わらない。どうしたら。。。 実際に自分自身がやるしかないし、やらないと自分自身も腑に落ちないと思っている。 コロナ禍には何も出来ず、お客様やスタッフが一体となって何かをする機会も少なかったので今回5年ぶりにお店の周年FESTAを開催する事になりました! お店がお客様に対してのテーマは"感謝"

          脚本家目線でのレストランと言う舞台演出

          Vivir Mi Vida

          意味=私の人生を生きる 改めて考える。 私の人生を生きるとは? それぞれの人が自己表現を惜しみなく表現し、他者がそれを否定しなく、個性として肯定的に受け入れて承認する事。 だと思う。 日本の教育は他者と同じ事が正しいと言う風に教育されてきた。 自分自身も子供の頃から変わり者として言われてきた。変わり者の何が悪いのか? 個性として見れば変わり者もブルーオーシャンなのだと思う。 敵がいなくてつまんない。 日本全体が多様性を受け入れる社会の実現は島国だからしょうがない

          Vivir Mi Vida

          15年前からの想い

          1999年当時、イタリアの最後の修業先であるサルデーニャのサンピエトロ島。マグロ料理が有名な小さな島で5年間のイタリア滞在を終えようとしていた。 ある日お店が営業終わった後、港の真っ暗な場所に寝転がりながら星空を眺めていた。日本に帰ったら何をしようか? 今思うとかなり真剣に考えていた。 ①20代でchefになる ②魚料理専門店を作る ③渋谷で皆んなが集まれる様なお店を作る 出来るか出来ないかはわからないが、こんな目標を立ててみた。 因みに会社の名前も既に決めていた。

          15年前からの想い