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羊と平和

平和の象徴は白いハト。

では4本足の平和の象徴は?何?

象、カバ、チーター、ライオン、馬??

個人的には羊が平和の象徴だと個人的に思っている。

何故なら....羊は
肉・羊毛・ミルク・愛を恵んでくれる。
愛を人間にを与えてくれる。

①羊を世話することによって足腰を鍛えてくれる。
②肉を与えてくれる。(寒い地域でも羊を食べることによって身体を温めてくれる。)
③ミルクを与えてくれる。
④羊毛によって衣服を与えてくれる。
⑤角を加工品の素材として提供してくれる。
⑥愛を与えてくれる。

羊が居る生活が人間社会を平和に保っているし、今で言うSDGsなんではないかと思う。

羊飼いに学ことは多い。
人生100年健康的な人生を送るには羊飼いの食生活やライフスタイルを学ぶ事が重要。

〜羊飼いから学ぶ、食事の原点〜

食糧が巷にあふれているときに、貧しい羊飼
いの食卓に人々を招くことは、意味がないと
思わせるかもしれませんが、現代こそ食事の
原点である、労働と感謝とよろこびとを生活
のなかに取り戻すためにも田園の食卓がかえ
りみられるべきでしょう。

生活感の稀薄な食事を余儀なくれている大都市の人間にとって、生活に裏つ"けされた食卓を、それぞれの家庭で回復していく事が、これからの日本に大切であることを痛感させられます。

今日の様に極度に文明化、機械化、組織化、都市化、画一化されていく社会の中で、人間は創造性をうしないかけ、パストラーレな世界への回帰が内心で志向されております。

それは自然の再発見によって人間性を回復する動きと相共通しているかも知れません。

過密の大都市には極度に緑がとぼしく、そこに農民出身の多くの人々がむらがり、生活は困惑をかさねていきます。

過疎の農村には団体の群れが訪ねてきて都市の倫理をふりまわして、いなかの人々を面食らわせる例があまりにもおおすぎます。
急激な都市化によって経済は高度に成長したかもしれませんが人心からは焦燥と不安が抜けきれません。

新たな日本の未来の為に
都市と田舎の調和と協力こそ今後の日本の安定を約束する大きな目じるしとなりましょう。
大都市は長年にわたり田舎に教えてきました。現在ではテレヴィジョンの発達でいよいよその傾向が強くなってきました。
しかし逆に今日ほど都市は田舎に学ばなければなりません。食物を例にとっても、食物は農業によってもたらされるよりも、商社と工場によって作られると思う人間がふえております。
そして肉体や社会環境が徐々にむしばまれていく現象をおおく見聞きします。パストラーレな世界を放逐した都市は、おのずから崩壊のみちをたどることはさけられなくなりました。

富国強兵殖興業の旗印のもと、農村を踏み台として強国にのしあがろうとしていた明治中期に、パストラーレな世界と心を若いときから知っていた新渡戸稲造は(農業本論)に次の様に書いています。

【内に農の力を籍らずして商工によりてのみ雄飛せんとするは、あたかも鳥が樹木岩石等の間に一定の巣を構ふることなくして、渺茫たる海洋をば唯其両翼によりて飛翔するが如きのみ。時に戸とご其勢力を扶殖することはこれあらん。
然れども国として永続したることは、古未来だ其例を見ず。】

1979年著:太田愛人〜羊飼の食卓より〜

羊飼いの食卓を再現し復活することが、本来の人間本来の基本的なあり方。

食卓に笑顔と健康を!!

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