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人生がいつまでも始まらないことが怖いのです。 -Rina side-

「自分の人生って自分でつくれるんだ!」という当たり前のことに気付いたとき、私の人生が始まった。

それがいつなのかは覚えていない。
でも最初になんとなくそう思ったのは大学1年生の冬だったと思う。


ふと、思ったのだ。

でもそれは私の中の革命だった。

人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。人生がいつまでも始まらないことが怖いのです。
グレース・ハンセン

学生の頃はとりあえず頑張って良い成績とればいいと思ってたし、看護学科だから看護師以外の職業に就くことなんて考えていなかった。

社会人になったら病院に勤めて、与えられた業務を頑張ればいいと思っていた。

それでいて休みの日は友達と飲みに行ったり、たまに旅行に行ったりして楽しんで、恋愛もたくさん経験して運命の人と結婚して子どもを産んで...

という未来を想像していた。
というかそういう幸せしか知らなかった。


私は、そういう幸せはあくまでも"数えきれないくらいある幸せのうちの1つである"ということを知らなかったんだ。



でも社会人になって上京して、色んな人に出会いまくって話を聞いた結果、幸せは人の数あるんだという事実に打ちのめされた。

もはや本能で自ら打ちのめされにいっていたんだと思う。


本屋さんに通ったり、ネットサーフィンしたり、今まで出会ったことのないようなキラキラした大人たちに出会ったり...

あの頃の私はきっと、何かを探し求めていた。


"もっとワクワクすることが、現実にはたくさんあるんだよ!"ってすでに本能が知っていたのかもしれない。


その"なんだかわからないけど、何かを探し求める"ようにして取ってきた行動が積み重なって、私はなぜか今メルボルンにいる。


海外に住んでからこれでもかというくらい自分のやりたいことを考えて向き合って行動してみた。

その結果「挫折して、人生どうでも良くなってからが本番」ということにしたのだけど、私の人生の始まりはここだった。


人生どうでも良くなったということは、「次の仕事探さなきゃ」とか「貯金しなきゃ」とか「結婚相手を真剣に探し始めなきゃ」とか、ぜーんぶ取っ払っていいってことだ。


それは、「ありのままの自分を許してあげる」ということだった。



人生って何が起こるかわからないのが楽しいよね。

そして「それなら自分からもっとどうなるかわからないところへ飛び込んだ方が、もっと楽しいじゃん!」というスタンスになった。


だから私の人生これからどうなるのか本当に見当も付かない。

でも、幸せになるというオチになることだけは確か。

Happy New Year.
今年もよろしくお願い致します!!

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