ロート製薬株式会社

医薬品・化粧品を中心に美と健康をお届けしているロート製薬。まだまだ知られていない、私た…

ロート製薬株式会社

医薬品・化粧品を中心に美と健康をお届けしているロート製薬。まだまだ知られていない、私たちの「挑戦」の数々の裏側をお届けします。

最近の記事

キリンの平山さんと「わたしたちは何のために企業を主語にした情報発信をするのか」を話しました

企業noteの先輩でもあるKIRIN公式note。読み応えのある記事がたくさん書かれており、お手本として私達も参考にしています。どんなことを考えてコンテンツを作っているのかを知りたくて、ロート公式note編集部がお話を聴きにきました。 ご応対くださったのは、「オウンドメディア進化論」を上梓されたばかりのキリンホールディングスの平山さんです。この春で、キリンnote4周年、ロートnoteはリニューアルして2年、先輩に胸を借りるように、いろんな問いを投げかけ、しっかりと受け止

    • 大阪から始まる「おいしい」の進化論。400年、絶えず変わり続けた食生活を"食文化をデザインするプロ"と紐解いてみた

      ロート製薬が1899年に創業し、はじめて開発した商品は「胃活」という胃腸薬でした。それ以来120年以上にわたり、時代ごとの食生活の変化を見つめながら、胃腸の健康に向き合ってきました。 胃活から「シロン」そして「パンシロン」と変遷し、2022年にはパンシロンが60周年をむかえました。絶えず改善を重ねながら、いろんなシーンに合わせてお使いいただけるよう、ラインナップを揃えています。 このnoteでは、私たち日本人の「食生活や価値観」がどのような変遷をたどり、それと相関して「胃

      • デザイン思考がバイアスを外す。ロングセラー医薬品が「やさしいおせっかい」を追求したら、多様なニーズを統合したパッケージが生まれた話

        朝晩が冷え込み、お肌の乾燥が気になる季節になりましたが、みなさんはどんな対策をされていますか? 1990年に生まれ、かさつく肌のかゆみ治療薬として、長きに渡って愛用いただいている、ロートの「メンソレータムAD」ブランド。この秋、ユニバーサルデザインの考えを取り入れ、少ない力で開けやすい商品へ生まれ変わりました。 実はこのユーザビリティにまつわるリニューアル、「年齢を重ねてフタを開けるのに力がかけにくくなった」というお客さまのリアルなお声をきっかけに始まりました。 医薬品

        • 奇跡といわれた有機パインづくりに製薬会社が挑戦する理由

          ロート製薬は、沖縄県の石垣島で、パイナップルの有機栽培に取り組んでいます。「薬に頼らない製薬会社」を目指そうとの意志の元、人にも地域や環境にも善い形で健康な身体をつくる「食」も根本から見直す挑戦をしています。 こんにちは、ロート製薬 公式note編集部の山田です。先日、ちょうど有機パイナップルの収穫繁忙期に、事業の視察とお手伝いに石垣島へ行ってきました。このnoteでは、その時の様子をレポートします。 美しいサンゴ礁の海に囲まれた、南の楽園・石垣島。長い夏と暖かな冬、ミネ

        キリンの平山さんと「わたしたちは何のために企業を主語にした情報発信をするのか」を話しました

        • 大阪から始まる「おいしい」の進化論。400年、絶えず変わり続けた食生活を"食文化をデザインするプロ"と紐解いてみた

        • デザイン思考がバイアスを外す。ロングセラー医薬品が「やさしいおせっかい」を追求したら、多様なニーズを統合したパッケージが生まれた話

        • 奇跡といわれた有機パインづくりに製薬会社が挑戦する理由

          「赤ちゃんが欲しい」その瞬間から、人生設計の選択肢を。30年寄り添い、いま伝えたい『ふたり妊活』とは

          『妊活』とは、カップルふたりの、そして家族の人生設計そのもの。2022年4月から、不妊治療の保険適用が開始となり、妊活を取り巻く環境は変化してきています。 そもそも、子供を授かりたいと考えた時、まずはどのようなことを知っておくべきなのでしょうか。 皆さん、こんにちは。ロート製薬公式note編集部の柴田です。ふだんは広報として妊活の支援事業にも携わるなか、私の周りでも妊活に取り組む人が現れ、触れる情報が増えてきました。 今回は、『ふたり妊活』と、それに必要な、自分の体を知

          「赤ちゃんが欲しい」その瞬間から、人生設計の選択肢を。30年寄り添い、いま伝えたい『ふたり妊活』とは

          小さな取り組みからでも健康に。ロートの社員向け健康施策、33個を大公開!

          みなさん、こんにちは!ロート製薬公式note編集部の山田です。 本日6月10日は、6(ロー)10(ト)で、ロートの日! 「薬に頼りすぎず健康寿命を延ばす」という大きな目標に向かって健康へのチャレンジを宣言する日として、2017年、社名にちなんで、毎年6月10日を「ロートの日」に制定、日本記念日協会の認定を受けました。 ここには、自分たちの健康にまつわる活動から、お客様もご自身の健康を見直して、次の一年への新たな目標を掲げる日にしていただきたいという想いも込めています。

          小さな取り組みからでも健康に。ロートの社員向け健康施策、33個を大公開!

          企業の公式noteはナラティブへの共感と、リアルな事例のおすそ分けが大切だと気づいた、1年間の編集活動を振り返る

          皆さん、こんにちは。ロート製薬公式note編集部の柴田です。 昨年5月にリニューアルした、ロート製薬公式noteも1年を迎えることができました。いつもお読みいただき、ありがとうございます! この1年を振り返ると、一つひとつのテーマで大切に議論して進めているうちに、もう1年経つのか…!という感覚です。正直、このチャレンジはまだまだ始まったばかりだと捉えていますが、今後のためにも、この節目に成果と学びを記してみたいと思います。 モノづくりを生業にする所帯の大きな老舗企業が、

          企業の公式noteはナラティブへの共感と、リアルな事例のおすそ分けが大切だと気づいた、1年間の編集活動を振り返る

          まもなく4月。ロート製薬公式noteも1年を迎えるにあたり、皆さんのご感想をお伺いしたくアンケートを作成しました→https://forms.gle/mEzifQihUk4YGaLU9 ご協力いただけるとうれしいです。(写真は昨年春の本社です。今年の様子も今後お届けします、お楽しみに)

          まもなく4月。ロート製薬公式noteも1年を迎えるにあたり、皆さんのご感想をお伺いしたくアンケートを作成しました→https://forms.gle/mEzifQihUk4YGaLU9 ご協力いただけるとうれしいです。(写真は昨年春の本社です。今年の様子も今後お届けします、お楽しみに)

          目薬はまだ進化できる。そう確信した、ものづくりの会社にとって大切な「UXデザイン」の3つの観点

          私たちは、1909年に「ロート目薬」を発売してから110年以上にわたり、効果や効能はもちろん、差しやすさや使いやすさにもこだわって、さまざまな改善を行ってきました。 つい先日も、「ロート Cキューブ」というコンタクト用目薬ブランドのリニューアルを発表しました。処方を刷新するのに加え、容器ラベルを一部削減したり、添付文書を箱の内側に印字する形でなくしました。 お客さんがより使いやすい目薬の形を追い求めた結果、環境への配慮にもつながった改善でした。 今回のnoteでは、ロー

          目薬はまだ進化できる。そう確信した、ものづくりの会社にとって大切な「UXデザイン」の3つの観点

          10分で即完売。数万人のお客さまと商品を共創した、猫耳キャップの目薬が生まれ、届くまで

          ロート製薬のnoteがリスタートした今年、最後のしめくくりとして、どのテーマを扱うか、チームで議論しました。 いろんな出来事があり、とても悩みましたが、お客様と「共創」し、圧倒的に高い熱量で受け入れていただくことができた「猫耳目薬」について、お伝えさせてください。 毎年2月22日は「猫の日」。去年の2月、ロートの目薬に、3Dプリンタで自作した猫耳キャップをかぶせたアイディアを公式Twitterで投稿しました。すると、想像以上に多くの反響をいただくことに。 当初は、猫がお

          10分で即完売。数万人のお客さまと商品を共創した、猫耳キャップの目薬が生まれ、届くまで

          ロングセラーブランドの「イメージの空洞化」を乗り越え、共感ブランドへ。メーカーのPRが行ったこと

          ロートのスキンケア事業を牽引するブランド「肌ラボ」。 若手社員のお客さま視点での発見から多くの社員が携わり、たった半年でスキンケアのトップブランドを開発したお話をこちらのnoteでお伝えしました。 肌ラボは、TVCMなど商品をできるだけ多くの方に知っていただくために、特長である肌へのこだわりを"肌にいいこと"として、マス広告を通じて統一のメッセージをお届けし、多くの方から認知をいただいています。 現在も多くのお客様に支持いただいている人気商品ですが、長年愛されるなかにも

          ロングセラーブランドの「イメージの空洞化」を乗り越え、共感ブランドへ。メーカーのPRが行ったこと

          「中の人」に聞いた、18万フォロワーに寄り添う、仲間づくりのためのSNS運用とは

          こんにちは、ロート製薬 公式note編集部です。 弊社では現在、Twitter・Instagram・Facebook・TikTokの4つのアカウントを運用しており、なかでも力を入れているのは約18万のフォロワーを抱えるTwitterです。 こつこつと続けてきたSNSで、特に最近お客さまとのやり取りが盛り上がってきたこともあり、このnoteでは、どんな想いで運用しているかをお伝えしようと思います。 たとえば、猫好きの人に届けたくて、1年前の猫の日に発信したツイートをきっか

          「中の人」に聞いた、18万フォロワーに寄り添う、仲間づくりのためのSNS運用とは

          主体をブランドからお客さまへ。90以上のブランド数を抱えるメーカーが目指すD2Cとは?

          昨年末から本格始動させていたロート製薬「D2Cプロジェクト」の一歩目として、2021年7月20日、ロート製薬のECサイトを大きくリニューアルをしました。 ロート通販オンラインショップ https://www.shop.rohto.co.jp/ このnoteでは、プロジェクトが、ロート製薬にとってどのようなチャレンジだったのか、またこの一歩を踏み出したプロセスについてお伝えします。 具体的には、ECサイトリニューアルまでの構想や、インタビューなどの取り組みを実際に社内のデ

          主体をブランドからお客さまへ。90以上のブランド数を抱えるメーカーが目指すD2Cとは?

          なぜロートは「たった半年」でスキンケアのトップブランドを開発できたのか

          スキンケア化粧品のカテゴリで14年連続で販売数日本一※の「肌ラボ」。製薬会社が本気で取り組んだ化粧水として誕生し、ロートのスキンケア事業を牽引しています。 ※インテージSRI・SRI+基礎化粧品5カテゴリ(化粧水・乳液・美容液・栄養クリーム・フェイスマスク) セルフ+薬系市場:主要シリーズ別 2007年4月~2017年3月(SRI)2017年4月~2021年3月(SRI+)販売個数 私たちは、リニューアルのnoteで、挑戦のプロセスを伝えたいと書きましたが、実は、はじめに

          なぜロートは「たった半年」でスキンケアのトップブランドを開発できたのか

          創業122年の製薬会社が、noteに本気で取り組むことを決めた理由

          こんにちは!ロート製薬 公式note編集部です。 ロート製薬と聞くと、「目薬」や「ハトのCM」をイメージしていただけるかもしれません。でも実は、122年前の明治時代半ば、食生活の変化から胃病患者が増えたことなどから、「万病のもとを治すには胃腸だ」ということで、胃腸薬を開発したところから始まりました。 その後、スキンケアから再生医療、さらには有機農業まで、健康に関わるさまざまな分野で探索と研究を続けてきました。 その研究から、肌ラボ、オバジ、デオコなどのスキン

          創業122年の製薬会社が、noteに本気で取り組むことを決めた理由

          たくさんお寄せいただいた「カンブリア宮殿」の感想を、夢中になって読み、考えたこと

          先日のカンブリア宮殿をご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。リアルタイムだけでなく、放送後のアーカイブ配信を視聴いただいた方も多くいらっしゃるようで、うれしかったです。 “ロートの今”をさまざまな角度から取材いただいた今回。感染予防対策を取りながら、東京・大阪・奈良にてたくさんのメンバーを取材いただきました。 実際にどの場面を使っていただいたのかは当日の放送までわからないため、すべての取材に立ち合っていた私自身も、番組終了までドキドキしながら観ていました。 こ

          たくさんお寄せいただいた「カンブリア宮殿」の感想を、夢中になって読み、考えたこと