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子育て日記。

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子育てで始まった新たな世界。 初めて持つ感情。 時に行き詰ることもある。 でも 絶対的な幸せ。
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わたしはきっと自己肯定感が高いというお話

わたしはきっと自己肯定感が高いというお話

最近本屋さんへ行って子育てのコーナーを見ていると、

「子どもの肯定感を上げる育て方」

みたいな本で溢れている。

わたしはその答えは簡単だと思う。

とにかく子どもを観察し、些細なことでも褒めてあげる。

あなたという存在はただいてくれるだけで尊いものなのだよと無償の愛をあげる。

もちろん教育的にこれをやってあげたら、これを言ってあげたらというものはあるかもしれないが、その根底には存在を愛し

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パンの上でトランポリン

パンの上でトランポリン

先日ふわふわの食パンを食べた。

それはもう本当にふわっふわでとても美味しくて、我が子と食べる手が止まらなかった。

そんなふわふわ食パンを食しながら我が子が一言。

「このパンの上でトランポリンしたいね!とっても楽しそう!」

なんて素敵な表現なのだろうと、我が子の言葉ながら心が震えた。
確かにこのパンの上でトランポリンしたら、どれだけ気持ちいいだろう。
その言葉の全てに、このパンの美味しさが表

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大人ってみんな優しい

大人ってみんな優しい

「大人になるとさ、みんな優しくなるよねえ〜」

先日息子の口から突如出てきた言葉だ。

え、なになに!すっごく素敵なこと言ってるじゃん!と嬉しくなり母深掘り。

「そうだね。なんでそう思うの?」

「だってさ、大人ってみんな優しいじゃん!」

もうこの言葉聞いただけで我が子が素晴らしい世界に生かされていることに感謝。

さらに聞いてみると、我が子がこう思ったことの発端は夫だった。

我が子が夫と二

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「き」のつく言葉

保育園で毎日”あ”から順に、頭文字を決めて言葉探しをしているようだ。
例えば“あ”を探そうだったら「あり」と答えたり、“い”を探そうだったら「いし」と答えたりする。

先日は“き”の日だった。
先生がきのつく言葉あるかなぁ〜とみんなに聞いたところ、みんな思い思いに「きのみ」だったり「きのこ」だったりと答えたようだ。
そんな中で我が子。
「はい!あるよ!僕見つけた!」
先生「何かな?」

「キス!!

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手マスク

すっかりwithマスクが定着したご時世。
振り返ればわたしが初めてマスクをつけたのは何歳の時だったか。
4歳の我が子はマスクをつけることがすっかり当たり前になった。

時々うっかり、マスクを忘れてしまう時がある。
そんな時は自ら考えた“手マスク”の登場。
「いけない!手マスク!手マスク!」と言って、手でしっかり口と鼻を覆う。
この姿がなかなか可愛くて面白い。
いやマスクを忘れてる時点で親は笑ってる

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おつきさま

『おつきさまこんばんは』という絵本がある。
テンポが良く感情も入れやすいので、赤ちゃんの頃からよく我が子に読み聞かせてきた。

この本の影響か、月を見つけると「おつきさま、こんばんは〜!!」と月に向かって手を振る。
そんな純粋無垢な姿がなんとも愛おしい。

先日月を見つけた後電車に乗った。
「電車降りた後もちゃんとおつきさまついてきてくれるかな〜?」と不安そうな顔の我が子。
「大丈夫。ちゃんとつい

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じいじ

我が子はじいじが大好きである。

じいじとはわたしの父なわけだが、もともと男の子が欲しかった父。
残念ながらわたしは姉妹だったので、初孫が男の子と分かればそれはもう嬉しそうだった。
生まれてからの可愛がり方が尋常ではない。
わたしが知っている父はどこへやら。
会うたび孫にデレデレである。

そんなじいじのことを我が子は“親友”と思っている。
とても元気な父は会うたびにとてもよく遊んでくれる。
我が

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将来の夢

我が子の将来の夢は“警察官”である。

根っからの電車好きの我が子。
間違いなく電車の運転手か車掌さんと言うかと思ったら、
気づけば「僕は警察官になる!」と言っている。

なぜ?
パトカーも特に好きでないし、
警察官を間近で見たこともないのに?

聞けば昔ニュースで電車のハンドルが盗まれたというのを見てその盗んだ人はどうなるのかと聞いてきたから、警察官に逮捕されるんだよという話をしたことがある。

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ボクかオレか

先日我が子が突然「オレさぁ〜」と言い出した。
ニヤリ顔で。
これ言ったらママはなんて言うかな〜?なんて少しわたしを試すような顔。
その通りよ。
ママはまだ早いと思うよ「オレ」は。

どうも聞いてみれば保育園のお友達が「オレ」を使い出したらしい。
男の子だからいずれは「俺」を使って欲しい。
それはそうなんだけど。
まだまだ4歳。
ボクでいいじゃないか。
そのあどけないかわいいお顔に「オレ」は似合わな

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プライド

プライド

最近引越しをした。

地方育ちのわたし。
幼い頃から東京のタワーマンションに住むことに憧れを抱いていた夢を叶えるべく、賛否両論あることは承知でタワーマンションに住むことにした。

一般的には高いと言われるであろう階層を選んだわけだが、上には上がある。
そんな上を見て4歳の彼は言う。

「もっと上に住みたかった!最上階がいい!最上階じゃなきゃやだ!」

なんとまぁプライドが高いことか。

エレベータ

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何でもおもちゃに

子どもって
何でもおもちゃにしてしまう。
特に赤ちゃんはそれを何かわからずいじるもんだから、
見ていて面白くて仕方ない。

ビニールが近くにあれば、
触ってガサガサ。
タオルがあれば、
口元に持って行って顔を隠す。
お風呂に入れば、
水をパシャパシャ。
ブランケットはかけるものではなく、
基本蹴るか舐めるもの。

大人になって忘れていた感覚を思い出させてくれる我が子。
我が子がいなかったら

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ひつじ

最近我が子にひつじのぬいぐるみを買った。
最初はその可愛さにわたしが一目惚れしたのだけれど、
店員さんに
「未年ですか?そしたら縁起物になりますね」
と言われてますます気を良くし買ってしまった。

けっこうなお値段がしたので気に入ってくれるといいな〜と思ったのだけれど、
そんな心配をよそに与えた瞬間満面の笑みを返してくれたではないか!
買った母は冥利につきる。
もはやこんな笑顔が見られるのなら

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オーボール

オーボールという
乳児向けのおもちゃがある。
このボール、
好きな赤ちゃんが多いと思うが、
我が子も例外なく大好きだ。

掴んでは舐め舐め、
握ってはぶんぶん。

振るとカラカラと鳴るタイプを買ったため、
カラカラ音がすると遠くにいても遊んでいるのがわかってわたしも安心できる。

先日はこのボールを握りしめながら眠っていた。
この姿がまたかわいい。

男の子なので将来は球技を1つで

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チェキ

最近ふと思いついて、
結婚式で使ってからクローゼットの中で眠ったままになっていたチェキを使い始めた。
わたしの友人に我が子を抱っこしてもらったらツーショット写真を撮ってアルバムにし、
将来ぐれたらそれを見せようと。

きれいなお姉さんに赤ちゃんの頃いっぱい抱っこしてもらったんだよ〜と語れば、
ぐれた心が何か変わるかなと。
全くの自己満だけれど。

ところがどっこい、
ちょうど撮り始めた頃か

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