我が子はじいじが大好きである。

じいじとはわたしの父なわけだが、もともと男の子が欲しかった父。
残念ながらわたしは姉妹だったので、初孫が男の子と分かればそれはもう嬉しそうだった。
生まれてからの可愛がり方が尋常ではない。
わたしが知っている父はどこへやら。
会うたび孫にデレデレである。

そんなじいじのことを我が子は“親友”と思っている。
とても元気な父は会うたびにとてもよく遊んでくれる。
我が子にとっては一番の遊び相手であり、親友のようだ。

そんな中でだ。
毎月会っていたじいじにこのコロナ渦で会えなくなった。
じいじに会いたい〜じいじの家に行きたい〜が口癖になってしまった。

ただこのご時世、素晴らしいことにテレビ電話というものがある。
ほぼ毎日テレビ電話をしている。
いつも自ら「じいじにテレビ電話する!」と言ってかけたがる。
遂には掛け方も覚えてしまって勝手にかけてしまう。

いつも繋がった瞬間のじいじと我が子の顔はこの上なく幸せそうだ。
2人とも満面の笑みだ。
その2人の姿を見ているだけで、幸せとはこういうものかと感じてしまう。
子供を産んでよかったと思う。

この日常不安は尽きないが、こういった幸せに気づけたことはありがたい。
そして何より文明の発達に感謝だ。

#日記 #育児 #子育て #エッセイ #4歳

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