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【読書メモ】職業、お金持ち。

最近読んだ本について色々と考えることがあったので、気になった部分を引用しつつ、感想をつらつらを記録します。
読んだのがこちらの本。

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お金に興味がある女子大生が資産家のおじいさんと仲良くなりながらお金のことについて色々学んでいくストーリー形式の本です。表紙に「愛されて幸せな〜」と書いているのを見て、キラキラ女子起業家の本?と最初は思ってましたが、内容はしっかりしてました。
本書では、具体的にこうするとお金持ちになるよ、というアドバイスではなく、「お金に余裕のある生活をするにはどのような心構えをして生活をすれば良いか?」
ということが書かれています。

節約は貧乏の元、ブスの元

「節約で得られるお金は本当に限られている。したくない我慢を無理にして、やっとの思いで数万円を捻出するなら、週にあと一、二日アルバイトをしたら良いんじゃないかな?」

冨塚 あすか. 職業、お金持ち。 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.667-668). Kindle 版.


毎月お金に余裕のない生活していると、オーラもギスギスしてくる。『お金の余裕は心の余裕』とよく聞くけど、余裕のない生活は心も貧しくしてしまう。自分が充実していると、困っている人にも手を差し伸べられる。まずは自分の心のバケツを満たすことから。

”オンナは稼ぐほど愛される?”

この章がすごく好きでした。
女子大生が話の途中で出会う女性から投げかけられる言葉。

「外見のアドバンテージがなくなったときに勝負しやすいのは『知性』『教養』『可愛げ』『経験』、そしてそれらがもたらす『自信』といった中身の部分。これらは色褪せることはないし、どんどん魅力を増していく。しかも、早くから身につけるほど恋愛や婚活市場で圧倒的に優位になれる優れものよ。

冨塚 あすか. 職業、お金持ち。 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1008-1011). Kindle 版.

人は、同じような資産状況同士で活動圏を形成する傾向にある。『類は友を呼ぶ』っていう現象そのままよ。お金を含む自分自身のステージが上がると、周りにいる人もガラリと変わってくるものなの

冨塚 あすか. 職業、お金持ち。 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1027-1028). Kindle 版.


あなたがもし本気でお金持ちと出会いたいのなら、まずは自分のレベルを上げるところからスタートしたら良いわ。当然、このレベル上げは決してキャピッとした勘違い満載の『女磨き?』なんかじゃなく、しっかりと地に足のついたものであること。言うなれば『人間力』の底上げね

冨塚 あすか. 職業、お金持ち。 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1039-1041). Kindle 版.


女が稼ぐってことは、自分自身が豊かになるのはもちろん、玉の輿に乗れる確率も飛躍的に上がるの。だって自然と、周り中の男性がお金持ちになるんだからね。自分が豊かになることで精神的にも自由になり、余裕が生まれるからさらに素敵な男性ばかりが集まってくるようになる。

冨塚 あすか. 職業、お金持ち。 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1044-1046). Kindle 版.


個人的な25歳のテーマが”可愛く、賢く”だったのでこの章にはビビッときました(笑)
女性って、年齢を重ねることに、「え〜わかんない♡」みたいな子供っぽいう甘えが効かなくなるし、むしろどんどん舐められていくと思っています。おばさん何を言ってるの…って多分周りはなるはず(笑)
改めて、年を重ねるごとに知性のある女性になりたいと思いました。

お金持ちと接するときに、「お金持ち扱い」をしない


これはお金持ちでなくとも、芸能人でもスポーツ選手でも言えること。なんらかを成し遂げているすごい人と話す時って、どうしてもへりくだってしまうもの。(仕事だったら、立場上のこともあるのでもちろん礼儀とマナーも必要)

ただ、”スターとファン”の状態になったらもう友達にはなれない、と。もうその時点で上下関係ができてしまっていて、対等ではない。だから、「お金持ちをお金持ち扱いしない」かつ、自分も同等のレベルに達する必要があると思いました。

何かを選ぶときに「金銭的にどうか?」ではなく、自分の「好き」を判断にする

ここしばらく、”好きだから高いけど思い切って買う!”みたいなことをあまりしてこなかった。ここ数年で一番高い買い物は間違いなく脱毛(数十万円した)。だけど、それに通うと決めた時って「好き!」ではなくて、「女子だし」「自己処理しなくていいから時間が生まれる」のような、体裁やコスパを考えてのことでした。

心の底からときめいて何かを購入したことがしばらくなかったな、と気づきました。時には、自分の心を豊かにするためにちょっと奮発してもいいかも。


まとめ

お金を使うということは、手元の資金がマイナスになることではなく、自分自身や周りを豊かになり、結局はプラスになるのだ、というのをこの本は言いたかったんだと思います。
すでに世の中には成功者と呼ばれる人がたくさんいますが、お金持ちほど謙虚で器が広いとよく聞きます。その人の”器の大きさ”に、人もお金も寄ってくるのだろうなと思いました。

この本がおすすめの人

・女性 20代
・稼ぐことよりも節約のことを考えている人
・今の自分に悶々としている人
・玉の輿に乗りたい人 笑

主人公も女子大生ということもあり、年齢の近い若い女性に読んでほしいです。気になった方は、ぜひ読んでみてください!



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