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お酒はメリットだけ取り入れましょう論

正統派の北海道民なので、平日の夕方は「どさんこワイド179」一択。昨日もいつものように、メガネのおじさんたちには目もくれず、村雨美紀さんに見惚れながら番組を観ていた。すると、気になるニュースが。

10月から酒税法が改正されるらしい。
ビールは6円ほど安くなり、逆に第3のビールは9円ほど値上げとなる。
税金の公平性を保ち、ビールの消費拡大と税収確保が改正のねらいだそうだ。

晩酌の民にとっては、目が離せない酒税問題。我が家でも両親がお酒を嗜むので、他人事ではない。相次ぐ物価高に追い討ちをかけるような増税に辟易している家は、ほかにも多くあるだろう。

僕自身はというと、お酒はほとんど飲まない。
まったく飲めない体質というわけではないし、飲み会も好きだ。ただ、晩酌はしないというだけ。
それでも、お酒が多くの人々の支えとなっていることを知っているから、このニュースは非常に興味深い。



話は変わるが、大学生や公務員の頃は、先輩や後輩、上司や同僚からしょっちゅう飲みに誘われた。

おかげで、お酒の失敗エピソードはかなりある。気づいたときには自宅のトイレや寝室にいたり、酔いつぶれて先輩におんぶしてもらって帰宅したり。

それくらいならかわいいものだ。小さな居酒屋の至るところでリバースし、上司ともども出禁になったこともある。その上司は、酔っぱらって店のドアのガラスを割ってしまったらしいので、当然の報いと言える。その節は申し訳ございませんでした。

ほかにも、ここで書けないようなことをやらかしているが、一貫しているのは「泥酔していた」ことだ。

「酒は飲んでも飲まれるな」とは言い得て妙である。多少なら問題なくとも、飲み過ぎれば判断力や身体機能が著しく低下してしまう。そしてその結果、周囲に迷惑をかける人が星の数ほどいる。その節は申し訳ございませんでした。

それに、少々嗜む程度なら気分の高揚といったメリットがあるが、飲み過ぎると体によくない。イッキコールなんてのは大学の飲み会に付き物だが、それが原因で救急搬送されたり、最悪の場合は命を落としたりする人もいる。命に関わるまでお酒を飲む必要などまったくない。ましてや、飲酒運転など言語道断である。


それでも、お酒は必要なものだというのが僕の考えだ。
お酒を飲むことでコミュ障の自分でも陽気に話すことができるし、そこから仲良くなった人もいる。いわゆる「飲みニケーション」で顔を売ったクチだ。お酒によって広がる人脈は必ずある。
もちろん、飲めない人や嫌いな人に強要するのは間違っていると思う。僕の場合は、お酒の力で切り開けた道があったというだけ。

お酒に限った話ではない。タバコだってギャンブルだって、それを好んでいる人の中でのコミュニティは存在する。それ自体は決して悪いことではないだろう。周囲に迷惑をかけたり、人の嫌がることをしたりしなければ、それぞれで繋がった人同士での交流は否定すべきものではない。

晩酌にしたって、一日の締めとしてキンキンに冷えてやがるビールを飲んだっていいじゃん。ハイボール飲んでウェイーしたっていいじゃん。その一口が、一杯が、ひと時の休息になり得るのなら結構である。

要するに、趣味と同じだ。その人にとって必要で重要なものであれば、奪う権利などだれにもないし、奪うべきではない。節度をもって付き合えば、これほど心強い味方もいないだろう。


増税がどう転ぶかはわからないが、これを機に「なにを飲むか悩むこと」を楽しんでもいいかもしれない。

ビールにしようか、それとも第3のビールか、ハイボールもいいな。

おつまみはどうしようか。枝豆、からあげ、冷奴。個人的には、いぶりがっこクリームチーズがお気に入り。燻製の香りがウイスキーと相性抜群なのだ。

ドラマ「晩酌の流儀」シリーズの栗山千明を真似して、オシャレな飲み方をするのもよし。自分で作るおつまみもオツなものだ。ちなみに僕の得意おつまみは、キュウリの千切りと茹でた鶏ササミをゴマ油と豆板醤で和えたナムル。以前、後輩に振る舞って大好評だった自慢の一品である。一人暮らしのときは普段のおかずとしてよく作っていたくらい美味いゾ。

考えるだけでなんか楽しくなってきた。晩酌もいいものだ。
と思いながら、僕は今夜も麦茶を飲むのだろうけど。


#ニュースからの学び

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