幸せになりたい
幸せになりたい。
だけど、幸せって何でしょうね。
あなたにとっての《幸せ》とはどんなことでしょうか?
例えば、
・子供が、あるいはあなたが希望の学校に合格した、そこでも成績が上位
・一戸建ての家を購入した、タワーマンションに住めるようになった
・給料もボーナスも上がった
・スポーツの大会で全国大会に参加できる
・欲しかったブランドの靴とスカーフを買った
人の欲、3大欲望は、
食欲/性欲/睡眠
でも、物欲もあるし、手に入ったら何か別のものが欲しくなる
ほかの人と比べてイケメンかも?
社会的地位がその人のアイデンティテ-だったり
「私の夫は~大学の卒業です」と言いたかったり
スタイルがよくて、つい目立たたない人の横に並んで目立とうなんていう虚栄心があったり・・・
人それぞれに《幸せ》というものがありますね
それは、別の人からみると、羨ましがられるようなことや比較して虚栄心を満たすものも多いかもしれませんね
それで《幸せ》であれば、構わないかとも思います
《幸せ》は定義がありませんから、人に迷惑をかけなければ、その人にとっての《幸せ》があれば
だけど、人と比べて感じる《幸せ》だと、それを失ったときにどうなるでしょう?
せっかく購入した家だけど、急に給料が下がってしまってローンが苦しくなると喜びが不満や焦りに変わりますね
満たされていた【虚栄心】は煉瓦のように崩れていくかもしれません
幸せと虚栄心、自己満足を間違えていた、ということになるのでしょうか...
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私の場合なのですが、《幸せ》は《感じるもの》なんじゃないかと思います
それも、大きなものであってもいいですが、日常の小さなものでも
例えば、
・昨日までの数日間はもやもやしていたけれど、今日の朝は「嫌だな」と思わず起きることができた
・暑いから日傘をさそう。もう古いから新しい色のものを買ってみよう
・初めて作った料理が思ったよりも上手くできた
・いつもと違う散歩道を通ったら、みたいと思っていた花があった
・暑かったから、麦茶が冷たくて美味しい
・朝によく顔を見る近所の人に自分から挨拶してみよう(うん、気持ちいい)
・この本は面白かったから、また読みたい
・好きな香り「今日はラベンダー」をハンカチに1滴たらしてみよう
・両腕をあげて「あ~疲れたけど、頑張ったわ」と自分で自分をほめる
そんな時に、顔がゆるみます
そして、《幸せを感じる》のです
大きな目標も大事な時がありますし、悪いことではないでしょう
でも、日常で小さな心地よさや自分への労わりを《気持ちいい》とか《幸せ》と感じることも大事なこと...私にとっては
もしかしたら、小さな積み重ねがいいのかもしれません
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マズローの欲求段階説は5段階あると言われてます
ピラミッド型で下から
5生理的欲求
4安全の欲求
3親和の欲求
2承認の欲求
1自己実現の欲求
(訳し方は違うかもしれません)
まず5の生きるために最低限のものが満たされなければ4にのぼることができません
4がないと3にいけない・・・
高価なブランド物を手に入れることが「1」かどうかというと違うでしょうが、形にないもので自分に達成感を得ることができるには、段階が目安になる
段階があるということとは、ちょっと違うかもしれませんが日常で感じる《幸せ》と似てる気がします
つまり...
布団の上で寝て
食べたいものを豪華でなくていいから食べる
トイレに行くことができて
お風呂やシャワーに入ることができる
朝の眩しさを感じる
インスタントのコーヒーを飲んで
あるいは時々、粉のコーヒーを丁寧にいれて
出掛ける前に時間があるから本を読む
髪をもう1度とかして
服を決めてピアスを選ぶ
当たり前の日常のことをありがたく思い
時々、ちょっぴり自分にご褒美を
人と楽しくランチしたり
気持ちをわかち合えたり
好きな人とスキンシップ
そんな小さなことが《幸せ》と感じさせていき、大きくなるのかも
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人から【自尊心】を傷つけられる時
悪口を言われてると感じる時
そんな時には《境界線をひく》こと
相手と自分の距離をとる
無理なら誰かに助けを求める
(↑私が以前、痛い目に遭って最近気をつけていることです)
さて、マズローの欲求段階で【自尊心】はどこになるでしょうね
自尊心は、生きていく上でかなり大事だと思います
【自己実現】のためにも
ある性暴力にあわれた人は、自尊心は一番下よりも下だと仰ってました
心身をズタズタにされたら、食べることも出来ず、逆に3人分4人分食べる
トイレに行くことさえ面倒で...マズローの段階「5」ではなく他でもなく...
自尊心を失うことでマズローの欲求段階など意味をなさない、ということです
体験した方にしかわからない視点...
そして、言葉にならない気持ちが私の中で渦を巻きました...わたしも自分自身を失っていた時期がありましたから
【自尊心】など無視されて、私に何がどう起こったか興味本意できいたり...仕事として聞いても更に心ないことを言われました
私はあの時、【自分には自尊心があっていいんだ】とも、思えませんでした
心や体が自分のものに思えなかったり、傷ついたままだと...マズローのピラミッドは無意味なものになるのですね...
幸せを誰かと比べるのではなく、自分は今の感情を受け入れ、それが正しいとも思えたら
ありのままの自分、なりたい自分を思い描くのは簡単なようで、とても難しい
【共感】と【同情】は違うもの
人の気持ちに、どうしたら寄り添うことが出来るか
その人が小さな幸せを感じられるようになるか
私は、私に何が出来るのだろう...と日々、考え悩みます
読んでいただき、ありがとうございました。 心理職以外の仕事の1つとして、DV被害で困ってる方々に情報提供をしています。そちらへの支援に使わせて戴きますね。