可愛く図々しく甘えましょう

ミュージシャンは、ともすれば選民意識があります。
案外、普通のことが出来ないんですけどね…
私の音楽を創る力も、たいして凄くはありません。

足が速いとか、字が上手とか、少しだけ突出した得意なこと。


音楽という、みんなと共有できるものだからこそ、私という足りない者を周りの方々は受け入れてくださいます。

先生などと言われて、有り難くなんとかやれています。


社会で生かしていただくために、持たして貰った免罪符のようなものですな。


親を早くに亡くしたので、自然と周りの他人に甘え上手になりました。

今まで生きてこれたのは、なんの見返りもなく親切にしていただいた他人様のお陰です。


お陰様のお互い様。

迷惑なんて生まれてこのかた、かけまくってますわ！


足りないものを補い合い、助け合って生きていくのは、人間だけです。


群れで生きる動物は、本能的に助け合うけど、個別に態度を変えたりはしない。


助け合い、補い合いはすれど、他人の人生を背負うことはできません。

自分の荷物は、自分の分しか持つことは出来ないのです。


だからこそ、自律する必要があります。

自律した音同士でこそ、美しいハーモニーを奏でるのです。


どこにも属さず、誰からの支配もされない。

そんな自分であること。


それは、美しい音楽を創ることに繋がっていきますので、いつも念頭に置いています。


頼らないわけではありません。

周りには、可愛く図々しく甘えておりますよ😆


出来ないことは、とっとと出来る人に任せましょう🎵

これ、経営の基本かもですね！

有能なスタッフを抱えていれば、社長は無能でも…😆