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ストレスを溜めないための整心論〜ビジネスパーソンの日々の再起動21


前回投稿



私はこんな人



はじめに

アスリートと同じく、ビジネスパーソンにも「心技体」のコンディショニングが大事です。特に、心(心理、気分など)の影響は、技(パフォーマンス、スキル)や、体(身体的な健康)にも影響が出ます。

逆に、技や体が上手く調整できれば、心に好影響を与えることも可能です。

このような好循環を生み出す手法について、自分の心理について考えたり、振り返ったりすることを「整心論」と私は名付けています。

サブタイトルは「再起動」としていますが、調子が悪くなってからの手法だけでなく、普段の活動についてもお伝えし、これまで、バラバラになりがちだった「心理」(心)、「ビジネススキル」(技)、「健康管理」(体)の相互関連をベースに、ビジネスパーソンのパフォーマンスの適正化を図るための情報(=整心論)を、私のリワーク体験や復職後の体験に基づき、お伝えしたいと考えています。

前回投稿から
「ビジネススキル」(技)について下記の内容をお知らせしております。

第1部:ビジネスコミュニケーション(報連相)のコツ

第2部:タイムマネジメントのコツ

第3部:企画書作成のコツ

本日は、前回に引き続き、第1部のビジネスコミュニケーション(報連相)のコツ、5種類ある報告のうち、結果報告と経過報告について、お伝えします。5種類の報告とは

①結果報告
②経過報告
③変更報告
④トラブル報告
⑤情報報告
です。


結果報告

報告について、どんなタイミングで行えばいいか分からないという若手ビジネスパーソンは、これをまず確実に行ってみましょう。もし、あなたが、管理職の方なら、これを徹底してもらうように指示します。指示または担当させた業務の結果について、「●●の結果で終わりました」と報告させるものです。

これを習慣化するのは、さほど難しくありません。

ただし、注意点が2つあります。

まず、適切な報告は、
適切な指示出しと確実な指示受けからスタートするということです。

勿論、指示出しの側に責任があります。5W1Hが不明確な指示を出しては話になりません。指示を受ける側は、5W1Hのうち、特に、仕事の目的と締切を確実に押さえておく必要があります。

注意点の2つ目は、あなたが上司の場合、結果が、期待通りではなかったときも、いきなり怒ったり、ボヤいたりしないことです。

「いやいや、そんなこと言っても、結果が悪かったら、怒るのは当然でしょう??」

というの気持ちは、分からなくはないのですが、

怒ったことにより、その悪かった結果がよくなったり、その担当者のスキルが改善することはありますか??

多分、それはないですね。
「いや、俺は、そうやって成長した」とか言っているうちは、部下にソッポを向かれます。

「でも、結果だけ報告されても困る」というのが、普通ですね。

そこで…次の項目です。


経過報告

結果報告とセットで、行うことが重要です。

もし、あなたが上司に報告するとしたら、以下の手順で進めます。

①ゴールを確認します。(つまり、完了報告するべき内容です。当然、締切日も確認します)

②その際、大まかな節目になる工程を確認しておきます。これが、経過報告のタイミングとなります。

このようにしておくと、報告をする時期を確認してから、着手することになるので、

「アイツ、報告がない‼️」とか上司に言われるストレスは、緩和されます。

上司の側は、「経過報告の時期なので、現状を教えて欲しい」と言えば済みます。

この場合も、進捗が悪くても、決して怒りをブチまけてはいけません。

どうやったら、キャッチアップできるかをスタッフと一緒に考えるのが、リーダーです。

また、あなたがリーダーに報告する立場にあるときは、

稚拙なものでも、キャッチアップ策を考えることが必要です。

本日のまとめ


①ビジネスコミュニケーションの第一歩は、業務の指示出しと、指示受け

②報告の基本は、「完了報告」。「経過報告」とセットで行うことが重要です。

本日は、ここまでとします。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

次回は、残りの「報告」、変更報告、トラブル報告について、詳しくガイダンスしていきます。

【私はこんな人】


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