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子どもの靴下問題を解決する🧦

10歳と8歳の兄弟。
とにかく靴下をよく無くす。
(無論靴下だけではないけれど。)

靴下の片方を
絶対必ず100%どこかへやるのだ。

そして言う。

「ママ、靴下がない~」

無いのではない。
君たちが片方ずつどこかへやっているのだ。

そうして家中捜索の旅が始まる。

ある時はソファーの下から
ある時はテーブルの下から
ある時は布団の下から
そしてまたある時は、車の中から。

片割れは発見される。

「靴下の片方をなくす」それ自体は、
母の適当すぎる教育の賜物かもしれないし、
洗濯の際に確認しないという
適当すぎる家事の賜物かもしれないし、
彼らが持って生まれたものかもしれないし、
得てして小学生男子とは
そういう生き物なのかもしれない。

「靴下の片方をなくさない工夫」もいくつか試した。

✖ 靴下専用かごに入れる
 (専用かご行方不明)
✖ 片方靴下ゾーンを作る
 (蓄積されし永遠にみつからない靴下たち)
✖ 少ない数で徹底管理
 (3日で撃沈)
✖ 帰宅したら脱衣所ですぐ脱ぐ
 (洗濯機の裏から見つかる)

思い当たる術を試したが、見事に全滅だ。
とにかく早急にどうにかしなければ、、。

そこで母は考えた。
靴下から解放される方法を。

✔︎ 同サイズで揃える
✔︎ 同カラーで揃える
✔︎ 兄弟共用
✔︎ 10セットまとめ買い

カラーは絶対か紺か黒だ。
血迷って白を選ぼうものなら
一日でグレーになって帰ってくる。

ちょうど良いのを見つけたので3セット買い。

なぜもっと早く思い浮かばなかったのか。。

これで靴下神経衰弱の確率が
劇的に上がるはずだ。

すべて柄違いの靴下10セットは、
例えば片方を6本なくせば、
残り4セットしか使えない。

だがしかし、全てを同じサイズ色柄にする事で
例えば片方6本なくしても、
残りの6本で3セットが作れる。
つまり7セットが靴下生存競争を生き残る!

このロジックは応用して
あらゆる方面に使える。

手袋もそうだ。
高性能の手袋を与えたところで、
絶対片方なくしてくる。今はもう100均だ。
100均の手袋を5セットぐらい買っておけば、
手袋神経衰弱の確率はあがる。

そのうち大きくなった息子達の
パンツ問題にも遭遇するだろう。

洗濯ものには、夫と息子3人、計4人分の
似たり寄ったりのパンツが入り乱れ、

「これ、誰のパンツや….」

となるに違いない。
そんな日常は絶対避けなければならない。

ひとり一色、
全員のパンツの規格を統一することにより
ワーキングメモリの浪費と実働コストを省くのだ。

ジョブズのメソッドを
家庭内にも導入することで、
母親もきっと幾分かは楽になる。

ジョブズのクローゼットは、
目的のための手段だ。

ここでの目的は、母が
極力すり減らさないこと。
なるだけ笑顔でいること。
なるべく創造する時間を確保すること。

子ども達が立派に自分で自分の始末を
つけられる年ごろになったら
好きなようにお洒落を楽しめばいい。

子育ては長期戦。
状況状況場面場面で臨機応変に。

2022年はこうやって日常の些細なストレスを
ひとつずつ減らしていく年にしたい。


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