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【体験談】21歳女、婦人科の手術と入院を終えて。

21歳チャンリサ。
先日手術を終え、無事に帰宅しました。

簡単な手術でしたが17~18年ぶりの手術でしたので不安でした。
無事に終わって大歓喜。わーい(*^^*)

長いかもしれませんが、どう3日間を過ごしたかを書いておきます。

(正直長いので、ほぼ自分用の記録です。)

「自分用の記録」9割
「誰か見てくれたらラッキー」1割
というやつです。

なるべく覚えている限りのことを沢山書きました。
「長文だと見てくれる方も少ないだろうなぁ」
なんて思いつつも

「こんな機会だから長文を書くのも悪くないかな」
「手術や入院が気になる方/不安な方は長文で細かい方がありがたいのかな」
なんて。

ではこちら目次↓
細すぎるので見たい所だけ選んで見てちょ。

推しに助けられたなぁ/腕痛かったなぁ/看護師さん達すげー/麻酔/ご飯などなど書いてます。
いきますよ。

①疾患名/子宮内膜ポリープ


子宮内膜ポリープという疾患です。
個人的に調べてみたら、40~50代の方に多くみられる疾患だそう。

アタクシまだ21歳の小娘なんですけどね。
こういうこともあるんですよ皆さん、ね。
年齢なんか当てにならない。

出産経験のある方は日帰りでも全然OKなのですが、私はまだ出産経験がないので(器具等に身体が慣れていない)、
しっかり全身麻酔で2泊3日の入院です。

術式/子宮内膜掻把術

子宮内膜掻把術
子宮の中をスプーン的なやつで掻き出すやつです。
お腹は切りませんでした。

私が病院に行ったきっかけは不正出血と酷い生理痛です。
気になったら、いや気にならなくても若いうちから病院へ。

【私の心の味方・推しグッズ】

左から順に
・見取り図グッズ
・ラヴィット!チーソー
・じゅーすごくごく倶楽部
『勇者にしてあげる』キーホルダー

じゅーすごくごく倶楽部は私の大好きな芸人さんで結成されているバンドです。
「勇者にしてあげる」なんて手術のタイミングには丁度いいじゃないの。


②手術前日(入院1日目)

大学で14:30頃まで講義を受け、
新幹線で速攻病院の最寄り駅に向かい16:00頃に病院へ。
婦人科病棟前であっけなく母と別れる。

いやぁ、コロナのこともあり一応まだ面会禁止だったので、もう少し会話してから別れるべきでしたね。

少し看護師さんに連れていかれ説明を受ける
➡母のもとへ戻り少し会話
➡サヨナラをして入院生活スタート

だと思っていたんです。
看護師さん連れていかれたまま即入院スタートでした。
あっけな。

【最大の敵・点滴針ぶっ刺し】


次の(手術)日のために、病室に来て速攻点滴の針を刺されました(まだ液体とは繋がってない状態。つまりは針的な部分だけ)。

初めは左腕に刺されました。
痛すぎて涙が止まらなかった。
痛ってえ…

頑張ったけども、
左腕は上手くいかなかったそうです。

失敗だったんですね。
血管のケツちゃんが悪い子でした。

幼稚園年少の頃入院をして点滴が辛かったことを思い出しました。
(この点滴の痛さ、辛さだけは身体が覚えていた)

がんばった私の左腕。
退院後、アザらしさが増しました。
成長でしょうか、退化でしょうか。

そしてアルコール綿で腕が真っ赤になってしまった模様(私は針が怖くて腕を見る余裕は全くなかった)。

アルコールが受け付けない身体でした。
嗚呼残念無念。
もうお酒を飲むことはないでしょう・・・






ということで、次は右腕に刺されました。
また痛すぎて涙が止まらない。

こっちは入院中がんばってくれた右腕の点滴跡。
四角く見えるのが絆創膏跡。

ちょぼが黒子と思いきや点滴跡。
アザもなく元気に復帰。

うっすら腕毛は許して。

右腕と左腕に刺された訳ですから、ダメージ2倍です。

「看護師さん、どうぞ私の腕で練習してください」

と、大きな声でも小さな声でも言うことはできませんでした。

「大丈夫ですか??気分悪くない??」
「(気分は大丈夫)な、涙、、が、、、何か止まらないですぅ(´;ω;`)ウゥ」
という会話を交わしました。

迷走神経反射常習犯のチャンリサには一大事なのです。

実は以前この病院で入院前検査として採血をしたとき、迷走神経反射で盛大に倒れて運ばれていました。

ということで、針苦手な性分は看護師さん達に知られていたようです。
沢山気にかけていただきました。

伝わっていた方が何でも安心です。





まあでも何をするにも腕が痛い。
寝るのも「アイタタタタ」と一苦労。
涙も何だかんだ1時間は止まらず。

痛すぎて家族や友達に「痛い」という報告もする。

その日の夜ご飯は金目鯛の煮つけが出ました。
金目鯛をいただけるなんて驚きです。

「明日の手術頑張れよな」
というサインでしょうか。
「手術の前日くらいめでたくやろうぜ」
というサインでしょうか。

日常とは異なり、左手を使って美味しくいただきました。
手づかみという訳ではないです。

個室であっても外から看護師さん達の声や別室の「ピコンピコン」という音が鳴り響いていて、病院であることを実感しながら眠りにつきました。

ちなみにシャワーはできず(入院中はずっとでした)。

この日の21:00から食事は禁止。

③手術当日(入院2日目)

朝6:00から飲み物禁止なのに目覚めたのが6:30でした。
あらぁ。

ということで、何も飲むことはできず、空腹と腕の痛みに耐えながら9:00からの手術にひたすら怯えて待つことに。

とりあえず歯磨きだけはして、口の中の乾燥は和らげました。

暫くして手術用下着(パンツのみ)+手術着という、いたってシンプルな服装に着替え。

だんだんドキドキとしてまいりました。

↑こんなの聴いてた。くるりは落ち着く。

【点滴(液体)を入れ始められる】

何の液体かは分かりませんが、前日にぶっ刺された点滴の針的なやつに、液体がついに繋がれました。

この時点で麻酔は入ってないです。多分。
何の液体なのか聞いておけばよかった。

液体が腕に入る瞬間は少々痛かったですね。
「うううわぉ何か入ってきてるアイタッ、イテテ」って感じ。

でも刺された瞬間に比べたら大したことではないです。

完璧な状態の点滴が刺さった腕で身体を動かすと、腕がぎゅいーん・びょーいーんと痛む感じでした。管が付いているのでね。

そういえば、もうここでは
「大丈夫・大丈夫。絶対成功・絶対成功」
としっかり口に出して呟いていました。
怖かったのでしょう。

【手術室へ移動】

ついに看護師さんに呼ばれる。
孫が私と同い年という看護師さんでした。

(段々と覚悟の心が生まれてきた。)

職員専用のルートを通って、手術室へ。
何だか宇宙船のような所で、緊張より
「手術室かっけー!」
という気持ちが勝ってきました。
よしよし。

自分で手術台の上へ。
手術台は温泉程の温かい敷布団と掛け布団的なものに包まれていました。

恐らく体温調節の為ではあると思いますが、決して無機質で冷たいような場ではないのだと安心しました。

(何だかいいきもち。)

また、ピアノ調のBGMも流れていたのでもっと落ち着くことができました。
何の曲かは忘れました。コブクロあたりだったかな、、

ただ、緊張は確かにしていたようで。
看護師の方々から沢山励ましてもらいました。

【看護師さん達からの沢山の励まし】


「あら手冷たいわね!緊張してるかな、大丈夫よ!!!(手を握る)」

「こんな手術室入るのもドラマみたいでしょ~、ちゃんと見ときな!主人公になった気分でね!」

「あなたの年齢で婦人科に行けたのは大したもんだよ!本当すごい!」
などなど。

優しい方々。
厳しい世界で働いているからこそ優しくできる方々。

尊敬でしかない。
これぞプロ。

【全身麻酔の感想】

まず、麻酔の効き具合が分かるテープ?的なやつを貼られました(無知)。

中々上手いこといかなかったようで、
「ちょいとごめんよ!」と顔をぐいんと押さえられ、テープを貼られました。





「ちょっと眠くなるお薬入れるよー!」という声で入れられた麻酔。

正直怖かったです。
段々と手先・足先から冷たくなっていく感覚。

迷走神経反射で倒れるときと似た感覚でした。

「気持ち良い/快楽」「死/恐怖」の狭間に居る、一番フシギな感覚です。

でも、運よく推しから「絶対成功!念じろ!」とメッセージをいただけたので、念じながら落ち着き、麻酔に支配されることができました。

夢を見た記憶はありません。

【マジで術後すぐ/ 身体はどう反応??】

麻酔が切れた瞬間は手術直後のはず。

何故か分かりませんが、涙が勝手にぽろぽろ出てました。
看護師さんが拭いてくれてた。

この入院で2回も涙を零してしまいました(><)

身体が余程緊張状態だったのでしょうか。
何故かは分かりませんが驚きです。

【手術室から個室へ移動】

ベッドで手術室から個室に運んでいただく。
まだ意識は半端な感じ。

酸素マスクや、心電図、血圧測定器等々を付けられたまま3~4時間程過ごしました。
看護師さんも定期的に来て私の体調を確認。

麻酔も少々残っていたはずなので、3~4時間の大半は眠りについていましたね。

腕や足を動かすのも大変でした。
それまで身体もガチガチに固まってたし(緊張状態)、力の入れ方も分からない感覚です。

ということで、
部屋に掛けられた桜の絵と天井をただひたすら眺めてはウトウトし、

「つまんねーな」と思い、

眺めてはウトウトしておりました。

また、術後で子宮からの出血や痛みがそこそこあったため、痛み止めの点滴も入れていただきました。

お腹の痛みが一番だったので点滴の痛みなんて気にもなりませんでしたね(お腹の痛みは普段の生理だったら薬を飲むくらい)。

↑起き上がれた後はこの曲で「イテテ」という気持ちを麻痺させてた。

周囲には紹介しにくい曲なのですが、気持ちを麻痺させるには本当に丁度良いのです(><)
ビートが気持ち良いですよね。

【おなかすいた!!うわぁ!】

もう、兎にも角にも空腹でした。
前日も早めの夕食でしたし、当日も朝昼絶食・飲み物なしでしたので。
加えて術後なのでフラッフラ

術後の夕ご飯が本当に待ち遠しかった。

ご飯タイムまでひたすら
スマホ・スマホ・スマホ・目イタイ

↑これ見てひたすら暇つぶし。
こちんぐ(さや香石井)さん実況。
長尺だから本当に助かった。

ちなみにこの日の夜ご飯は
ひじきご飯、ぶりの照り焼き、すき焼き風の小鉢、みょうがの甘酢漬け
完食しました。

【個室から相部屋に移動】

緊急での患者さんがいたため、個室から相部屋に車椅子で移動となりました。

私は音が気になると目がシャキンとしてしまう性分です。
細かい、小さな音も気になってしまう性分です。

でも、私よりもっと大変で苦しい日々を過ごしている患者さんも相部屋にいたので、せわしない空間となっていました。

寝つくのが大変だったけど、こればかりは仕方のないことですね。

④退院日(入院3日目)


【寝起き/相部屋の皆さんに謝りたいこと】

相部屋だということを忘れて、起床時間の少し前にスマホのアラームを掛けてしまいました(音楽なしのバイブレーションのみ)。

バイブレーションの音だけでも十分うるさくしてしまいました。
本当にすみません、同じ部屋の皆様。
入院初心者でして。。

【大歓喜の点滴外し】

朝一番(6:00過ぎ)に点滴の針を外してもらいました。
痛みがないことに歓喜歓喜の大歓喜。
やっと解放された、といった感じ。

若い看護師さんに外していただいたのですが、私が極度に針嫌いなことを知っていたので
「外しますよ」と言わずに外してくれました。

全く外されたことに気が付きませんでした。

ありがとう、若い看護師さん。
痛くなかったし、
全く気分も悪くならなかったし。

涙も出ず、知らん間でした。
最高です。

【先生の回診】

朝ごはんを食べた後、手術をしてくださった先生が回診に来ました。

「お!元気そうだね!!」
「はい!元気です!」
「じゃあ今日退院ね!!」
「分かりました!ありがとうございます!」

これで退院決定。わーい!
実際体調不良はなかったので、これ+αくらいの会話で簡単に終わりました。

その数十分後もう一度先生が来てくださり、退院後服用する薬の話などをある程度しました。

事務員的な方から会計(具体的にいくらかかったのか等)のお話もされました。

ちなみにこの日の朝食は
ごはん、味噌汁、がんも、小松菜の胡麻和え、ふりかけ、牛乳でした。

朝飲む牛乳は結構苦手なので(お腹痛くなる)残してしまいました。

こんな「牛乳を飲もう!!廃棄を減らそう!」なんて言われている時代にすみません。

【母ちゃんが迎えに来た】

10:00頃、母が迎えに来ました。
親子再会・涙涙の感動シーンもなくいつも通りの母。

その方が私も落ち着けるし何より疲れてたから私もありがたいんですよ。

本当に疲れてた。心も身体も。
約3日間病室のベッドの上でしたし。
駐車場に移動するだけでもかなり疲れました。

【諸々の費用】


6万円ほど。参考程度に。

【今に至る/現状】

①術後数日後の状態↓

身体のだるさはありますが、なんとか元気にやってます。

元から体力に自信がないし、実際に体力はないので通常運転まではまだ時間が掛かりそうですが、とりあえず今は安静・安静の安静×100です。

早く元気になりたいね。
階段の上り下りだけでもしんどいよ今は。

体重はここ何年も45kgくらいなのですが、実はおしりが重いです。
立ち上がりがダルいということです。

多分おしりだけ100kgあると思いますω(→おしりマーク)
今だけ総体重は145kgです。
膝も痛いのよ。

【手術から約1週間経った今は】

心も体もそこそこ軽いです!
何だかんだ、3月頃から病院へ毎週のように通っていたので心も暗くなっていたんですね。

病院に通うことってHPを削られることなんだなと実感しました。

3月頃からずっと心も身体も暗かったので就活も思うようにはできていませんでした。
就活において一番大事な時期だったのにね。
今からでも頑張れるかな。

⑤余談(飛ばしていいよ)

「紅狼」と刺繍をされたニッカポッカを履いたスキンヘッドのおじいちゃんが院内にいらっしゃいました。

どんなブランドなのかは存じ上げないのですが「紅狼」はイカツい。
かっこよかったです。

ジェラトーニのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて車いすに座っているおばあちゃんがいらっしゃいました。
めっちゃかわいらしかったです。

・入院したのが婦人科の病棟だったので、小さい子どもの声がたまに聞こえてきました。
入院中唯一の癒し要素でした。

病院には色々な人がいますね。

★以上/総括★


体験談として書きました。たった2泊3日の短期間なのに長文でしたすみません。

私と同じ疾患を持つ方・同世代の方・入院や手術が怖い方に届いていればいいなぁ、という気持ちです。

年齢関わらず、身体に不調が出た・気になる部分があれば病院にゴーゴーですよ。

だって21歳の私がなっていたこの疾患は40~50代に好発だもん。
普通に過ごしてたら予想がつかない。

若さを信じてはいけないし、病院に行かずして自身の健康に自信を持つのもいけない。

皆元気でいきましょうよ。
もう来年から人間ドック受けようかな、、、

6000字達成(*^^*)
どうもでした。

【更なる余談】
ポリープを検査にかけたら結構レアな病気だったみたいです。ただのポリープじゃなかったです。ははは(><)
そのことはまた書きます。

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