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p.21【アイデンティティ】人種について考えてみた

最近は、モヤモヤといろんなことを考えていましたが、中でも人種について考えていたことをここに書き留めておこうと思います。

まずは、私の元アルバイト先の規定のお話。
そこでは"ネイルは肌色のみ可"というルールがありました。

私がまず思ったのは"肌色とは?"ということ。

おそらく、その企業の日本人の上司が決めた規定なので肌色とは日本人の肌のような色を指しているのだろうと想像しますが、もし、ここに黒人の方や白人の方など肌の色が日本人(ここで一概に日本人とまとめてしまっていますが、日本国籍だが肌の色が違う方を差別しているわけではありませんので悪しからず)とは異なるような方がアルバイトするとなった時、ネイルの色は黒っぽい色、白っぽい色は良いのか?との疑問が生まれます。

これは、日本政府・社会による偏った人種における教育によって、私たち日本人に植え付けられた"肌色=ベージュのような色"という固定観念が生み出したものだと思います。

とってもモヤモヤします。
日本の労働人口の多くが、人種におけるこのような教育を受けているので、多様性を認めよう!って叫んでいる若者の声も届かないわけです。

そして、私の心の中の考えをもう1つ、ここに可視化しておきます。

その教育によって人種における考え方が染められてしまったということは、生まれながらにして人種差別的な感情を持っている人はいないということ。

私たちの考えを染めてしまう環境を早急に変えなければなりません。ここでいう環境とは、物理的な身を置く環境のみではなく、その環境を作り上げてしまっている人々のことも含みます。

例えば、おそらく皆さんが小さい頃に見ていたであろうアニメ。仮面ライダーやプリキュアに黒人はいましたか?ドラえもんの登場人物には?ちびまる子ちゃんのクラスメイトには?

いないですよね。

知らないうちに人種が偏っているアニメを見て育つって実はとっても怖いことではないでしょうか。

未就学児などまだまともに、クラスという所属したこともないまとまりをアニメで知って、そこにはみんな同じような肌の色の人がいる。そして、それが当たり前だと思うようになる。

この幼い時から、もう既に、私たちの思想は染められてしまっていたと言えるのではないでしょうか。
幼児向け番組、児童向け番組を作成されている方々。今一度考えてみて欲しいです。

そのアニメや番組が視聴者である子供達の生涯に与える影響を。

今日はここまでです!モヤモヤをここに文章にするとすこしスッキリした感じがします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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