結局、不器用で感情表現が下手くそな男性が勝ち組説。映画「ブリジット・ジョーンズの日記　ダメな私の最後のモテ期」

どうも

チューブ型のクリームはハサミで真ん中を切って最後の最後まで使うタイプの人間、しまざきです。

今日、なんとなく観るのを忘れていた「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ最新作を観たのですが、最高にゲラゲラ笑えてありえないぐらい元気をもらえたので共有しておきます。

【ブリジット・ジョーンズの日記　ダメな私の最後のモテ期】（２０１６）

映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』予告編

大人気シリーズ「ブリジット・ジョーンズの日記」のシリーズ三作目となる今作には、引き続き主演のブリジット役にレニー・ゼルウィガー
恋仲であったマーク役にコリン・ファース
そして新しいキャラクター・ジャック役には「魔法にかけられて」の
パトリック・デンプシーが加わり、ドタバタラブロマンスを繰り広げています。

今作では
４３歳になったブリジットが旅先で偶然出会ったジャック（パトリック・デンプシー）と、知人の集まりで再会した昔の恋人マーク（コリン・ファース）とそれぞれ一夜を共にしてしまい、気が付いたら妊娠していた！！
しかも父親がどちらかわからない！！

というかなりピンチな状況に陥るお話なのですが…

シリーズ特有のコミカルでドタバタなタッチで、めちゃくちゃに爆笑してしまう。冒頭のシーンなんて、元恋仲だったダニエルの葬式シーンだし。ヒューグラント…

何が面白いっていうと、このシリーズに関してはブリジットが繰り広げるアクシデントやおとぼけが招く最悪で最高のストーリー。

ブリジットはとにかくおっちょこちょいでダメダメなんだけれど、憎めないキャラクターなんですよね。
「本当のことを伝えなくちゃ！」と二人に妊娠を伝えるけれど、肝心な父親がわからないところは言い出せなくて…と、どんどん空回りしていくのがこのブリジットジョーンズの面白いところ。

ダメダメだけど憎めなくて、愛される女性。かわいい
ブリジットを演じたレニー・ゼルウィガーも

「ブリジットはいわゆる超美人じゃないし、これまでは体重もオーバー気味だったし、ファッションもお洒落ではないし。ただ、彼女はすごく魅力的な女性だとも思うの。常に楽観的で明るいし面白いし、思いやりだってあるわ。そういう人と一緒にいるとすごく楽しいもの。自虐的だけどユーモアもあるし、希望ももっている。」（NewsWalkerインタビューより）

とインタビューでブリジットという女性を語っている。

「自分がダメだとわかっていながらも、ポジティブに自分の良いところを見つけて自信に変えていく女性」かな。かっこいい、

しかも、毎回良い男たちに言い寄られているのがすごいところ。
ブリジットは女性として、どこか放っておけなくてかわいいんでしょうね。わかるよ

新しいキャラクター、ジャックもまあプレイボーイ感だだ漏れのいい男。

ひざまずく王子スタイル。
ヒュー・グラントからのパトリック・デンプシー、ナイスキャスティング。

女の子の扱い方分かってる男子。
女の子がされて嬉しいこと知ってる男子。
胸キュン製造機。乙女ゲームの一番人気キャラ。

ブリジットとジャックのカップルもとても魅力的で
みていて飽きないな〜！という感じなのです

が

シリーズを観てきた人間が望んでいる人物…

そう、そうです

Mark Darcy…

やっぱり
ブリジットとマークがくっついてくれなきゃこっちは困りますよ、と。

ですが今作ではマーク、ブリジットではない別の女性と結婚しているという状況。１０年以上付き合ったマークとブリジットなのに…ですが、また急接近。

この三作目をみて改めて確信しましたが、マークみたいな男性がいちばん…

感情表現がすこし下手で、普段何考えているかわからなくて、頑固で
でも自分の好きなものにはまっすぐな姿勢…良

この作品を観て思うけれど、
ジャックや前作のダニエルみたいに、一緒にいて楽しくときめきが多くて
という人よりも、不器用だけど誠実でまっすぐな男性がいちばん信じられる人なのだな、と感じる。これは私の見解ですが。

というより、私がこういう感情表現へたっぴで寡黙な雰囲気を持っている人を魅力的だと思うからなのかもしれませんが…男女問わず…格好いいし、可愛い

しかもコリンファースがこういう役柄がドンピシャ！ですので、そりゃあ、マークの魅力に浸かってしまいますよね！！！！！！！！！！！！！！！！しょうがないしょうがない！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

しかもドラマ版の「高慢と偏見」でもコリンファース、ダーシー役ですし…
高慢と偏見のダーシーもしまざきのツボどんぴしゃりですし…もう…

すみません。で、すこし本題に戻ると

「結局ちょっとチャラついているイケメンの人より、自分を見てくれて不器用でもまっすぐ一途に愛してれる人を選びなさい」

というのがこのブリジット・ジョーンズシリーズ全体の大きなメッセージになっているかな、と。本当そうだよね、そう思うよ。

ダニエルやジャックも悪いヤツではなし、ブリジットに純粋に惚れているからかわいいし
ブリジットが常にふたりの男の間で取り合いになっている姿がサイコー面白い。

父親どちらかわからないから二人で協力してブリジットの出産手伝ってるしね。どちらも良いパパ。

シリーズとして、最高の締めくくりだったんじゃないかと思いました。

だってゲラゲラ笑ってしまったもん。ストーリーも納得したし、単純に面白かった。

キャスト陣は初作に比べると、「年をとったな〜」と年月を感じさせる部分もあったけれど、それは決してネガティブな意味ではなく
「月日を経て成長したブリジット・ジョーンズの日記を楽しめた」という圧倒的な満足感を味わえた。

シリーズを知らない人でも、十分楽しめますよ。
シリーズ見返してからみたらもうサイコーに楽しめます。

レニー・ゼルウィガー、一時期「顔が〜」とか
「整形した〜」とか言われてしまって、精神的にも辛そうな時期を知っていたから、今作で彼女の可愛らしくありのままの明るさをのせた演技をみれて個人的には嬉しかったです。
ジュディ・ガーランドの半生を描いた映画にも主演で決まっているみたいだし、とても楽しみ。レニー、かわいくて好きなのです。

おたくの性で少々長くなってしまいました、謝謝

ダーシー最高

では

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