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本気で就活して”1年3ヵ月間”内定をもらえなかった理由

自己紹介

東京の山奥にある私立大学文系の4年生です。
4年生の6月に第一志望の大手通信キャリアに内定、計8社の内々定をいただき就活を終えました。
私にとって万々歳の結果ですが、実は2年生の3月から就活をはじめて4年生の5月まで内定をもらうことができませんでした。
しかし、就活を終えた今「挫折してよかった!」と心から思います。とはいえ、このnoteを読んでくださっている皆さまには同じ過ちを犯してほしくないので”本気で就活して”1年3ヵ月間”内定をもらえなかった理由”と題して就活における失敗談を綴らせていただきます。

内定をもらえなかった理由

①”成し遂げたいこと探し”の就活をしてしまった

いちばん後悔していることです。就活を始めてすぐに「成し遂げたいことは?」と自己分析が始まりましたが、私は”成し遂げたいこと”を持っていませんでした。その焦りで、興味のない業界のセミナーに参加したり、言われるがままにインターンシップに参加したり、時間だけが過ぎていきました。しかし、イベントに参加しても、本を読んでも「成し遂げたいこと」は見つかりませんでした。心に決めたものが見つかっても、次の日に参加したセミナーで変わっている、そんな日々が続きました。しかし、ある社会人の方に頂いた言葉を転換点として、キャリアに対する捉え方が大きく変わりました。それは「キャリアに正解はないよ。未来から逆算するといいよ!」という言葉です。この言葉で、キャリアに対する捉え方がどのように変化したのかというと、”過去のたった20年の経験から、これからの50年間で成し遂げたいことを見つけなくていい”ということです。捉え方が変わると、”成し遂げたいことが見つかった時にそれを正解にできる、実現できる自分になれること”が企業選びに必要な軸としてでてきました。時代背景から考えても私と同じように、キャリアに悩む人は多いと思います。その時に「今何をすればいいの?」と”行動”だけをするのではなく、未来のありたい姿から逆算して考えることで、キャリア選びのヒントを得られるかもしれません。

②プライドが邪魔をしていた

ES添削、志望動機の添削、面接練習、できるだけ社会人の方にお願いしてください!お話を聞きに行くだけの面談では、中々成長できません。ボロボロでもいいので「自分はこう考えました!」という一案を持っていって添削をかけてもらってください。私は”できない自分をさらしたくない”というプライドが邪魔をして、お恥ずかしながら中々これが実行できていませんでした。はじめのうちはボコボコにされると思います。しかし、必ず自分のためになるので、ここが弱みだと思う方は就活を機に克服してみてくださいね。また、このように小手先の課題解決だけではなく、自分自身の内面の課題に向き合い乗り越えることができれば、内定をもらえた時の達成感は人一倍大きなものとなると思います。

③伝える練習をしていなかった

伝える練習、とっても大事です。なぜなら、面接官が見ているのは”活躍しそうか”のポテンシャルだからです!これは、私が就活を通して最後にぶつかった壁でした。「こんなに準備したのにどうして面接通らないの!?」と落ち込みました。しかし、プライドを捨てて初めて友人に面接練習をお願いしたその日、いつもはおとなしめの友人が3倍くらいの声量と表情で話している姿を見て衝撃が走りました。自分に欠けているのは”伝え方”だと。それから私は、”活躍しそうな新卒”をイメージして鏡の前で話す練習を毎日しました。これを実践しただけで、1次、2次面接の通過率をグッと上げることができました。ぜひ、実践してみてくださいね。

④「私には無理かも」という言葉が頭に流れてしまっていた

この言葉が流れてしまっている方は、周囲の環境を変えたほうが良いかもしれません。自分で言葉を変えるのはなかなか難しいからです。「このままだと無理だと思うよ!」や「もう少しレベル下げた企業を受けたら?」とマイナスの言葉に触れているよりも「あなたなら絶対できると思うよ!」や「自分を信じてね!」と声をかけてくれる人の傍にいた方が本気で目指すことができます。言葉の力は想像以上に大きいです。ちなみに私は、毎日お風呂で「○○会社に勤めております、(名前)です。」と呪文のように唱えていました!

最後に

就職活動でお忙しい中、またお疲れの中、最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。就職活動はすぐに終わる人もいれば、私のように長期化する人もいます。私もお祈りメールに溺れる毎日を過ごしてきて、心が折れそうな時もありました。しかし、こうやってnoteを書くことができているのはたくさんの方々のお力添えをいただくことができたからです。どうか、皆さまも無理はせずに、自分の心に正直なキャリアに進まれることを心より、応援しております。


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