rina

1995 | Fukuoka > Hyogo | 着物・料理・旅・映画・積読 |…

rina

1995 | Fukuoka > Hyogo | 着物・料理・旅・映画・積読 | いろんな感情を分解して言葉に落とし込むための試行錯誤の記録

マガジン

  • ふとした時間

  • 生活手帳

    日々の生活での実践の記録や、生活の中の"モノと私との関係性"について書いています。 生活をほんの少し愉快にするためのヒントになると嬉しいです。

  • 食物対話集

    食を通して自分を見つめてみたり、あれこれ思いをめぐらせたりしています。

  • 私的メンタルジム

    自分をすきでいるために立てた目標や日頃から意識していること、挑戦したいことやしたことをまとめました。自己肯定感の筋トレみたいなものたちです。

  • my favorite

最近の記事

こだわりのボーダーライン #17

シェフのこだわり、こだわりの作品、いい意味で使われる"こだわり"という単語。だけど「こだわりが強い」という言葉がいい意味で使われることはない。 程度の問題かなぁと思ったけれど、「強いこだわりを持っている」はプラスの表現として使われることもあるので、きっと助詞の"が"の持つ作用が影響しているのだろう。ここでの"が"は主格を表している。こだわりが、強い。こだわり(だけは)強い。そんなところかしら。   似て非なる言葉たちはたくさんある。神経質とか几帳面とか頑固とか、、。だけど紙

    • 明日の朝にやることリスト #16

      先週が忙しすぎて、この土日は起き上がるのがとてもしんどかった。それでも起床と食事に対してのみ体内時計が正確なタイプなので、どんなに疲れていても、早く寝ても大体6時ごろに目が覚める。いつもだったら、喜んで飛び起きるのだが、この土日は本当にダラダラと心の赴くままにベッドで過ごした。(友人が家に来たり、お出かけはしたのだけれど) そんなだったから、毎週末にやってる作り置きとかに全く手をつけられていなかった。だけどそんな日があったっていい。明日の私が楽になるように努めているけれど、

      • おもてなしご飯は素材に頼って、優しく大胆に#15

        お部屋の動画をインスタのストーリーズに載せたところ、友人の1人から「お家に遊びに行きたい」とメッセージをもらった。 基本的にお客様大歓迎な我々は即OKを出した。 ケーキを買ってきてもらう代わりにランチを作ることに。料理は大好きなので、こちらから作るよと提案した。 おもてなしご飯を考えるのは楽しい。だけどあんまり頑張りすぎると相手にも気を遣わせてしまうから、頑張りすぎず、ちょっと特別感のあるものを心掛けている。 そんなときにおすすめなのが、いろんね野菜やお肉をいれてオーブ

        • 本はまるで目次のように、あの時の私のことを教えてくれる#14

          「断捨離」「ミニマリスト」が評価される昨今において、私は物欲を抑えられない人間だ。その中でも特に本は我慢できない。と言いつつ、私はけして読書家というわけではない。 昔引っ越しをした際にはたくさんの本を処分した。整理と仕分け、処分にかかった時間と労力。「余程のものじゃない限りもう本は買わない」と心に決めた。だけどその決意は長く続かなかった。 電子書籍に移行しようとしたことは何度もある。薄いkndleを持ち歩いて読書する人の、その軽やかさに憧れた。図書館を利用し、購入という選

        こだわりのボーダーライン #17

        マガジン

        • ふとした時間
          2本
        • 生活手帳
          5本
        • 食物対話集
          6本
        • 私的メンタルジム
          3本
        • my favorite
          1本
        • 徒然なる感想たち
          2本

        記事

          薬味になるならねぎがいい #13

          昨晩牡蠣ご飯を食べた。 牡蠣を酒蒸した出汁に醤油とみりんと刻み生姜を足してふっくらと炊き上げたご飯。米一粒一粒に牡蠣の旨味が染み込んでいてとても美味しかった。 写真を残しておこうと思いカメラを構えると、なんだか実際よりも美味しそうに見えない。そうか。うす茶色のご飯にうす茶色の牡蠣、うす茶色の生姜。そのメリハリのない色味が写真だと余計にひらべったく見えるのだ。ではプロはどうやって牡蠣ご飯を美味しそうに撮るのだろう。答えはすぐに出た。彩りが足りないなら足せばいいのだ。 ねぎ、

          薬味になるならねぎがいい #13

          雪が降るらしい日に外へ出たら懐かしい感覚に再会した #12

          根っからの出不精人間な私。 できるだけ家の中にいたいのでリモートでも出社でもどちらでも自由に働ける今の会社はとてもありがたい。とはいえ家と会社では環境差があるので、できる限り出社するようにしているけれど、雨の日や猛暑日が続く日なんかはついリモートの回数が増えてしまう。雪の日なんて問題外。引きこもり一択である。   そんな私が今日、社内チャットの「雪が降ってる」というコメントを見て、ふいに出社してみようかなと思ったのだ。外に出る準備をしながら頭の中がはてなで埋め尽くされた。なん

          雪が降るらしい日に外へ出たら懐かしい感覚に再会した #12

          いつのまにか尖りが消えてるそんな関係 #11

          昨日、仲良しな義母から1通のLINE 「(私の実家の)八朔でジャムを作ってたんだけど、3度に茹でこぼししたにも関わらず苦味が口の中に残ってしまう」とのこと 八朔は皮が分厚くて、そしてなによりめちゃくちゃ苦い。苦いというかえぐみがある。なので茹でこぼしは何回するのかではなく、"えぐみが消えるまで"何度でもやらなくちゃならない。   すでにジャムにしてしまったのでは再度茹でることもできないため、この度の失敗を自覚したのか穏やかな文面とは裏腹に「やっちまった〜!悔しい〜!」と嘆く

          いつのまにか尖りが消えてるそんな関係 #11

          あんこを手作りした日 #10

          知り合いから小豆が送られてきたので、あんこを手作りしてみた。 インスタに突然やってきたDM 久しくお会いできていない知り合いからだった。 農家さんから小豆をもらったけれど私は炊かないので誰かにと思ったときに、りなちゃんが浮かんで…とのこと。(うれしい🥺) いつも食い意地的なことばかり呟いているからか、ありがたいことに私はよく人から食材をもらう。 そこで初めて小豆からあんこを作ってみた。 ざっくりレシピメモ 1:小豆を軽く洗う 2:水から沸騰させ、中火で約10分煮込む。

          あんこを手作りした日 #10

          旬を味わい続ける人生でありたい #09

          10月も過ぎ肌寒くなってくると、飲食店では牡蠣フライが並び始める。 もうそんな季節か!と驚くと同時に、大好きな牡蠣をたらふく食べられる季節がきたとわくわくする。    母が牡蠣がすきだった影響でか、私も牡蠣がだいすき。牡蠣フライという文字を見つけると頼まずにはいられない。 大人になり、生牡蠣の美味しさを知ってからはワインと牡蠣のとりこに。海外旅行でも躊躇なく牡蠣を注文するくらいには貪欲である。今のところあたったことはなく今後もないことを祈っている…。   スーパーや飲食店つま

          旬を味わい続ける人生でありたい #09

          [my fav]私の肌の相棒🌿スチーマーがもたらす癒しの時間 #08

          これからは定期的に私の好きなものたちへの愛を語ってみようと思う。 [my fav]とイラストの表紙を目印に、見つけて楽しんでいただけると嬉しいです。 私の肌はまさにこれ。皮脂も気にしつつ乾燥も気にしないといけないので化粧品選びにいつも苦戦していた。 高校時代は頬やおでこにいわゆる思春期ニキビがよくできていた。 ニキビのケア用品は皮脂を取るものが多く、乾燥気味な頬はさらにカサカサ。化粧水や乳液で保湿に努めるも思ったほど乾燥には効かないし鼻とおでこはなんだかベタベタ。そしてまた

          [my fav]私の肌の相棒🌿スチーマーがもたらす癒しの時間 #08

          #07 お蔵入りをつくらない

          今日、2024年初めてのyoutube投稿をした。 去年の年末に撮影していて、本当は2023年中にあげたかった動画だ。 頑張って仕事や家事の合間を縫って編集作業を行うも虚しく年末休みに突入。 年1度か2度しかない帰省のひとときは、仕事はもちろん基本的に自分の趣味にも手をつけない。両親とおしゃべりしたり、従姉妹と遊んだり、限られた時間目一杯を家族との時間に充てたいのだ。未練たらしくPCは持っていくが、結局開くことなく休みが終わるなんてのはよくあること。 そんなこんなで正月

          #07 お蔵入りをつくらない

          #06 レコードを生活に落とし込んだらリズムが生まれた

          今年の正月、実家へ帰省した際に父からレコードプレーヤーを譲り受けた。 以前からほしいほしいと言ってはいたのだが、それなりに大きいし繊細な機械な気がして持って帰るとまではいかなかった。ほしいと言っておきながら、困った娘である。 しかし今回は車で帰省したので積んで帰ることが可能ではあった。 それでも「本当に使うかな」「置くとこ作ってないし邪魔になるかも」という不安と、「(多趣味人間ゆえ)またこんな沼にハマりそうなものに手を出して大丈夫か…?」と言う若干の恐怖を抱え、優柔不断な態

          #06 レコードを生活に落とし込んだらリズムが生まれた

          #05 No imageでもいいじゃない

          2022年の冬に「note頑張るぞ!」と意気込んで気がついたら1年が過ぎていた。最後に書いてから半年くらい経ったかなと思っていたら、そんなのとっくに過ぎていた。時の流れとはまことに早いものである。   書きたいと思うタイミングは何度かあった。 何かを見た後の感想だったり、悶々と一人で悩んだことだったり、 作ってみたものを紹介したかったりと、内容は様々だ。 だけどその度にトップにする写真が浮かばなかったり、うまくまとめて書こうとして気力(と体力)がなくなったり。できなかった理由

          #05 No imageでもいいじゃない

          #04 ゆるファスティングをして気づいた身体のあれこれ

          風船のように膨らんだからだ 12月に入ってから寒さも増し、私の体が「何もしたくない」と声を上げていた。布団から出たくない。椅子に座ったら動きたくない。本を読む気も映画を見る気も起こらない。何も考えたくない。仕事に行ってもなんだか集中力が続かない。少しずつ少しずつ、身体が固まっていくのを感じる。 冬は日照時間が短いのもあって精神的にもどんよりしやすいそうで、さらに寒さが加わって動くのもやめたら、いよいよ「もうだめだ〜」と無性に不安になる。そしてそんなモヤモヤを吹き飛ばすよう

          #04 ゆるファスティングをして気づいた身体のあれこれ

          #03 自分なりの“タイムリー”な生き方を模索して

          流行という単語の威力 世の中は新しい情報が次々と溢れているようで、それは意外と緩やかな変化なのだと感じる時がある。SNSでは同じ情報が繰り返し流れてくるし、人との会話も24歳くらいからは仕事と恋愛(結婚や出産)のネタばかりで、同じことの繰り返しにお腹いっぱいになってしまうこともある。流行の中で生きている人が格好良く思える時もあれば、流行に左右されないものを選んでいる人が格好良く思える時もある。だけどその格好良さにはちゃんと私なりの判断基準があって、流行に振り回されているよう

          #03 自分なりの“タイムリー”な生き方を模索して

          #02 朝活をするために生活を書き出してみる

          朝活に振り回される朝 朝活に憧れて色々とやろうとするたびに、やりたいことがありすぎて逆に何がしたいのか分からなくなったり、無理な目標を掲げて続けられず凹んだり、没頭しているうちに時間を忘れていたりと、ぽんこつ具合を発揮してきた。どうしてこうも朝活が上手にできないのか。 モーニングルーティーン動画やコラムなどを身漁っているうちに、ふと、朝活というものが「生活の一部である」という理解が浅かったのではないかという考えに至った。つまりは「朝活やりたい」という行為自体に脳が支配され

          #02 朝活をするために生活を書き出してみる