誰かの正解に惑わされない
わたしたちが小さい頃から学校で教わったのは、正解探しだったような気がします。
もしかしたら、今の学校では、新しく自分で考える教え方になっているかも知れません。
でも、わたしが小さかった頃は少なくとも正解探しの学習方法でした。
✅「正解」に囚われすぎる
そうやって教わって育ったので、大人のある時期までは、必ず世の中には「正解」というものがあり、そこを目指さないといけないんだと思い込んでいました。
本当に、今思うと狭い小さな世界に閉じこもってしまっていたんだなぁって感じます。
わたしの場合は、うつ病になった事で、その世界観がバラバラに壊れました。
どんなに自分が正解を目指して進んでいても、絶対にたどり着けないのです。
どうしてだろうって、うつ病の最中や、その後に考えてみてわかりました。
結局、世の中には「正解」というものがないんだと。
考えてみると、10年前の常識はいまではほとんど通用しなくなっています。
だとすると、その当時正解だとされていた事も今では間違いであったりするのです。
だからこそ、わたしの場合は、自分の感受性を最大限に研ぎ澄まして、今の生き方を柔軟に選び取れる様にして行こうと思っています。
✅実はなんでもよかったり……
わたしの肌感だと、世の中はいろんな頭のいい人が計算されて動いていると思い込んでいましたが、実際は違いました。
結局は人間の感情の一つ一つの発露が、集まって大きな力になって、世の中が動くのを何度も見てきました。
意外と正解とされるものだけではない結論がでて終わって行く事も何度も見ています。
実際の所は、結論はどうでも良くて、人々の気持ちの整理の付け方が、いい塩梅で出来る方に流れていくんだなぁって思っています。
よくわたしは人生を考える時に、川に例えることが多いのですが、川と同じ様に一度流れた水は上流には戻らないのです。
最終的にはみんな海に流れ着きます。
わたしたちも今の人生は今だけのもので、絶対に過去には戻れません。
それを自覚して生きるだけでも、変なこだわりから抜け出せて、新しい発見を得て生きる事ができるかも知れません。
✅まとめ
生きていると、いろんな人間がわたしの生き方についてあれこれ言ってくることがあります。
確かにって思う事もあったりしますが、結局は自分の人生は自分のもので、誰のものでもありません。
自分の中の納得感さえあれば、それでいいのです。
人生の最後の最後まで持って行けるのは、思い出だけです。
わたしは今もいい思い出を作るために毎日全力で楽しんでいます。
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