自分が倒れたら詰む「ワンオペ育児」
妻があるとき、会社の役員になった時期がありました。
けれど、それは引き換えに今住んでいる場所から通勤出来ない場所への転勤が条件でした。
通常なら、妻が2人の子供達を連れていく感じになると思うが、当時我が家は新築の家を建築中でそこをわたし1人で住むのはちょっと……という状態だった。
✅10年間ワンオペ
その妻の異動から、わたしのワンオペ育児がスタートしました。
妻の異動が決まってから、数週間、わたしは妻の特訓を受けて、いままで出来なかった家事も出来る様に妻から訓練されました。
料理と洗いものは、妻の仕事が遅かったのあって、かなり経験もあったので大丈夫だったのですが、洗濯物は妻が大好きな家事だったので手をつけた事がありませんでした。
なので、洗濯、ゴミ出し、掃除などはかなり妻に教わった感じになります。
あとは実践のみという感じで、とある日から妻は単身赴任先に引っ越したのでした。
何年という契約ではなかったので、正直いつ帰ってくるのかは、全然分からず、結局妻が返って来たのは、年少さんだった息子が中学を卒業する頃になってしまいました。
それまでは、本当に1人だったので、絶対に倒れる事は許されず、子供達にごはんを作り、子供達2人でお風呂に入るようにし、その間にわたしは洗濯をしていました。
洗濯機を回して子供達がお風呂に入っているうちに洗いものを終わらせて、8時から9時には寝かしつける様にしていました。
でないと、次の日の朝に起こすのがかなり苦労してしまうためです。
✅仕事との両立
それにプラスしてわたしは専業主夫では無く、フルタイムで働いてもいました。
いわば、ワーパパとでもいうのでしょうか。
なので、絶対に残業できないと覚悟し、今までの前任者がのんびりやっていた仕事を、かなり効率化し、必ず定時で終わる様に調整し、なんとか、ほぼ定時で帰り、保育園のお迎えにギリギリ到着する始末。
その時助けてもらったのが、ママ友達で、子供が忘れて教えてくれない、次の日の持ち物や、イベントなどを情報共有してもらってなんとか、子供の保育園生活を過ごす事ができました。
こういうときに必ずなるのが、子供達のインフルエンザです。
わたしが症状がなくても、子供達の面倒を見るために約1週間は休みを取る日々。子供達が連続でなった時には、さすがに無理で、後半の一週間を妻に帰ってきてもらって、なんとかやり過ごしたのを覚えています。
✅まとめ
ちょっと文章にしてみましたが、これじゃあ分量が全く足り無いですねー。
やっぱり10年の歴史、しかも当時男性がほぼ育児をしないときに、ワンオペ育児をした男性ということで、自分では伝説級なのではとちょっと思っていたります。
でも、それが有るから、今子供達も仲良くできていますし、妻も優しく、沢山のお友達に囲まれています。
コレも、1つの幸せの形なんだろうなぁって思います。
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