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訪問国11 スペイン

旅にまつわる音楽を聞きながら、記事をお楽しみ下さい♪

ホセ・カレーラスと闘牛士の国

「闘牛士、怖そうだけどかっこいい!」
「グーフィー、なかなかやるね。この闘牛士は、スペインって国のものなんだよ」

祖母と母が愛するテノール歌手、ホセ・カレーラスの国として、小さい頃からこのスペインという国のことは知っていた。
ディズニーのDVDや、カルメンのオペラなどからも、「スペイン」という言葉はよく聞いていた。

スペインの少年との手紙

12歳の頃、世界の人達と英語で文通をしてみたい!と世界の文通サイトに登録したら、プレゼントと一緒にまず手紙が届いたのも、スペインの少年からだった。
英語がとても上手な少年は、自身がサッカーをしている写真なども送ってくれた。

「僕、キャプテン翼が大好きでサッカー始めたんだ!スペインのサッカーは迫力あるから、絶対見てね」
どちらかというと、イタリアやイギリスのチーム方が好きだったが、少年の勧めから、スペインのサッカーチームもなんとなく見るようになった。

フェルナンド・トーレス とスペインサッカーチームとの出会い

そこで、ある素晴らしい選手が私の目を捉えた。
FWの、フェルナンド・トーレス 。
スピードを武器にしたサッカーで、次々と点数を奪っていく。
チームメイト達もまた攻撃的なサッカーで、飽きることが全然ない。

少年、そしてサッカースペイン代表チームのおかげで、スペインは「よく名前を聞く国」から「大好きな国」になった。

ドイツ語学研修で、なぜかスペイン人と家族同然に

「スペイン好き」を更に加速させたのが、留学する前にドイツ語の勉強のために参加した、ウィーンでのドイツ語学研修だった。
寮滞在を希望したら、指定された寮に滞在することになったが、この寮にはなぜか、10人近くのスペイン人がいた。
まるでスペイン人用の寮に、日本人、スイス人、フランス人、ポーランド人が1〜2人混ざっているというような感覚だった。
多数派のスペイン人達は、私達を本当の家族のように慕ってくれた。
1ヶ月の間にその絆は真の兄弟のように固いものになっていき、別れの時間は皆涙を流した。

「絶対、スペインに来てよ!君の家は、もう用意されているんだから。約束だよ!」
そう言ってくれる素晴らしい仲間がいるのに、もうスペインに行かずにはいられない。

親友・みゆとの、留学直前旅行の旅先は?

ちょうどイタリアへ共に旅した親友みゆと、ウィーンへ留学する前に絶対に旅をしようと話していた。
「どこに行こっか、理菜ちゃん?この前行けなかった、スペイン?」
「私も、ちょうどスペインに行きたかったの!そうしよう!」

前半は親友との留学直前の記念旅行、後半はスペインの兄弟達の家でホームステイ。
これまた濃ゆい旅が、幕を開けたのだった。

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