【休職日記】繭の中で、できること。
考えてしまう。
昨日はなんだか考えずに動けた!という日記を書いた矢先で、考えてしまう。
心療内科の先生からも再三「仕事については考えないでね」と言われているのにも関わらず、考えてしまう。
そう、仕事について。逃れられず追ってくるのだ。
仕事のことが。人生のことが。お金のことが。
考えてしまう。
考えるなっつってんのに!
今日は元々、シーライクス主催「自分の心地良い育て方」というオンラインイベントに参加予定だった。
が、開始数時間前から「仕事かあ…」と思いはじめ、ストレス特有のあの心臓の痛さが復活し、布団でぐずる。徐々に仕事のことだけじゃなく、周囲の人たちとどう付き合えばいいのだろうとか、他の悩みも吸収した不安の塊が勝手に脳みそでぐるぐるして、涙が出てくる。
甘えてくる文鳥を抱き締めながら語りかけていた。あたしどうやって生きてったらいいのかしら。これから本当に生きていけるのかしら。文鳥が頭を捏ねられ目を細めているのを前に、あたしもうあなたになりたい、どうして人間なんだろう、なんて言い出すくらいに、絶賛絶不調であった。でもからだは元気で、久しぶりに一日二食食べられたし、倦怠感もマシだ。またからだはあたしを裏切るのね、あたしに鞭打って頑張れお前は怠惰なだけだと言うのね、と謎の被害者感情に苛まれ、もうとにかくこの世の終わりみたいな絶不調であった。
とはいえなんとかZOOMを立ち上げ、イベントも最後までメモを取りながら聞くことができた。内容は大変参考になるもので、ちょっと無理してでも参加して本当によかったと思う。「会社員とフリーランスの違い」「好きなことと仕事がつながった瞬間」などの議題は今ほんとうに悩んでいることだし、何よりゲストである古性のちさんの行動力にとにかく驚きの連続。貯金65万円で世界一周旅行は凄すぎる。この前Twitterでトレンド入りしていた「#FUJIFILM生誕祭」が古性さんとご友人発祥の企画だったことも凄いし、世界旅行を終えたあと30歳の記念!としてバンコクのタワマン(家賃3万円でプール・ジム・カフェ付き!?)に拠点を置いたお話もなんか、もうわけわからん。わたしも中々突飛な行動に走る典型的射手座タイプだと思っていたが、古性さんには負けると思った。なんだかんだ言ってわたしは臆病である。
で、だ。結局、今のわたしの状態で、将来のために何ができる?
今回のイベントのタイトルに沿うならば、「自分を育てる」ために何ができる?
正直、やはり先生が言う通り今はあんまり考えるべきではないと心底思う。思うんだけど、やっぱり何か出来ることがあるならしておきたい。何が好きなのか、何が続けられるのか、何に価値を見出すのか、どうやってお金を貰っていくのか、何にも決まっていないごった煮状態だとしても。そのためのアイデアは今回の講演でいくつか拾うことができたと思う。忘備録と決意表明がてら、まとめておこうと思う。
1.毎日noteを続ける→ライターのお試し期間
お話の中で、「◯◯になりたいと思ったらまず3ヶ月間お試し期間として続けてみる!」というものがあった。ライターになりたかったら毎日一本記事を書くことを3ヶ月続けてみる、ということである。これはすでにやっている。この毎日noteである。
仕事にする上で「しんどい…の中に楽しさを見つけられるか?」を見極めるため、とのことだったが、現状のところ割と楽しみながら書いている。いつだかのnoteでも書いたが、毎晩夕飯の献立を考えて作るようなもの、という喩えが一番しっくりと来ている。確かにどうしよっかな、とは毎度思うのだが、なんだかんだ言って書いてるし、苦痛ではない。ただまだ10日そこらの話だし、内容も書きやすいエッセイや日記が多い。これにバリエーションをつけつつ、お試し期間を続行していこうと思う。まあ、病気を患ってることは確かなので、精神的に無理のない範囲で。
2.自分の中の「好き」をたくさん見つける→「もること言えば、◯◯!」の◯◯候補
「#FUJIFILM生誕祭」のお話でも思ったが、「好き!!」のチカラはとにかく強い。が、わたしが表明している「好き!!」…というか、興味関心ってなんだろう。noteのプロフィールには、近現代文学と臨床心理が好きです!と書いたものの、お堅い上にわかりにくい。
それにわたしの「好き!!」は他にもたくさんある。
マジメ方面でいくと「太宰治の書く女」「川端康成の美意識」「ペルソナ・シャドウ論」「境界性パーソナリティ」「女たちの生き方探し」
ライトな生活方面でいくと「最愛の文鳥・おひいのこと」「都内喫茶店巡りとその時間」
ディープオタクな方面でいくと「クトゥルフ神話TRPG」「ポケモン(キュウコンは信仰対象)」「キャラメイク遊び」「3Dモデリング」「夢小説」「商業BL」「二次元の長髪の中性的な男性への偏愛」「偶像崇拝される推し」などなど…。
こうして書き出すと、なかなかのヤバさがある。(後ろに行けば行くほどヤバい。)この中から一番の売り商品である◯◯を決めよう!と言われても、正直決めかねる。やはり、今のわたしはアイデアフラッシュ段階で、売りに出せる状態ではないのだと思う。だから今は、貯めておくのを目標にしたい。湧き上がってくる「好き!!」を改めて洗い出して、時折こうしてnoteの記事にしておこう。どれをわたしのイチオシにするかは、心身が回復したときにまた考えよう。
3.note・Twitter等運用で、人と繋がる→ネームバリュー&自分の世界を広げる
ライターとして単価を上げるためにどうしたらいいか?という質問に対し、古性さんは二つの手段を挙げていた。
その1。自分のネームバリューをあげる。
その2。有名なメディアにどんどん書く。(そのために、500円ライターから1000円のライターへ…と積み上げていく。)
今の自分の状態で、2は難しい。だから1だけでも少しくらい進めておきたいと思う。ネームバリューというとちょっとやらしいが、自分の存在を薄っすらでもいいので、できるだけ多くの人に認知してもらうことを目指したい。それにわたしもたくさんの人がいることを知りたいし、話してみたい。純粋に自分の世界を広げたい意図もある。
だけど、そもそもSNSってどうやって繋がるんだっけ?
長年鍵つきアカウントで知り合いとのみ交流していたため、すっかり外の世界との交流が耐えてしまい、新しい人との繋がり方を完全に忘れている。また、2の話とも繋がるが「◯◯の人」の◯◯が定まっていないから、認知してもらおうにも今の状態で何を知ってもらったらいいんだろう。古性さんとにしむーさんは「イベントに参加してみる」「積極的にSNSで交流しに行く」「オンラインコミュニティに参加する」などを提案されていたが、正直どれもなかなかハードルが高い。一先ずはnoteでいいなと思った人にスキを送ったり、フォローしにいったりするくらいか。
(もしこのnoteを読んでいる人で詳しい方がいれば、コメントやTwitter等でアドバイス頂けるととっても助かります。。)
***
ひとまず、この3つを今できることとして継続していけたらと思う。継続しなければならない、にすると、苦しくなってきっとストレスになってしまう。これが今わたしにできる将来との向き合い方。この3つは考えてもいいことにする。それ以外は、考えない。昨日のラッセルの言葉をもう一度引用しておこう。
賢い人が心配ごとについて考えるのは、考えることが何かの役に立つ場合に限られる。それ以外のときは、ほかのことを考えるか、それとも、夜分であれば全然何事も考えない。
考えることだけ、考えるべきときに、考える。考えないことは、考えない。考えない。
考えてしまうけども、考えないことを考えよう。
昨日のnoteを見て、大好きな先輩が今のわたしのことを「繭」で、「羽化前」だと喩えてくれた。
今は繭の中でぐずぐず煮詰めて、今は待とう。ひたすら待とう。ちからがかよう、その時を。
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