共有財産としての命、所有物としての命

こんにちは、国武凜（くにたけりん）です！

ピアスブランドLUXER MOON（ルクサームーン）のオーナーをしたり、武田塾布施校で主任講師をしたり、近畿大学生をしたりしておりまーす！

社長が名刺を作ってくれた！
異例中の異例...😳

今回は「共有財産としての命、所有物としての命」というテーマでお話ししていきます、よろしくお願いしまーす！

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本題に入る前に告知だけさせてください！

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命に対する価値観の違い

さて本題です。
昨日、僕のお友達が久しぶりにnoteを更新していまして、そこでは強迫性障害についてご自身の過去が書かれてありました↓

今日の記事では、上の記事に書かれてある「一家無理心中」という、日本独特の現象がなぜ起きるのかに関して短めに書きたいなと思います。

結論、日本人の命の価値観が根幹にあるからです。

命に対する価値観は世界各国で違います。例えば欧米は（ざっくりしててごめんなさい！）自分の命を自分の’所有物’だと考えます。自分のものなんだから、他の誰にも縛られない、自分の好きなように扱っていい自分だけのものだ、という価値観です。

って聞いても、「当たり前じゃね？」と感じると思うのですが、日本は少し違います。日本は命を共有財産だと考えます。
一つの命は自分だけのものではなく、この命を授けてくれた両親のものでもある。一つの命は個人の所有物ではなく、大切な家族やパートナーとの共有の財産である。こういった価値観です。

こう考えると、「一家無理心中」という現象がなぜ欧米ではおこりにくく日本では起こるのかがわかります。
家族を殺害して、自分も死ぬ。これは、命というものが共有財産であるという無意識の価値観が根底に存在するからこそ起こる現象だと言えるでしょう。

価値観の多様性

１つの国を知るには他の国に住み、他の国を知らなければならない。
なんか有名な学者か誰かが残した言葉ですが、まさにその通りで、他の国の価値観やその社会で起こっている事象を知らなければ、一家無理心中が日本で起こる独特な現象であるということを認識することはできません。

強迫性障害というのも同じで、僕は上で紹介させていただいたお友達に会うまでこの障害を知りませんでした。でも、こういったことで苦しんでいる人がこの世にいると知れたからこそ、心の矢印が外に向くし、価値観に対する寛容性とそれに伴う価値観の多様性に繋がます。

国のみならず、世代間でも価値観が違うということも知っておかなければなりません。この前おじいちゃんの家に久しぶりに行った時に「なにがなんでも大学だけは絶対いっとけよ」と強く言われました。「いや1980年代かよ」と思いつつ、彼は大学が重要なポジションに位置する時代を生きてきたので、どうしたって現代の価値観に思考をアップデートすることが難しいのでしょう。いかにも「俺の価値観が正しくて、他が間違っている」といった姿勢でした。

彼は現役を引退して田舎で悠々自適に暮らしているのでそれでいいと思いますが、現役バリバリで決定権を持っている方がこの姿勢だとかなりまずいですよね。

変化の激しいVUCAの時代でも止められるのはいつだって「正解主義」ではなく「修正主義」です。
Midjourneyでどうしたら上手な絵を描けるのか、NFTは今後どうやって活用したらいいのか、こういった問いに答えられる人は世界でひとりもいません。全員が探り探りで、「答えを探す」ではなく「答えを見つける」もしくは「答えに持っていく」という作業を繰り返しています。
そんな現代ですから、価値観に多様になることは超重要で、その一つとして今回は「命一つとっても多様な価値観があるんだよ〜」というのをお話させていただきました！

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました！

▼現在進行中の僕のクラファン

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