映画| 怪物
3月8日に日本アカデミー賞の授賞式が行われ、各最優秀賞が発表されました。
映画『怪物』は、映画館の上映予告編を目にした時から映画館へ足を運んで観ようと決めていました。脚本家は好きな坂元裕二さん、挿入曲はこれまた大好きな坂本龍一さんが手掛けた作品であり、公開後の評判も良く、友人から「観た方がいいよ」と言われるほどでした。
映画はできるだけ、あらすじを知らずに観るようにしているので、どんな話なのか全く知らないまま映画館の椅子に座りました。
予告編で「怪物だーれだ」と子どもの声がしていることだけ、なんだろう?怪物って…
と思っていたので、少し不安な気持ちでした。
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中心となる小学生二人、母親、父親、担任教諭、学校校長たちの微妙な心と言動のズレが生じてきます。自分は子どもの立場になって大人に理解してもらえなかった時のことを思い出し、それと同時に大人の目線での自分はどうだったのか…と、観ているうちに自身が複雑な想いを抱えていきました。
親の目線、先生の目線になり、子どもたちの目線になり、とにかく心はざわざわハラハラしっぱなしでした。この人もあの人もその人も怪物に見えました。
ラストは…
人によって解釈が違うようで、色々と言われておりますが、自分が感じたラストでいいんじゃないかなと思います。
久しぶりに映画で興奮し、すぐに小説を購入、続けてオリジナルシナリオブックまで購入してしまいました。
本当は映画館でもう一度観たかったのですが、叶いませんでしたので、いずれ配信で観れたらなと思っています。
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第47回 日本アカデミー賞
最優秀主演女優賞
安藤さくらさん
おめでとうございます。
益々のご活躍を楽しみにしております♡
第76回 カンヌ国際映画祭
コンペティション部門 脚本賞受賞
監督 是枝裕和さん
脚本家 坂元裕二さん
おめでとうございます。
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