是が非でも期限を守らなければ会社は潰れる
このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。
備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。
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本文は以下より。
昨年の今頃はこんなことを伝えていました。
ここ最近、いつもより吠えている気がしていますが、なんとなく野生の勘というか、今の感覚のままだと痛い目に遭いそうだなと思ったりしています。
なにより、会社がこれまでとは違う次元のステージに進みたいと思っているのに、今までと同じやり方で良いわけがないのです。
劇的に変化させたい15期も既に1ヶ月終わりました。
今、みんながGoogleやソフトバンクに入社して通用しますか?
そんな感覚です。
おい、おい、マリサ全体もお前もそのレベルじゃないじゃないか!ってツッコミがありそうな気もしますが、私がそんなレベルの会社にしたいと思わず誰がしてくれるんですか。という話なんです。
会社の株式をすべて取得してから強く感じるのは、みんなの感想に右往左往するのはもうやめよう。ということです。(気にしいな性格なので、あまり改善されませんが)
私が思うのは私の勝手であり、私の思うレベルに付いてこれないなら、その時は離れてしまう時なのかもしれません。
スタートアップから大企業になった代表の多くが経験することは、創業期を支えてくれたメンバーが、中途や新卒から優秀なメンバーがたくさん入ってきて、埋もれてしまうこと。
要するに、付いて来れなくなってしまうこと。
それをちゃんと伝えて、お互いに向き合わないといけないタイミングがつらかったという話は何度も聞きました。
このように会社と働くメンバーは一生を約束された関係ではないですが、お互いに努力や失敗を繰り返し、一緒に働き続けることができたら素敵だなと思っています。
みんなのことが嫌いだったり、バッシングしたい主旨ではありません。
会社はもっともっと先に進むつもりだし、進んだ時にその時のレベルに合わない人や、方向性に合わない人が出てきてもおかしくないということです。
結論は、お互いに好き(一緒に働きたい)と言い合える関係を維持できるように努力していきましょう。
もちろん、みんながレベルアップするための投資はウェルカムです。
今期は惜しまない15期と宣言している通りです!
さて今回は「是が非でも期限を守らなければ会社は潰れる」について伝えたいと思います。
また、会社が潰れる話ですね。
世の中、食うか食われるかなので何度もすると思います。会社が潰れる話。
私はマリサに入社してから、会社が潰れるかもしれないという緊張感を常に抱きながら生活しています。
自分で言うのもなんですが、心が休まった記憶は一度もありません。
冗談抜きに本当です。
夜中に仕事のことを思い出してブワッ!!!と起き上がるくせもある意味マリサで培われました。
これがいいかどうかはわからないですし、できれば関わってくれるメンバーにはそう感じてほしくないとは思っていますが、みんなが思っている以上に会社は常に見えない敵と戦っているんです。
そんなところから、今回は期限の話です。
マリサは、期限に対して意識やコミットが弱い組織だと自覚しています。
みんな優秀なメンバーだと思いますし、12期に底に落ちてから13期、14期と大復活したのはみんなのおかげです。
それでも、期限に対しての意識が弱い組織は必ず潰れます。
潰れないにしても、これ以上跳ねることがありません。それは、いずれ潰れていくことを意味します。冒頭に共有した会社はなぜ潰れるのかと同じです。
以前も文章にして伝えたことがありますが、クオーター会議や半期振り返り会の資料作りには躍起になって会社に残って仕事してくれている光景。
この光景は、嬉しいような悲しいような。
もちろん、残業こそが正ではないですし、普段も遅くまで仕事してくれていたり、土日にしてくれていたりするのは知っています。
ただ、その長く働くことが美徳みたいな話をしたいのではなくて、会社が未来に進むための仕事を是が非でも期限を守ろうと仕事していますか。特定の誰かだけではなく、チーム、会社全体でその意識になっていますかということを再確認したいのです。
これは、なにも提出物などに限った話ではありません。営業も開発もその他の業務も、すべてにおいて。
できない人を見て見ぬふりをして自分は知らないということにもなっていませんか。もしくは、本当は期限に対して厳しく言いたいのになんらかの理由で強く言えなかったりしていませんか。
誰かが宣言した目標数字や開発のプロジェクトがあったとしましょう。
契約数かもしれないし、リード数かもしれないし、面談数かもしれないし、開発の完了かもしれない。
チーム内では達成が厳しそう、期限には終わらなそうとわかっているのに、自分の役割じゃないからといって放置(手伝わないだけでなく、指摘さえもしない)していたら、この先、達成も終わることも絶対にないです。
そもそも、期限さえも決めていない仕事やプロジェクトがゴロゴロしていませんか?
誰かになにかをお願いする時に、お手隙で!と都合の良い言葉を発していませんか。(お手隙で!は、半年後でも文句言えませんよね)
恥ずかしながら、本件は、私自身大いに自覚があるので書かせてもらっています。
ということは、これはマリサの体質になってしまっているんだと思います。
そうじゃない人もいるでしょう。
でも、これはマリサ全体の当たり前にしていかないといけない。
今日はそんな宣言です。
9月の一ヶ月で定めた目標や開発はどんなことですか?
自分の宣言は?チームのメンバーの宣言は?チームの宣言は?
そもそも目標設定や開発内容は適切でしたか?
一ヶ月経過した結果はどうでしたか?
そんなことをせず、流れに身を任せて仕事をしていませんか?
なんとなくできたからOKとしていませんか?
そもそも振り返りできていますか?
10月はどんな内容にしましたか?
そのために一日にどのくらいの、なにが進んでないといけないですか?
定時で帰るための努力を誰よりもしましたか?
本当に定時で帰って大丈夫ですか?
言うだけは簡単で正論っぽくて嫌ではあるのですが、このくらい厳しくしていかないと会社はちゃんと成長しない。
マリサは次のフェーズに向かわないといけないからです。
逆算して期限を切る。
本当の本当にできていますか?
そもそも、チーム、個人の目標設定と逆算は合っていますか?
できなかったー!と簡単に言っていませんか?
できなかったことさえなかったことになっていませんか?
できない自分にめちゃくちゃ悔しい思いをしていますか?
負け癖がついている自分を認めてしまっていませんか?
リーダーや先輩のみなさんはできなかったメンバー、後輩に厳しい言葉を伝えられていますか?
しっかりやれー!期限を守れー!とケツを叩けていますか?
全員が死に物狂いでやり切ろうとしていますか?
死に物狂いのメンバーを周りのメンバーは本気で支えようとしていますか?
できなかったら、それがなぜなのかを振り返って対策を考えられていますか?
私と同じようなことをチームのメンバーに言ったら、嫌われてしまうのではないかと思って言えないなんてことになっていませんか?
担当は違っても、チームの誰かが宣言した内容はチームとして絶対に達成、完了させるんだ!という気持ちがなければ、チームも自分も絶対に成長しません。
利他と同じくらい、絶対にこの期間で達成、完了させるんだ!という気持ちがなければ、会社は劇的になんか絶対に変化しない。
読めば読むほど、気合いと根性みたいな話に聞こえると思いますが、私が言いたいのはおそらくそういうことなのだと思います。
今のマリサはスマート過ぎて、泥臭さが足りない。
どこかが危うくなった時に、そのまま沈みそうなくらいの船かもしれません。
気合いと根性論はあまり好まれない世の中ですが、そもそもビジネス自体が戦争みたいなものなので、経営者やリーダーに気合いも根性もないなら飲まれて潰れて終わりなんです。
世の中、そんなに甘くないんですよね。
自分は大丈夫!と思っている人がいるなら、マリサをもっと泥臭い会社にすべく、一緒に改革していってもらえたらと思います。
10月も2週目!引き続きよろしくお願いします!