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ボタニカル哲学(45)よそ見をせず、名誉を求めず

学問の道を志す者は、精神を散らさないで気力を一点に集中しなければならない。もし仮に道徳的に生き、名誉に気を取られているようでは、業績を残すことは出来ないし、本を読みつつ風流な遊びに心を奪われているようでは、本物の学者にはなれない。

つまり、善く思わせたい・思われたいという心が有っては本物の君子とは言えませんということ。

言い換えれば、活人は他人との無意味な競争や他人の評価を離れて、過去の自分を毎日越えて行くような生き方を日々淡々と行うだけ、といえる。


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