【商業出版する方法+287】江頭2:50に学ぶ電子書籍ではできない体験。紙の本を作って売る良さはこういうところだ!
こんにちは!元KADOKAWAの出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉理香です。
2024年・・始まりましたね。
新年から色々と深刻なニュースもありますが。。
何はともあれ「今年もよろしくお願いいたします」。
さて。
突然ですけど私、youtube「エガちゃんねる」の登録者です。
エガちゃんねるというのは、江頭2:50と彼の関係スタッフ「ブリーフ団」が運営するyoutubeチャンネル。
お笑い系youtuberとしてはもとより、普通のyoutuberとしても400万人以上が登録しているめちゃくちゃすごいチャンネルに成長しています。
そんなエガちゃんねるで今日アップされた動画が
とても面白く、、
とても考えさせられ、、
紙の本ならでは!!な
感動の光景が広がっていたのでシェアします。
それがこちらの動画!
「おい、お前。もういい加減にしろよ。【あたおか書店突撃】」
エガちゃんねるでは、今年の7月に「るるぶエガちゃんねる」というムック(雑誌扱い)を刊行したようなんですね(知らなかったw)。
で。
世田谷のイオン内で展開する書店さんで、熱烈なファンの書店員さん(これを「あたおか」という)が100冊も仕入れてしまった模様なのです(笑。
実は私、書店員としても働いていたのでよく理解できるのですが、、
これってめちゃくちゃリスクが高い。
なぜなら・・・
おそらくなんだけど、こういう特集的な雑誌って「返品が効かない」からなんですよ。
通常本屋さんで売る本って、取次会社を通して出版社に返品できるのがデフォなんですが、、(その意味で”委託販売制”)
「るるぶエガちゃんねる」は特別号的扱いなので、返品できない!(はず)
だから書店店舗で売り切ってしまわないといけないわけ。
売れ残ったらリスク在庫となります。
でも書店員さんは「あたおか」(熱烈なファン)であるせいか100冊仕入れちゃった
みたいなんですよね(笑。
これ・・・
よく書店の店長許したなーって思うんですが(苦笑。
100冊売り切らないといけない商品なんで、ちゃんと平台に特集やって大掛かりなPOPもつけているんだけど。。
ほとんど売れてない(笑。
そんな状況を救おうと、江頭2:50とブリーフ団が書店に向かって救済する!って番組企画です。
動画はこちら
要は売れ残りの80冊余りを1日で手うりする!
ってやつ(企画)なんです。
書店では基本「接客セールス」で本を売りません。
だから「接客で本売る」ってすごいリスクも高いんだけど。。
そこはエガちゃんねる!
色々許可をとって、やれる範囲でイオンにも迷惑かけず、本売る行動をとっているのですよね。
で。いざやり始めたら・・・
あれよあれよと人が集まってくるわけです。
もちろん「あたおか」(ファン)中心だけど(笑。
それでもここで生まれた感動的というか「いいなー」って光景があって。。
それが
・人と人とのリアルな交流
・人と人との本を通しての繋がり
・ファンとのコミュニケーション
・・・まさにこの暖かな世界が広がっていたわけ!
例えば、文芸作家の岩井圭也先生が編集担当者とたまたま書店を訪問してて、お互いが本を買いあったり(笑。。
わざわざ横浜からリモートワーク中の仕事抜け出し、大急ぎで車で高速のって駆けつけたファンもいて。。(それは「あたおか」たちが、江頭が世田谷の書店で直販している情報を、ツィッターで拡散してたおかげ)
本を通じてまさに人と人とがリアルに交流&リンクしあっていて。。
私も久しぶりに
「ああ、めっちゃいいよなー!」って
思わされました。
そしてyoutubeのコメントに
「これって電子書籍ではできないですよね!」
って書かれてあって、、
いや、ほんと!
マジでそうだよね!!
って共感した次第なんです。
そう。
紙の本を出すと、紙の本を通じて新たな交流と繋がりが電子書籍以上に起こりやすくなってきます。
電子書籍でもそういうご縁は発生するかもしれないけれど、、
紙の本・商業本の方が圧倒的に人と人との繋がりやコミュニケーション、暖かな「輪」の世界が構築しやすいと実感する。
「もの」として、クリエイティブの物体として、そこに存在しているからなんだよね!
その意味で、やっぱり紙の本の重みというか強いパワー&エネルギーの底力ってあるな!!
ってめちゃくちゃ思いました。
電子書籍やkindle出版オンデマンド出版なども流行っているけど、、
やっぱり世の中へのインパクトや影響力本当の意味で人を幸せにする力が「紙の本」にはあるよね!って改めて思わされました。
その事実をとっても、、
出版っていいよー
商業出版に挑んでみるっていいことだよー!
って思う!
少なくとも私の周りの著者さんで
紙の本出して後悔した!
なんていう人いないものね。
さあ、そういう意味でもチャンスですよ!
私なんかまだまだかも・・
とか思わず、出版の世界にチャレンジしていきましょう!
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