【商業出版する方法+α16】出版するなら「大手」が本当に良いのか?
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント&編集者の渡邉です。
本を出すなら、著者として出版するなら「大手の名の知れた出版社から出さないと、良くないんじゃないか。」って話割と聞きます。
でも私から言わせれば、ビジネス書や実用書は大手でなくても、全く支障はないですね。
というかすごく残酷な真実ですが、大手の出版社って、新人さんはほぼ相手にしないと思います(というか、しないですね)
そして出版企画の通過の基準が、アホみたいに高かったりもします。それこそ「インフルエンサー」じゃないと大手は相手にしないはずです。
営業も動かないし、動いてくれないんですよ。元々有名級とかじゃないと。一冊一冊丁寧に営業なんかしてくれないです。はい、ぶっちゃけいうと。
一般の人からすると名の通った会社から出した方が権威性が高まるんじゃないか、と思いがちかもしれません。
でも出版社(編集者)サイドの視点に立つと、大手とか中小の出版社はあまり関係なくて、大事なのは「その著者の本が売れているかどうか」「注目されているかどうか」だと思います。
ようは重版かかってる本かどうか。という方がむしろ大切なんじゃないかな、って思います。
これは著者さん側から見ても「メリット」が「実は」高いと思うのです。
大手から出してモヤモヤした結果より、中小でも「増刷を重ねている」「売れている」「注目されている」結果を出した方が、その後の「連続刊行」に旨味は出ます。
なぜかというと「目立っている人」に出版社の編集者はオファーをしたいのであって、出版社名はあまり関係ないです。
一冊だけではなく連続して2冊・3冊と本を出したいなら、あまり出版社名にこだわることなく「良質な本を出した」方が遥かに得というものですね。
あとビジネス書や実用書の場合、小さくても「老舗」の出版社がゴマンとあります。書店や取次を含め「出版市場的に信頼度の高い」出版社がかなりあります。
決して「見た目ばかりに惑わされない」でください。
むしろ中小の出版社の方が、腕のいい編集者がぞろぞろ在籍してて、営業も手堅く、地味かも知れないがガッツリ結果出している!!ことが多いですからね。
どこから出すか、以上に「誰と出すか」であり「どんなコンテンツを出すか」の方に注視してもらえると、出版ももっと面白く活動できるのではないかな、と考えます。
何か参考になれば幸いです。
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