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【商業出版する方法+α2】1冊目が売れなかったら2冊目は出せないのか?

KADOKAWAの編集者時代から寄せられていた「あるある質問」は多岐に渡りますが、その中の1つがこのテーマでした。

「1冊目が売れないと、次出してもらえないんですよね?」

はいはい、多い質問ですね。

それに対する答えをお伝えします。 


>結論から言うと、1冊目(前作)の実績でその後、著者として連続して本を出して活動していけるかどうかは・・決まってきます!だからしっかり自分でも本をPRしたり売ったり、自身のビジネス活動のコンフォートゾーンを広げるなど、ガンガン活躍してくださいませ!<

 

ですね。はい。

著作を出された方はその9割が、連続して本を出すことを夢見ています。
しかし、やっぱり「前作の実績が芳しくないと、出版社の方の企画検討の視点もハードルが圧倒的に高くなりやすい」のは確か、です。
初めて本を出す人以上に、厳しくもなりやすい、というのが本音かも。

その意味でも、1冊目をはじめとして、ご自身の著書は「しっかり売り抜いていただきたい」ですね。

出版社の責任だ!と思う方も多いでしょう。それも一理あるのは否めません。
ただビジネス書や実用書は、別の視点から捉えると著者の「名刺がわり」の本でもある。そして慣例的に「著者も自著を積極的に販売していく」「販促の活動に関わる!」というのが常套の世界です。

だからこそ、やはり1冊目の売れ行きは著者さんサイドのPR・販促活動もキーにはなってくるので、ご自身でもしっかり売り抜いていく!といったスタンスで関わっていただきたいですね。

また何よりも、2冊目めを出そうと思い「出版企画書」を書いたとしたら必ず「販売実績」を企画書に書かないといけません。
書いてなくても、編集者から必須で訊ねられますよ。

「前作は初版何部出して、どれくらい売れましたか?」

これに適切に答えられるようにしておいてください。刊行した出版社に訊いてもらえれば、販売データは丁寧に教えてもらえます。

いずれにせよ、前作の成績は今後のあなたの出版活動にものすごく影響してきます。だから、本出した・よかった・はい終わり!という自己満足ではなく、販売活動まで見通した戦略をしっかり立てて活動していきましょう。


また次作が出せるということは、ファンがついているという証拠でもあります。ファンを作る活動は、ビジネス上でもそうですが、SNSをはじめとした色々な手法が今はあります。それも無料で簡単にできることも多い。
やるべきことをしっかりやって、連続して本が出せる、オファーがくる著者として自立していかれることを願っています!

なお、今回のテーマについてはyoutubeでも触れていますので、よかったらこちらも観てもらったら良いのではないかと思います。
(画像クリックで飛びます)

公認トレーナーが教える (1)のコピー2


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