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【商業出版する方法+α56】本を出したい人がやっては行けない3つの行動

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント&編集者&ビジネスコンサルの渡邉です。

本を出したい!とおもっているなら、なるべく「やらない方がいいよ」って思えることがあります。


1)紙の本を購読せず、効率重視で電子本ばかり読む

「電子書籍が便利だから!電子書籍でサクッと読んでます」

これ、危険ですね。

すみませんが、あなたが出したいと考えている「本」は現在も「紙で印刷製本」されているのが原理原則の商品。

商業本で最初から電子本を出している出版社や著者は皆無です。

すでに紙の本があるのに電子でも読める。

これは「2次利用」のスタンスをうまく活用しているだけに過ぎません。

紙の本を出したい!
と思っている人が「電子ばっかり買ってます。安いし、効率いいし」みたいな発想は危険ですね。

紙の本を書いて、売る!立場にあなたは立たないといけないのに。
消費者(お客さん)思考になってては、うまくいきませんよ。


2)図書館で新刊を借りる


本を出したい!なら「本を購読してもらう」活動を著者としてあなたはやらないといけません。

なのに「新刊を予約して、ようやく借りれました」

みたいにウキウキしてちゃNGです。

買ってもらえる紙の本を作らないといけない立場だからこそ、本は「買って読む」という体験をしなければ本を買ってね、と伝えることさえできません。

図書館で本を借りていいのは次のときだけです。

・絶版で流通していない
・古本屋へ行っても見つけられない
・でも、図書館に行けば貴重なことにあった!

これだけです。

新刊や未だ流通している本は、基本「買って読み」ましょう。

ここにこだわっていかないと、著者として活動するのは非常に難しくなりますね。


3)漫画でわかる!系のビジネスコミックで、サクッと概要をつかむ


ここ数年ビジネス書の世界で多くなっている「漫画でわかる!〜」という名の本。

私もKADOKAWA時代、いくつか編集経験あります!

でもこちら、、
プロの漫画家さんとして、漫画の本を出したい、、とかなら別です。

でもビジネス書や実用書は基本「文字もの」の本(商品)です。

文章を書いて、、
文筆という行動を持って、、

著者の活動をしていくのであれば漫画でわかる!に逃げないこと。


文章を読んでください。


漫画でわかる!も時にはいいですが。。

漫画でわかる!なビジネスコミックに「依存」しないこと。

なお漫画でわかる!系のビジネス書は「原本」があります。

これ系の本は大体において、文字ものの本としてベストセラーに
なっているケースが多い。

であれば「ベストセラーになった」「文字ものの本(原本)」を
読むことが非常に重要
になりますよ。

文字ものの本を読むことで、本の執筆に対して、いろんな学びも得られます。
”文字ものの”本を出して勝負したいなら、文字ものの本を読むのは鉄則ですね。


以上3つをお伝えしました。

本が好きだ
本を出したい!

と色々言う割には、今ひとつバランスの悪い習慣・行動をとっている人、かなり多いです。

ベストセラー作家はやっぱり「紙の本」への愛着が見られる発信が多いし電子ばかりを読まないですね。


結構、本棚に紙の本がズラーっと並んでたりしますしね。

紙の本、紙に書かれたものは歴史的に見ても「一級資料」になり得ます。


IT全盛、Web全盛
SNS超社会!


のくせに、アナログまっしぐらな紙の本は消えてなくなってないですよね。

やはり紙の本に対する、日本人の価値意識の高さを表していると思わずにはいられないですね。

あなたが本を出したいなら、以上3つは意識しましょうね!

今日はここまでです。
読んでいただきありがとうございます!


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