【商業出版する方法+α43】文教堂赤坂店閉店がもたらす出版業界の真実
文教堂書店赤坂店が閉店する・・・このニュースがなかなか激震レベルで広がっています。
閉店はビルの老朽化ということのようで、再開発が始まるそうだけどさあ新しいビルの中に書店はできるのか。そこが全然不明なのでもうこういうニュースが駆け巡るほかないのでしょう。
「出版したい」と思っているビジネスパーソンのみなさん。
「続々著書を出したい!」とお考えの著者の皆様。
これが今の現状です。
残念ではありますが、かつて2万店ほどあった書店は今や8000店舗ほどに減っています。
どういうことかお分かりですよね?
あなたが今後出すかもしれない「本」を売る場所がどんどん減っているんです。
でも、出版を目指す。本を出したい、と思われる人々はまだ潜在的なニーズ含めてゴマンといる。
書店の閉店については、無論出版業界全体の問題と課題もあるでしょう。
著者の中には、出版社って、出版業界ってヘン!ここがおかしい!って声を上げていて、私も色々と受け取っています。
スマートフォンの浸透と超SNS社会の隆盛も拍車をかけています。
本を読むより、Web漁った方が情報早いですもんね。
私だって、youtubeで検索かけてしまったり、グーグル先生に頼り切になっているところもあり、責められても文句も何も言えません。
売り場が減っている。。
ということは、書店で販売できる本が減っていきます。
減るということは「厳選されてしまう」。
いかに「売れる本であるか」をコンテンツ〜販促計画にかけて、しっかり練っていかないと、本当にこの業界立ち行かなくなる。
本に対して好意的な反応をいただく起業家・経営者の方も多いし、本を出した!ということで、多くの反響を読者からもらって重版を生み出している著者もいることはもちろん承知です。
でも一方で、まだまだ業界の真実から目を背けて、自分の「本を出したい」だけで動きがちな著者候補の人たちも多くいることも知っています。
やはりですね、著者は「売れる本のコンテンツ」を作るのが仕事の一つであり、コンテンツはまるまま無理としても「その種」は仕込んでおく必要性はますます高まります。
すなわち「ちょっとやそっと”パっと出た”コンテンツ」くらいでは、出版社もガンガン相手にしなくなる、ということです。
だからこそ「本として売れるコンテンツ」ってなんだろう、、という点に真摯に向き合っていただければ幸いです。
編集者も日々知恵を絞り込み、もうアイデアでない!というくらい知力を使い果たしています。
だからこそ「おお!これはいいですね!」と一発で編集者を唸らせる「コンテンツ」および「コンテンツの種」を仕込んでいただくことに注力してください。
そもそも編集者だけにコンテンツを作ってもらっているようでは、著者でも作家でもないです。
そして、最後は「著者の力で売りぬく」という現実にもむきあっていただき、SNSやブログなどを存分に活用し、より広く・より多くの人に認知してもらえるような活動を抜かりなくやってほしいですね。
とにかく、もう本当に「本質」を求められる時代になってきました。
夢ものがりの「出版できるかしら、私・・」「いつか出版したくて・・」なんて意識はさっさと手放してください。
本気で、ど真ん中からしっかり向かってきてください。
でないと「出版さえできない世界」にどんどんなっていきますので。
私も最後の力を振り絞りたいと思います。
編集者としてあらゆる知力を使って、コンサルもしていきます。
「本を出したいな」と思うのであれば、本当に早く動かれることをオススメします!!
メルマガや出版の相談を行っておりますので、ぜひ行動にうつしてくださいね。
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