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【商業出版する方法+323】文章生成AIで文章とか出版企画書とか作ろうとした末路(汗。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版プロデューサー+編集者+コンサルタントの渡邉です。


今流行りの文章生成AIを使って

「出版する方法」とか
「ベストセラーを書く方法」
「商業出版できる企画書の書き方」

とかやってみたんです。

生成AIって「ゼロ→1のクリエイションがやれます!」みたいな文句もあったので「ほうほう、じゃあ試してみようかのう」って思い、、


そしたらデスね。。

結局は添削とリライトをかなり入れねばならず。。


あれ。自分で一から書く時間とさほど変わらないわよ!・・・って確信して
しまったのですよね(汗。

その意味でも、改めて思います。

人間の能力ってホントすごいのです。

文章を書く力。
クリエイションする力。

まだまだAIを超えるよな〜って確信しました。


本を書くのに、出版企画書作るのに、面倒だから文章生成AIを使えばいいやって思っている人いるかもしれませんけど、、


結局は「ありきたりの文章表現」になり


「その人の”色”が言葉や文章から全く出ない」


つまり


「オリジナリティの屹立」


にかなり欠けます。



これでは、商品価値の高い商業本は作れませんし、別に本を書かなくったていい。


ただ、文章生成AIは、


「書くきっかけ」
「良い文章を作るきっかけ」
「自分の持ち味を文章として引き出すきっかけ」


を与えてはくれるので、その流れで活用するのは良いことではないかな、
って思います。
依存は禁物かと。



でもやっぱり出版世界は


「クリエイティブ」


な世界になるので、文章生成AIに全面に頼り切ることは、まだまだ不可能ですね。

やっても何も「面白くない」。


著者がやっちゃいけないのは、「誰かと似たり寄ったりの、面白くない本(コンテンツ)を世の中に出してしまう」ことだと私は思います。



その意味で、人間の脳みそはやっぱりAIより何十倍も優れています。



「あるようでないもの」

 

を生み出す才能というかセンサーは、結局人間の方が一回りも二回りも上ですし、


とにかく「個性」「違い」を生み出せて、イノベーションを確立させることに人間は長けている。

イノベーティブな能力は、今のAIにはないですよ。
やっぱり人間の脳の方が、何倍も優れている。


その意味でも「ヒト」は


「存在するだけで価値がある」


と言えるんだよなあ、、ってマジ思います。

 
実際、小説などの「文芸」世界はAIとかが入り込めない領域です。


人間が生み出すから、価値がある。

 
源氏物語はAIでは生み出せない。
遠く1000年前でも、紫式部という人間が生み出したからこそ、今なお世界中の人々を魅了するドラマ。


人間の才能は「神からのギフト」と言われたりするけど、、
あれ本当です。

出版は「クリエイション」と「イノベーティブ」の世界です。
諦めて、そこにフォーカスしなおしましょう。


「灰色の脳細胞」をフル回転させて、行動して経験して脳活していきましょう。


そのほうが、商業本として価値のある商品を生み出しやすいし、ビジネスにもお金にも直結しやすいですよ。
 
 
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