【商業出版する方法#13】〜超過酷!?職業作家の1日ルーティン。某書店チェーンのyoutube大人気!
すごいyoutubeチャンネルを見つけてしまった。
それが「有隣堂しか知らない世界」。
https://www.youtube.com/channel/UCmKlo3BXt60nzgk2r_JgvwQ
(そうそうたるアップロード数!!)
「有隣堂」って知ってますかね?
もちろん「出版業界の人たち」「出版社の営業部や編集者」なら「あー!あそこですね!」って二つ返事で、あるいは通りすぎても絶対的に”二度見する”本屋さんのはず。
有隣堂での本の売れ行き状況で、売れている本として捉えるか、あるいは重版やるかどうか・・・を判断したりするくらいだし、とにかく版元の営業部の人たちが紀伊國屋書店や丸善などの大手以上に一目おいているのがこの「有隣堂」チェーンです。
その書店が本格的にyoutubeをやっていて、びっくりした!!
かつ10万人もフォロワーがついているのもびっくらこいた!!
どうやら「文房具」のジャンルコンテンツを中心に、登録者数を伸ばしてきたぽいですけど、そのジャンル以上に最近見られているのが、、
「職業作家の1日ルーティーン」
この動画が33万回以上も視聴されている!
登場するのは、映画化もされた『護られなかった者たちへ』や、有名作『ヒポクラテスの誓い』などヒット作を次々生み出す”中山七里”先生。
この方の仕事の様子を、完全密着した動画なんだけど・・
やっぱ文芸の「職業作家」「売れっ子作家」ってすごいよなあ・・って思わされる話題がてんこもり。
・食事するより本読んだり原稿向かいあってたりする方が好き
(ご飯食べずに執筆・仕事を延々やりまくる)
・2〜3時間くらい寝たら十分
・1日25枚書かないと連載に穴があくので、それは落とせない
などなど、、売れっ子小説家の「書く」「表現する」「発信する」「締切に間に合わせる!」へのあくなき情熱が垣間見られて面白い。
もちろんこれは「一例」なんでしょうけどね。
流石に365日これだと、体調不良を起こすでしょうが。にしても、文芸の作家はこうやっていい感じに身削ってるのですよね〜。
でもそれが「苦しみ」でも「頑張る!」でも「大変な努力!」でもなく
「快楽」
になっちゃってるから(笑、歴史に名が残る作品ができあがっちゃうんだろうな〜ってしみじみ思うのです。
(なかなか先生が食事をしないので、それに言及している有隣堂チャンネルの名キャラクター、ブッコロー)
ビジネス書や実用書の著者は、こういったのとは違うかもしれない。でも、本の制作渦中は完全にこの状態に近い形に追い込まれはしますけどね。
(実際著者さんらが「本は大変だー!」って聞いてるので;笑)
かつまた別のところで、大量行動が必要にはなってくる(本業のビジネスとか、販促関連とかの準備においてね)。
とはいえ”物書きでご飯食べていく”、ってことを”本気で”やっている人はこんな感じですよ。
泥臭いんだよね〜。
だからこそ、「宝石」となる。
そして何よりも、作家の先生が「苦じゃないもん」って言い切っているのも素敵。これが、物書きで食べていく、ってことですよー。
だから本を出せたり書けたりする人って、そもそも「文章を書いたり」「発信したり」が苦でないんです。息するように当たり前。24時間そればっか考えても、飽きがこない。。
こういう方が、著者として本を出せるし、著者としても継続できて長続きもしていけるんだと思います。
「お金」や「儲け」だけが先に来る人ほど、本も出せないし、出してもなんかしょぼい本になってたり、今ひとつ売れないし、、みたいな事につながるのではないでしょうかね。
文章に本当に真摯に向き合ってる!?
表現にこだわってる?一つ一つの言葉の語彙の力はアップデートしていますか?
職業作家も完全「起業家」です。
だから、めちゃくちゃ努力はしているよ。
でもその努力は当の本人は「楽しくてしょうがない」「書かないとイラつくわー」レベルなので、汗水たらして、とか苦労と根性!!ってな話には紐つかないのがデフォではありますけどね。
人にとっては大変!な世界。
でも本人にとっては「素晴らしきかな、人生!」って世界。
これが作家の世界だと実感しますね。
姉妹版みたいな形で、このミステリーがすごい!大賞を獲った新人作家のエピソードも面白いです。
https://youtu.be/r0e218zXqWY
出版に興味ある人はぜひ見てみてくださいね。
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