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mio
2021年9月28日 22:10
すっかり日も落ちて暗くなった夜道を1人、チョコレート片手に歩く。生暖かい風に吹かれ少し柔らかいチョコを頬張る。見上げると秋の夜空に輝く星。今日は晴れてたからよく見える。足元に気をつけていないと時々躓きそうになる。危ない、危ない。四方八方から鈴虫やキリギリス、秋の虫の音が聞こえてくる。あれ、ついこの前まで蝉が鳴いてたのに。季節はあっという間に秋。今月は少し忙しかったから
2021年6月30日 20:30
雨上がり。さっきまで降っていた雨が嘘みたいな綺麗な夕焼け空。ピンクとも紫とも言えない色の雲と空。そして虹。青空で見る虹よりも綺麗で、神秘的だと思った。もわっとした生暖かい空気と夕暮れの冷たい空気が6:4くらいの割合で混ざり合って私の身体に纏わりつく。息を吸い込めばまだ残る雨の匂いと生き生きとした緑の匂いを感じる。どれだけたくさん息を吸っても吸
2021年5月17日 20:00
1.「空」私が独りになったあの日はうざいくらいに空が青かった。私があなたと出逢ったあの日は土砂降りの雨だった。そんな日に出逢ったあなたとは半年も続かなかった。すごく、すごく大好きだったのに。そしてまた独りになったその日はうざいくらいの青空だった。…まるであの人と別れて正解だと言っているように。2.「言葉の強さ」言葉は強くて脆い。たとえどれだけ
2021年5月4日 20:20
私の真上に広がっている空はまだ真っ黒に塗られる前の少し灰色が混ざった水色。そこに浮かぶ立体感のない月。まるでシールみたい。小学生の時に、漢字ドリルや計算ドリルに頑張った証として貼られる金色のシール。あれに似てる。周りの雲は三次元なのに浮かぶ月は二次元。無駄にキラキラしてて場違い感が否めない。何をそんなに目立とうとしてるのさ。何もしなくたって夜空の主役は月なのに。
2021年2月7日 18:09
1.冬になると、嫌でも貴方を思い出す。あの日の想いも、景色も、匂いも全部が鮮明に浮かび上がる。二人のカケラを落としてきたこの街の時間は私を置き去りにして、ちゃんと進んでいる。あの時見えた貴方の嘘は今も胸に残ったまま。「本当に…どこまでも最低な男。」あの時の笑顔の意味が、ようやくわかった気がした。2.才能に努力では追いつけない。一体誰がこのことに気づい