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「お手伝いから始まった」料理が好きな気持ちをとにかく書きたい。

プライベートで交流のある人は「料理好きなんだな」というのは、わずかながらでも、感じていると思う。
それなりに知っている人は「オタクなの?」と思うほどだろう。

それくらいに、私は料理が好き。食事が好き。

専門家でもない、仕事でもない。趣味であり生活の一部。
料理をしているとき、美味しいものが出来たとき・・・。
「美味しい」って言ってもらえたときの嬉しさや楽しさは、それ以外のなによりも今のところ勝っている。
たぶん1年のうちの何割かが料理している時間だろう。

ここまでで「オタク感・自己満足感」が否めないので、興味を持っていただいた方だけ続きをどうぞ・・・。(笑)

記憶にあるのは家庭科の授業か、母の手伝い

私は料理を専門的に学んだことは一度もない。
物心ついたい頃には、キッチンにいることに抵抗のない性格だったはず。

確か、小学校で家庭科の授業か、母の手伝いかで料理を知った。
その後は生活の中に、お手伝いが普通にあった。
というよりかは、夕飯を手伝えばお小遣いがもらえた。(笑)
高校生の頃は、学校→買い物→作り置き→バイトがルーティーンで、それも強いられたわけじゃない。

母は揚げ物も煮物も、お菓子もパンも一緒に作ってくれた。
当時はお小遣いが目的で良かったし、休みの日に時間をかけて何かを作るのも楽しかった思い出がある。

レパートリーが増えたのは一人暮らしとバイト生活

一人暮らしで低収入。
節約するしかなかったのだけど、美味しい家庭料理を食べて育った私には、もやし生活は向いていなかった。

もやしは当然レギュラーだったし、鶏胸肉、細切れ肉、豆腐、旬の野菜・・・とにかく安いものがメインの食生活。
それでも美味しいものが食べたいから、レパートリーを増やした。
無難な調味料で、工程と工夫さえ守れば美味しいものはいくらでも作れた。

だから、外食するなら美味しいもの作っちゃえばいい。と、料理のレパートリーがぐんと増えたのかもしれない。

大好きなイタリア料理レストランをはじめとする飲食店でのアルバイトも、大きく影響した。
「どうせ働くのなら、料理にこだわったお店がいい!」
そうしてお世話になった場所で調理を少し教わったのも、料理をレベルアップさせるきっかけだった。(ホールスタッフだったけれど)

「食事」がとても好き

家庭の味だったり、思い出の味だったり、好みの味を探しに行ってもいい。「美味しい」って一人で感じるのも、人と共有している時間もとても好き。
高級品じゃなくてもいいけれど、たまにはそういうものが食べたい。(笑)

食事に対する優先度がとっても高いのだろう。
最期は絶対「食事」がしたい。
最期の一口まで美味しいって頬張れるように、健康に生きていようって思うほどに。

納得したものが食べたい

コンビニやファストフードで適当に済ますのは10代で終わった。
あとは、旅先で選択肢がないとき程度かな。

単に、買い食いよりは自分で用意したもののほうが納得できる。
自分の好きな味を学んでしまったから仕方がない。
「美味しい」のレベルを競っているわけじゃないので、悪しからず。

イタリア生活での解放

特に得意なのがイタリア料理。
アルバイトの影響が大いにあるし、イタリア生活も重なって好きなことが爆発した。

野菜、果物をたっぷり使った、色とりどりな料理が好き。
シンプルな調味料と、野菜の甘みで作るもの。ハーブやチーズ、スパイスの香りが好き。
そんな気持ちがイタリア生活で爆発した。
現地で好きなものを作り続けていたら、勝手にレシピが頭にストックされたんだと思う。

料理を振る舞う=自己承認欲求だと思う

隠しきれないので自白する。

人に振る舞うときには、それなりの覚悟と愛情を持って作っている。
自分で自分のハードルを上げすぎるときだってある。

それでも100%、人の口に合うのかどうかは私にはわからない。
「美味しい」って聞くと安心する。
「美味しい」って言ってくれている顔がとても好き。

というわけで、良かれと思って振る舞いがちだけど、結局は自己承認欲求なのかも。
自己満足の料理が相手の口に合わないこともあるけれど、当然なのだから仕方がない。

まぁ、料理を振る舞っているときの顔がいいね。と親に言われるほどだから、相当ナルシストなのだろう。(笑)

唯一、得意なこと

自己紹介に「趣味」の欄があれば、すぐに料理を書いてきた。
ここ1-2年でやっと「特技」に書くようになった。
プロから見たら、特技と言えるのか疑問だけど。(笑)

基本は、出来ないことがとてつもなく多い。
なにも上手く出来ないけれど、料理でなら、好きだし得意って言えるのかもしれない。

料理はきれいに片付けるまでが料理

作るのは好きだけど洗い物が・・・買い物が・・・・
そういう苦はほとんどない。
大雨の日に、買い物へ行くのが億劫になることはある。

作って食べるだけなら、大体の人ができる。
工程の中に片付けを入れ込むのが、自分の中では料理の一つだと思っている。
趣味だけど。

料理は気分転換で、生きがいで、趣味。

料理が仕事になることは、ほぼほぼないと考えている。
同じ分量、同じレシピで作ったことはないし、それはお菓子作り以外ではやりたくないから。

初めて作るものや、繊細な料理だったら「この程度」というのは確認する。
だけど作り慣れたものでレシピをメモしたことがない。

食べたいときに納得したものを食べたい。それが私にとって料理の楽しみなんだと思う。
だから、報酬のために作ることはできないのかもしれない。
今は飲食店のお客様で居続けたい。

もしそんな趣味が、誰かに必要とされるほどになれば奇跡なんだろう。(笑)
制限もなく、生活の一部として好きなのかもしれないなぁ。



つらつら語ってみたけれど、ただの頑固な食いしん坊なだけでオチはない。(笑)

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