デザインとアート、そしてアーティスト④完
デザインとアート、その思考を詠み解き
ー迷える子羊ーこと私が思うアーティスト像の真髄に迫る4回目で完結編です。
同タイトル①は↓コチラ↓
https://note.com/rihito_2020/n/n84be05e252d4
ーコンセプトがアートを強くするー
コンセプトという芯が通る事でアートとしての輪郭もハッキリしてくる
それを貫く事で、より強い光が溢れだし放たれる
逆に言うとコンセプトが無かったり、弱いとボンヤリしてくる
個人的に思うには、好きでやっているだけならプレイヤーだと思うけど、そのプレイヤーも楽しんで行う事で、鑑賞者を惹き付ける事は可能である
好きで楽しむ事は悪くない。何事も続ける事で道が拓けてくるのは確かである
そしてその先、生業としてのプロフェッショナルの表現者の道を歩む意味でのーアーティストーという表現者を深掘りしていきます。
アート/芸術とは、鑑賞者が居てこその事であり、誰にも知られないなら1人遊戯。
なので鑑賞者あってこそである事を踏まえ、そこへのアプローチをする上でコンセプトはあった方が良いと思える。
何かを表現する時に、何となくタイトルを決めるとか、こんな感じでやってこう!とか何気なく趣向を決めてく事はありますよね?
それをアップデートし、何となくでなく、コンセプトに落とし込み実行する
そうする事で闇雲に表現を行うよりも、より高い表現、そして鑑賞者との意識的なシンクロも見えてくる。
都度のコンセプトは表現を豊かにしますが、より大切なのはアーティストとしてのコンセプト
自分と向き合い、自分自身が何故その表現方法を選んだのか?その表現を用いて何を伝えたいのか?それに対して使命感を持って挑めるのか?
そのー志しーとも言える伝えたい何かを明確にする事でアプローチや方向性も決まり、結果として表現者としても長く続けられる
ただ確実に思う事は、そのー志しーを持ってる事が強いアーティスト/表現者への近道になると感じている。
さて本来の趣旨ー迷える子羊ーである自分自身をも救うべくの話を進めていきます。
本来コンセプトや志しは自分の汗や血の様に滲み出る様なモノ/コト、それをボンヤリでなくハッキリとさせる事が、より高い表現になると考えている。
※コンセプトを考える際には自分自身に寄り添う意味でも応用芸術であるデザインの力を借りてみるのはやり易いと感じます。同タイトル①でも紹介したデザイン思考の点と点を繋いで線になる様な手法など、コンセプト制作に向いていると思えたりするので参考にして貰えたらと思います※
ーコンセプトがアートを強くするーと先述している通り、アーティストにとってコンセプトという軸は大切である。
では、そのコンセプトの中身について少し触れてみます。
プレイヤーとしてー楽しんでープレイするだけでも鑑賞者/お客さんに、その楽しみは伝わり感化する。それはー楽ーというのを伝えてる事でもある
但し、より魅力的にするにはライフスタイルに寄り添い、常にインスピレーションを与え続ける事が重要で、そのインスピレーションは時代に埋もれない様な確かな普遍性をまとう事で、より確かなモノになる。
例えると…コトバを扱っている音楽(音楽×文学)いわゆる歌モノの世界を観てると、長く売れている人の多くが流行りのコトバを使わず、世代や時代が変わっても伝わるコトバ選びをしている。それと同じ様にトレンドにとらわれずに制作していくのは重要であると思える。
再び例えになるが…木に例えると、コンセプトという根幹がシッカリする事で良い枝葉、そして花が咲き、良い果実がなる。
そのー志しーや使命感が強い程、大きな木になる
以前にもデザインとアートで同じ様な表現をしましたが…
ーデザインー 寄り添う事で役に立つ
ーアートー 生きざまであり心を打つ
心を打つとはインスピレーションであり、そのインスピレーションの真髄に迫りつつ終わりにします。
アーティストとして多くの心を打つ
そのインスピレーションを与え続ける為には、自分自身に問いかけ、多くのアプローチを駆使し、オーディエンスを鑑賞者/ファンへと引き上げていく
その為にはアーティストとして頭に描いたー未来図ーというアート、そのー未来図ーというアートを自分なりに確かなモノにする事で、より強いアーティストになれる
そのアートを自分の頭の中だけでなく、多くの人々の意識に触れさせインスピレーションを与え続ける。それがアートでありアーティストである。
アーティストは心を打ち、多くの感動をもたらす
デザインとアート、そしてアーティスト
終わり
全4回に及ぶー迷える子羊ーの表現者/アーティストに対しての気持ちを言語化してみました。ラフな部分もありますが、多くの表現者の方々が活動もままならない中、少しでも前向きな気持ちになって貰えたら幸いです。
今は大変な世の中ですが、アートが心を育み、生きるではなく活きるチカラになると信じてます。
ここまで読んで頂き感謝です☆
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