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コラム:「先延ばし癖」その理由と対処法についての考察。

凸凹経験からのお役立ち記事を書いていますReaching Out♡の理詠です。


今日は、
「先延ばし」について。

とかく先延ばし癖のある私。

大分以前よりは動けるようになりましたが、
以前は多分、普通の人の3倍は時間が必要でした。

通常1年で済む所、3年、
3年で済む所9年…

そんな人生でした。


その先延ばし傾向がどこから来ているのかを探ります。

何故先延ばし、後回しにしてしまうのか?

「面倒くさいから」である事はわかっていますが、
更にその奥に迫ってみます。

何故「面倒くさい」と感じるのか?

私の場合、それは
「スムーズさが約束されていない時」
のように思います。

「ああやって、それからこうやって..」という予測を立てようとした時に

何か引っ掛かりがあったり、

障害があったり(物理的な障害物も)

行先が定まっていなかったり、

とにかく、
「それ」をやるにあたって

スッと行える気がしない時、

「面倒くさいな」「やるのが億劫だ」
と感じるようです。

であるなら、

面倒くささを解消するには、

その「スムーズさ」を助けてやればよさそうです。


以前読んだ、脳神経外科医である築山節先生の本で、

「その先」をちょっとだけやっておく、
というのがあった事を今書きながら思い出しました。

その方法を自分の体験と共に書いてみます。


まず、
面倒くさい!と思う事が目の前に立ちはだかったら、
そのやるべき事を極力、最小限の単位まで細切れに小さくします。

例えば
・パソコンのスイッチを入れる(開く)、
・アプリケーションを立ち上げる、
・ノートを開く、
・ノートに日付を書く、

みたいな感じです。

それでも難しい時は、
「パソコンの前に座る」
だけでもいいのだそう。

とにかく、作業の工程をできる限り細切れにし、
「それならクリア出来る!」
という所までハードルを下げに下げます。

私の場合それすらも難しい時があるので、そんな時は「ある事」を取り入れています。
それはおまけで後で書きます。

やってみると
「何でもっと早くやらなかったんだろう?」
みたいな事なのですが、

そういう
「これなら難なく出来るぞ」という体験を何度かすると、その工程はクリアとなり、
パソコンの前に座る、という事が比較的難なく出来る様になっていく…
という、ここまでは習慣づけのプロセスです。


そうして一歩踏み出しに成功し、
まんまと作業に集中できたら、

その作業を終える時、または一休みする前に、

次にやるところを少しだけ見ておきます。


これが思わぬ作用を発揮します。


チラッと見るだけでもいいし、
「あぁ、次はこれね」
という心づもり「脳のスペースの予約」みたいな事をしておくと、
次に行動を起こす時に、脳が迷わなくなるのです。


この、ほんのわずかに思える「脳の迷い」が、
「面倒くさい」と思う事に結構関係しているのです。

つまり私の嫌いな「スムーズじゃない」事に繋がっていくのです。


何でもそうですが、

旅でもイベントでも、ちょっとスーパー銭湯行くとかの時も、
「準備」がしてあったり、行き慣れていると比較的スッと動けるものです。


場所や時間帯の「予約」が必要な場合(美容院とかパーソナルジムとか、歯医者とか?)
その予約が「その時間までに〇〇へ行かなきゃ」という制限を設けてくれるので、
脳が迷う事がなくなります。


それと同じです。


出来ればデスクを立つ時、
「その次の一手」をメモしてから席を立つとより休憩後の脳が迷わなくてオススメです。
日を跨ぐ時などはメモは必須!と思ってます。


書き残す事によって忘れてしまっても良くなるので、
他のことをしてる間、休んでいる間、
脳のメモリを食わずに済みますので、脳疲労を防ぎ脳に余裕が出来てリラックスにも繋がります。

(パソコンのCPUと同じ!)


仕事を離れる時、
次に何をするべきか脳に”予約”を入れ、
スッと作業に戻りやすくしておく。

このサイクルを習慣にするとよい、

という訳です。

次も「スムーズに取り掛かれそう!」と思える、
その繰り返しにより、
だんだん身体も言うことを事を聞いてくれるようになります。


なんなら、
苦手で先延ばしにしがちだった事を「やりたくなって」きたりします笑


「大丈夫だよ、出来るよ」と身体が認識するまでには少し時間がかかるので、


その為の”体力”をつけるためにも、
極限まで低くしたハードルをいくつも超える事で得た確かな成功体験によって”自信”をつけていく、

これが大切です。
ちょっと筋トレに似てますね。


「出来た!」
「これもクリアできた!!」

という喜びは確実に雪だるま式に大きな”筋肉”になって行きます。(「雪だるま式」ってネガティヴワード??)



さて最後に、前述で触れた
「どうしようもない時」に私が取り入れている事について書いておきます。

私が取り入れている方法は「香りによるスイッチ」です。

毎回、同じ香りを同じ作業の前に嗅ぎます。

「毎回同じ香り」と言うのがポイントで、
その香りを嗅ぐと条件反射が働く様になります。

これはADHDやADDの研究が進んでいる欧米で学校の授業中の児童の集中の為にも取り入れられている手法です。

例えば「数学の授業の香り」
「英語の授業の香り」など、
香りを分けて、

その香りを嗅ぐと「その勉強のモードに入れる」と言うもの。

どんな香りを選ぶかについては、
とりあえずは好きな香りで良いのですが、
出来れば集中や脳への学習定着を促す香りが良いとされています。

集中と学びの定着に良いとされている精油達。
ローレル、ベルガモット、グリーンマンダリン、グレープフルーツ、サイプレス。
他にもありますが、
この辺りが手頃なお値段で手に入りやすいです。


香りは本能的な脳にダイレクトに届くので、
中々思い通りにならないバタバタした脳のモードをスッと変えてくれるので本当に助かっています。

私はピアノの練習にはローレル、
パソコンに向かう時はベルガモットをベースにしたブレンドの香りを香らせています。

精油は純度の低いものや人工香りも多く出回ってますので、
しっかりした品質のものを選ぶ事が大切なので、いくつか品質のしっかりした安定した供給のある精油ブランドをご紹介します。

プラナロム
フロリハナ

Amazonなどで買える手軽な値段のものをまずは試して見て下さい。

より生活をスムーズに生きやすくする為に、
香りの力を是非取り入れてみて下さいね。


※精油は、そのままでは非常にエキスが濃い為、
原液を肌に塗る、口に入れるなどは絶対避けて下さい。
瓶から直接香りを嗅ぐのは問題ありません。

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