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五感で楽しむ


アーユルヴェーダにおける健康
とは肉体的健康に
加えて、心、五感、魂が満たされていること

定義されています。


人間は体から魂まで5つの鞘(さや)でできて
いる
という考え方もあります。

肉体は1番外側にあり、内側に進むにしたがって、気や心、理性や魂が存在すると考えるのです。
これをパンチャ(5つの)コーシャ(鞘 さや)
と呼びます。
五鞘は体の内部の環境で、私たちの外にある環境と五鞘を繋ぐものが五感です。
やさしく分かるアーユルヴェーダの教科書  
西川眞知子 著


つまり五感を使うことで私たちの身体の内側にある氣や心、理性や魂に働きかけることができるということになります。


では、五感とは具体的に何を指すのでしょうか。
Wikipediaにはこのように記述されていました。

五感(ごかん)とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来の分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。
この伝統的な分類を前提として、人間の感覚全体を指すために「五感」という表現が用いられる場合もある(「五感を鋭くする」など)。
出典:wikipedia

実は私は今年の5月のゴールデンウィークに宮城の実家に帰って息子に田植えを経験させてあげたいと思っていました。


自然に触れ合うことで視覚、聴覚、触覚、嗅覚に良い刺激になるだろうなと考えたからです。


実家の周辺では田植えの時期になると作業の合間に田んぼの脇でおにぎりを食べてお茶を飲む習慣があります。


よく考えてみればこれは味覚も同時に刺激する
ことになりますよね。


田植えはまさに視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感をフルに刺激する作業だったのですね。


私にとっては当たり前すぎて今までそのことに氣が付きませんでした。


今日はとても天気が良かったので息子と一緒に近所の公園に遊びに行ってきました。


そして嬉しいことに息子がたまたま見つけたタンポポの花を摘んでプレゼントをしてくれました!


私たちはきっと何処にいても空は同じ色に見え、同じように空気も私たちの肌を刺激しているはずです。


いつもは聞こえない小鳥のさえずりだって耳を澄ませば聞こえてくるはずです。


普段の私たちは五感で楽しむことを忘れているだけで、身近な自然に触れ合うことで、その感覚はすぐに取り戻すことができるものなのでしょう。



今日あなたが見た空の色は何色でしたか?



私たちの内側にあるものに働きかけることはあなたが思うよりずっと簡単な事なのかもしれません🌝

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