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♯1 クラスをスムーズにまとめることが全てなのか。
クラスをまとめることは難しい。
というのも、全体に指示を出して従わせる、という考え方自体が、私の中で好きではないから。
恐怖によって、従わせるのは嫌だ。
ご褒美で吊るのも嫌だ。
これはしたくない、という保育はあるのだけれども、その思いにしがみついている間に、クラスがどんどん崩壊していくこともある。
恐怖や、ご褒美をちらつかせて言うことを聞かせる、それ以外の方法は何かないだろうか。
それを叶
【大人と、子どもの違い】について考えていたら見えてきたこと。
◇大人と子どもの違い。
それぞれの考えと、それぞれの答えがあると思う。
私なりの答えは、こんな感じ。
【大人】=【心に、子ども状態の自分を包括していること】
【子ども】=【心に、一人の自分が確かにいること】
子どもは、時を経て大人になる。
結局の所、子どもがいずれ到達するのが、大人だ。
子どもだったその人も、大人になったその人も、
どちらも同じ、その人。
どんなに体が大きくなった
その“よくある話”は、私にとっての第一歩。
◇苦痛のバトンを折ってしまいたい
父と話したことをメモに残しておく。
それは、よくある話。
だけど私にとっては、勇気ある第一歩。
私は知った。
父からバトンを渡され、気付かずにそれを受け取っていたことを。
繰り返す苦痛、その連鎖、その輪の中に、
いつしか私は入ってしまっていた。
だから、怖いのだろう。
いつか子どもを授かって、
自分が《母》と呼ばれる存在になる日がきたとして、
出会っ
保育士になってから見る世界は、時に痛くて、時に苦しい。
◇保育士になってから考えること
保育士4年目の私は、一緒に過ごす子ども達と関わりながら、
よく考えることがある。
それは・・・
『子ども時代の私は、一体どんな人間だったのだろうか』
ということ。
私はどうしてか、
物心ついた頃から、この世を悲観していることが多かった。
何でこんなに辛いんだろう・・・。
悲しいんだろう・・・。
どうしたら、自分のままで愛されるのだろう・・・って。
失ってきた私が、失う前のあなた達に思うこと。
◇保育士としての日々私は今、保育士として、2歳児の子ども達との日々を過ごしている。
18人の、小さな子ども達。
どの子も思いがあり、個性があり、好きなことがある。
あれがしたい、
これをしたい。
そうして、日々を、生きている。
その18人の子ども達は、
起きている時間の大半を、私と過ごしてくれている。
平日に至っては、大好きなお母さんやお父さんよりも、
ずっと、時間を共にしている
ロボットになりたかった私が、保育士になった理由。
ロボットのように、感情もなく淡々と過ごすことが出来たなら。
そんな風に思って生きていたことがあります。
子ども時代、《悲しみ》《葛藤》《苛立ち》に押し潰されそうになり、
感情を放棄しようと望んでいた私が、
大人になってから選んだ仕事は【保育士】でした。
私が保育士になった理由の大部分を占めるのは、
《ロボットになりたかった子ども時代》の経験によるものでした。
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◇ロボット