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「冬休み、思いっきりだらだらしてね」の真意は?

いよいよ冬休みですね。

冬休み前には、宿題や冬休みの生活について指導する時間があります。

宿題の中に、冬休みの生活表がある学校もあり、早寝・早起き・朝ごはんなんて言葉が並んでいるかもしれません。

先生方は、どんなふうに話をされていますか?

わたしの場合は、初めにこんな話から切り出します。

みんな!いよいよ冬休み。楽しみですね。

何が楽しみですか?

うんうん。なるほど。クリスマス、大晦日、年越しそば、お正月、お節料理、初詣・・・。短い冬休み、楽しいことがいっぱいですね。

思いっきりだらだらして、楽しんでくださいね!

???先生、本当にだらだらしていいの?

いいよ!思いっきりだらだらして楽しんでね!

やった~。

冬休みは、いろんなイベントがあって、もしかしたら、夜更かししたり、寝坊したりすることもあるかもしれません。どうぞ思いっきりしてください。ただし、おうちの人と一緒にね。

おうちの人も、12月28日には年内最後のお仕事になります。これを仕事納めといいます。

年末年始は、日ごろの疲れを癒すためにちょっと夜更かしして楽しんだり、寝坊したりします。そんな時、みんなだけ、規則正しい生活をする必要はありません。いっしょにのんびりしましょう。

た・だ・し、おうちの人も1月4日にはお仕事が始まるはずです。これを、仕事始めと言います。おうちの人も、仕事始めには生活のリズムを整えて仕事に向かいます。みんなも、一緒に生活のリズムを整えましょう。

みんなも家族とのだらだらタイムを精一杯楽しんで、始業式にはシャキッとして、また元気な顔を見せてくださいね~!

いつも「早寝・早起き・朝ごはん」「規則正しい生活を」と言われてきた子どもたちは、「思いっきりだらだらして楽しんでね!」という意表を突かれた言葉にびっくりします。

そうやって、「家族と一緒にだらだらしてもよい」という話をした後だと、後半のリズムを整えるという言葉がよく伝わるようになります。

よかったら試してみてくださいね。

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