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リチカでのストラテジストの価値を再認識できた現在とこれから。

リチカでストラテジックプランナーを務めている堀川達也です。
戦略・制作・運用まで、デジタル施策を一気通貫で支援するプロフェッショナルサービス「リチカ クリエイティブファーム」において、多くの企業様のマーケティング課題解決に広く携わらせて頂いております。私は特にマーケティング戦略構築のパートを担当をすることが多く、私の経験を元にリチカのストラテジストとしての役割についてご紹介したいと思います。

勝手にストプラ宣言


前段で当然かのように肩書きを申しておりますが、実はストラテジックプランナーの肩書きを名乗ったのはリチカが初めてでした。私が所属するブランドコンサルティング部のメンバーは、コピーやアート、PRプランニングなど様々なスキルを有したクリエイティブディレクターがおります。それぞれの強みを活かして、クライアントへの提案をチームで行っています。そのため私も、得意な部分を尖らせた役割を担いたいという思いと、自分が戦略部分に特化して機能することでチームとしての価値を高めたいという思いで、今の肩書きを名乗りはじめました。全体最適の観点だけでなく、戦略スキルを磨くことは私個人のwillでもあったので、その意思を尊重してくれたチームや会社にとても感謝しています。

課題解決のための設計図
ストプラとしての業務は初めてでしたが、私にはいささかの自信がありました。なぜなら事業会社でマーケティングコミュニケーションの経験を積んできて、企業側で最終的に何を基に施策実行の可否を判断するかが分かっていたからです。それが“マーケティングの設計図”、つまり戦略設計です。私たちリチカは“Switch to The RICH”というミッションを掲げていて、あらゆるコミュニケーションをクリエイティブで豊かに導くために存在しております。そしてクリエイティブとは、課題を解決できる策と定義しました。これを実現するために、企業のあらゆる課題に対して、最適なクリエイティブを導き出すための設計図を描くこと。それがストプラとしての私の役割です。この設計図があらゆるプロジェクトで課題発見の根拠となり、施策を導く指針となり、チームをまとめる絆となってくる重要な役目を果たすのです。

戦略の中に企業の魂を込める
ここではテレビ東京コミュニケーションズ様からお声がけいただいた「テレ東BIZ」の例を紹介させていただきます。当初のお題はデジタル広告で成果を出せる広告コピー&デザインの発見でしたが、ヒアリングをしていく中でサービスを中長期的にグロースさせていくために生活者ニーズとサービスの価値を繋ぐメッセージ開発が必要だと提案させて頂きました。最初の提案時に私の方で環境分析からポジショニングまでの戦略を作成して提示していたのですが、メッセージ開発においてはこのプロジェクトに関わるすべての皆さまと魂を込めて作っていきました。なぜなら、企業が誰よりもその事業やサービスに精通しているからです。また、生活者とも一番繋がりも持っているので、その思いや資産を大切に、提案よりも対話に重きをおき、クライアントと一緒に当サービスが生活者と目指す世界を仕上げることが重要だと考えるからです。先方にご協力いただきマーケチーム・制作チーム・ビジネスチームなど横断でワークショップを行わせていただくことにしました。


ワークショップでは「テレ東BIZ」の現在地点の分析と今後の在り方を全員で議論し、「テレ東BIZ」がどういうサービスに成長していけばさらに利用してもらえるかを生活者視点で深堀りしました。そして、市場分析からサービスの価値の発掘、ペルソナ設計まで行い、ブランドの礎となる「ブランドアイデンティティプリズム」を作成。サービスと生活者との理想の関わり方をまとめることで、ブランドの在りたい姿と現在の課題とのギャップを発見し、メッセージ開発へと落とし込んでいきました。そうした過程でサービスに関わるあらゆる人の声がどんどんと提供価値を形作っていくことで、魂のこもった戦略へと繋がり、目指す未来に向けて全員が一致団結していけることになります。 

現在はサービスの提供価値と生活者のニーズが交わる部分を探るために、デジタル広告でメッセージを検証する取り組みをはじめました。各メディアでの配信結果や反応を分析しつつ、より生活者のニーズを捉えたメッセージに磨きをかけて、引き続き「テレ東BIZ」の提供価値を最大化できるクリエイティブ制作をサポートし続けて参ります。

戦略からブランドコミュニケーションへ
「リチカ クリエイティブファーム」は、企業やサービスのブランディングをサポートする部隊。その支援方法は様々ですが、どんなサービスでも最終的にはブランドは人からの認知によって形成されるものということを心得ながら仕事をしております。それはなにも生活者側からのイメージだけではなく、サービスの提供側についてもブランドの体現者として行動を示していく必要があります。届ける側と生活者側の両方にとって同じイメージとして調和された太いブランドの核(ブランドコア)を作り、そのイメージが生活者側の体験として降りてくることでブランド体験として深く心に刻まれることでブランドが形成されていくのです。

ですからブランディングにおけるストプラの役目は、ブランドコアを創り、そして生活者の体験が心に刻まれるための最適なスタートとゴールを設定することで全員がゴールを信じて向かっていける道を描くことだと思います。もの凄く責任もあり、また最高に楽しいポジションでもあります。引き続きリチカのストラテジストとして自己成長しながら企業のマーケティングにおける課題解決に向けて伴走し続けて参ります。


【堀川 達也|ストラテジックプランナー/プロモーションプランナー】
CMプロダクションにてプロデューサー、ゲームアプリの事業会社にてクリエイティブディレクター、メガバンクにてFinTechアプリのプロモーションプランナーとしてキャリアを積んだ後、株式会社リチカに参画。マーケティングパートナーとして、ユーザーインサイト起点の
ストラテジックプランニングからクリエイティブ制作までプロデュース。

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