ようやく涼しくなった!2泊3日宮城&福島旅行記(1日目仙台と石巻)
博多→広島旅行をしてから早一か月、今度は10月の三連休を活用して宮城と福島旅行をしてきました!
前回はひとり旅でしたが今回は高校の同級生4人と一緒の5人旅です。
あーだこーだと、ひたすら道中騒がしい旅でいつもよりもずっと疲れましたがとても刺激的な3日間でした!
この記事は1日目に訪れた宮城県石巻と仙台の様子を写真と共に書き綴っていきたいと思います。
私の旅は車を運転することができないため公共交通機関を使っての旅が多いですが、今回は友人が車を運転できるという事でなんと埼玉県南部から宮城県石巻市まで車で移動です。移動時間にして約6時間。
電車やバスの移動も楽しいですけど車も良いですね。間違いなく座れるし、乗り換えもいらない(高速道路や一般道の分岐などはナビがあってもやはり緊張感がありますが)車内というプライベートの空間で話題と音楽を友人たちと共有できる特別なひと時を送ることが出来ました。
運転してくれた友人には本当に感謝です。
ありがとうございました!
出発は朝の6時集合、高速道路の東北道から都賀西方PAと那須高原SAで休憩を挟んだりしながら北上。
那須高原SAでアイスクリームを食べる、那須の爽やかで綺麗な空気の中で食べるすっきりとした甘さでホント最高です。朝9時に食べましたが、夜の1時だろうが早朝5時だろうがいつでも那須高原SAにきたら食べたくなるオールタイムベストな味でした。
埼玉県から出発して約6時間目的地である石巻市へ到着、目的地は石ノ森萬画館という仮面ライダーやサイボーグ009という語り継がれる名作を生み出した石ノ森章太郎先生の作品に関する展示物がある施設ですが、その前に石巻ブランドの海産物や農産物が売られ、2階で海鮮系や宮城名物グルメを楽しめるフードコートがある『元気市場』という施設でランチを食べる事にしました。
私が注文したのは新鮮で様々な種類の刺身がのっけられたフードコートの人気メニュー、元気丼です。
マグロにハマチ、エビにタコにホッキ貝など海鮮物界の人気素材が乗ったまるでベストアルバムのような丼ですごく美味しかったです。
そして、サイドメニューとして頼んだのは牡蠣を殻ごと1貝グラタンとして仕上げた牡蠣グラタン、これがめちゃくちゃ美味しかった。
海のミルクと言われる牡蠣と本物のミルクで作られたクリームソースの共演そしてチーズの濃厚な味わい。塩がついており、少しつけて食べるとぐっと海産としての旨味が引き立つのも魅力です。
牡蠣グラタンをスプーンで崩す時はケンタッキーのチキンクリームパイを崩す時くらいワクワクします。
ここに来た際はこの牡蠣グラタンは忘れずに注文しましょう。
フードコートにはテラス席がありそこから石ノ森萬画館のUFOのような特徴的な建造物も見られます。
お腹を満たしたところで本命である石ノ森萬画館へ、ちなみに私この場所に半年前にもきています。
前回は大学の友達と行って今回は高校の友達、私の周りには特撮ヲタしかいないみたいです。
ただ、前回ここに訪れてサイボーグ009のブースを見てからその作品に興味を持ち漫画を数巻読んでいたためサイボーグ009コーナーはより楽しめました。
友人にその魅力を伝えるべく頑張ります。
それと、入口には前回置いてなかった仮面ライダードライブで主人公泊進ノ介が乗っているトライドロンが展示されていました。
車のベースとなっているのはホンダNSXという正真正銘のスポーツカーのため今にも走り出しそうな迫力と重厚なボディをしています。
いよいよ入館、まず現在特別展として開催しているパンダコパンダ展のゾーンを見学、私はこの作品名前しか知らないのでまあまあスルーしていましたが撮影できるパンダがいたり、主人公達が暮らしている部屋を再現したコーナーがあったりとてもブースの美術道具が綺麗でした。
特別展を抜けるとサイボーグ009ブースがあります。
漫画を読んだこともあり、キャラクター達が前より輝いて見えます。
サイボーグにされた9人のヒーローがこのような像で待っていて私は1人1人の能力を説明したのですが皆はやく仮面ライダーコーナーに行きたいのかまあまあスルーされる。
そして仮面ライダーブースへ、ここは昭和ライダーから平成さらには令和ライダーの頭部パーツが年代ごとに飾られていて特撮ヲタクにとっては堪らない場所です。
その後には『キカイダー』『さるとびエッちゃん』『HOTEL』など石ノ森章太郎作品を語る上では欠かせない作品に関する展示があり、展示物のクオリタィはとても高いなと改めて感じました。
1つ雑談なんですがこの施設に石ノ森章太郎作品のキャラクターをイメージした食べ物や飲み物が楽しめるキャラクターカフェ『喫茶ブルーゾーン』があるんですけど、その中でもサイボーグ009に登場するサイボーグ006(張々湖)が中国人ということで炒飯が売られていて、それがめちゃくちゃ美味しそうなんです!
見た目は中華料理屋によくあるような五目炒飯ですがなんか惹かれる。
前回訪れた時から炒飯の存在とうまそさには気がついていたのですが、流石に海鮮丼を諦めて炒飯を食べる選択肢を選べなかった……
『喫茶ブルーゾーン』のページリンクを張りますので是非興味がある方は覗いてみてください、その他にもサイボーグ009の戦闘服をイメージしたミートソースなどセンスあるメニューも沢山です。
石巻で石ノ森章太郎さんの作品を触れることが出来るのは石ノ森萬画館だけでなく石巻駅から萬画館へ行く道にキャラクターの像が建てられていたり、町にあるお店にキャラクターのイラストが描かれていたりと町を歩くだけでも観光になって楽しいです。
私達も萬画館を出ると駅まで歩き、像を見つけると一緒に写真を撮影したりしました。
石巻観光を終えたところで宿泊地である仙台市に向かいます。
仙台市に構えるホテルにチェックインして急ぎ予約した居酒屋に向かいます。予約した居酒屋は仙台駅前にありホテルからはクリスロードという巨大なアーケードを抜けていくのですが、三連休初日の土曜日ということもあり大変賑やかです。
私は旅行に行ってその土地の夜の繁華街の雰囲気を感じるのが大好きでこのあと日本酒が待っていることもあり胸が高鳴っていました。
というか、旅行って1日目の夜が一番テンション上がりません?
上がります。
そんなこんなで本日予約した居酒屋に到着。
訪れたのは仙台駅前にある『牡鹿半島』さん。
まず驚いたのはお通しの豪華さです。
旅館とかでよくみる一人用の鍋が用意されています、そこにお通しである塩辛が置かれ、固形燃料でじりじりと熱されるとなんということでしょう、焼き塩辛になります。
生でも食べられる新鮮な塩辛のため、生~半生~焼きすべての状態のイカが楽しめる素晴らしいお通しでした。
まずはビールを1杯流し込んでウォーミングアップは完璧。
この後は楽しみにしていた宮城の日本酒と地元名物を堪能します。
それではメドレーの様にテンポよく紹介してまいりましょう。
まずはホタルイカの沖漬け、生きているホタルイカをそのまま醤油などで漬ける料理法で出される品はまさに新鮮の証、海に面している宮城ならではで臭みがあることを心配していましたがくさみはありません、つるんと醤油で漬け込まれたホタルイカが口に入る感覚は癖になります。
カキフライ、残念ながら撮影する前に手をつけられてしまったので写真はありませんでしたが、宮城のカキフライ1口食べればレベルが違うことが分かります、滅茶苦茶おいしい!
秒でなくなった。
金華サバ
半年前に仙台に訪れて食べた時、金華サバの脂のりの良さと美味しさに仰天していて、それが忘れられず今回も迷わず注文しましたが、やっぱり美味しい。あんまりいい例えではないですがファミチキくらいジューシーです。
しかし、脂がのっていても魚の脂なのでまったくしつこくない、ご飯の御供にもうってつけです。ってことで私はだいたいご飯の日本酒と共に堪能。
くじらの刺身
はじめて食べるくじらの刺身、馬刺しやマグロの赤身に近く、食べてみると食感は柔らかい馬刺しで味はマグロとカツオの中間の味。
生ショウガを少しつけて食べると生姜の風味と赤身の濃厚さが絶妙にマッチして美味しいです。
古川のなす焼き
なすの素材の味をそのまま活かす焼き料理、このお店は原始焼きという素材をそのまま火鉢で炙る料理が有名でカウンター席は板前さんが焼いている様子を直接見ることが出来ます。
しっかりと焼かれた皮にとろとろの実の部分、見事な焼き具合です。
笹かま
仙台名物笹かま、笹かまと想像すると串に刺された団子サイズのモノですがここのは特大ハンバーグサイズくらいあってボリュームに驚きます。
焼かれてパリパリになった皮にふわふわの魚の切り身の食感が楽しめて大満足の1品です。
最後はずんだ餅
デザートとしてずんだ餅を注文、もうお酒呑み過ぎて出来上がっているため写真を撮るのを普通に忘れました。
ずんだ餅大好き!仙台駅前で売られているずんだシェイクを毎回Lサイズで注文するくらい好き。
もうずんだ~ずんだ~とTHE BLUE HEARTSの名曲をアレンジしながら口ずさむくらい好き。
ずんだ餡が凄く冷えていて、口に入れるとつぶつぶの枝豆が口の中で広がりそれとお餅のもっちり感が最高です。
和菓子専門店にも負けないくらい、美味しいずんだ餅でした!
最高のシメです。
お邪魔した牡鹿半島さん、素材の味を活かした料理が多く、シンプルに味が良すぎる。
そして皆さんが想像している宮城料理がすべてあるんじゃないっかってくらいメニューが豊富です。
本当です、信じてください!
駅前には様々な居酒屋がありますが、迷ったらここでとおすすめしたいくらい観光気分が味わえるお店なので仙台に来た際には是非訪れて酔っぱらってください。
このお店を見つけて予約したとてもすごい人物は、なんとこの私!
その後、私は普段飲まない日本酒を調子に乗って呑み過ぎたことでこの後写真を一切取らずアーケードをご陽気で歩き、ホテルの大浴場で命の洗濯をして友人とホテルでジョンウィック2を観賞しながら就寝(笑)
なんという体たらく、まあ旅行なのでいいでしょう。
明日は仙台駅前の観光と、今日あえて食べなかった仙台名物グルメを堪能して福島の温泉旅館に泊まります。
今振り返ると煩悩が溢れ出ているにも程がある。ちなみに明日も煩悩が溢れ出ています。
是非2日目も読んでいただければと思います、以上。
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